リポーさんのことを書いていて、
内モンゴルのリポーさんの農場へ行ったことを思い出した。
内モンゴルの旅のきっかけは、
メナード美術館で初めて、リポーさんの馬頭琴の演奏を聴いて
「モンゴルの草原で、馬頭琴を聴いたら、どんなに素敵だろ!」
と思っていたら、
リビングだったかの生活情報紙に
「モンゴルの草原で馬頭琴を聴こう」といったような、
ツアーの案内が載った。
これは私のための企画だ!な~んて思って、すぐ申し込んだ。
2000年の7月29日、関空から北京に飛んで、
その日は北京で泊まり、
翌日、陸路、バスで内モンゴルへ入った。
リポーさんの牧場に着いて、
モンゴル式の儀礼で迎えられた。
まず、指に盃のお酒を浸して、天と地と我とと言ってそれぞれを指し、
お酒を飲まされる。
このお酒がなんと50度以上の強い蒸留酒。のどが
そのあと、「ハダー」という薄い布をいただく。
この布は神や仏、さらに目上の人に捧げて尊敬の意を表すものらしい。
内モンゴルの何処までも続く地平線の広大な草原で、2泊3日を過ごす。
地平線から日の出
寝泊りは、
このパオ。
パオの天上
実際に生活しているパオを見学
トイレが気になりませんか?
トイレの向こ~うに見えるのが、泊まっているパオ
パオから遠く離れた所に、穴を掘って、板が二つ渡してあり、
周囲をビニールシートで囲った簡易トイレ。
夜は、真っ暗。トイレまで行くのが怖い!
途中で、用をたしちゃいました。
旅の恥はかき捨て・・・・・・・とは言え、ごめんなさい。
続きを乞う!ご期待!
2001年8月、Yさんと西安・ウルムチ・敦煌8日間、
「魅惑のシルクロードを行く」という旅をしました。
平和観光の洪さんという添乗員さんを入れて、
6人という少人数の旅でした。
カシュガルまでは行きませんでしたが、
同じウイグル自治区のウルムチやトルファンを旅して
カシュガルでウイグル独立派組織によるテロというニュースを聴き、
物騒な地域だったんだと・・・・・・・でも、懐かし~い!
10日 名古屋→西安 着後ホテルへ
11日 西安→ウルムチへ
この建物の中に兵馬俑
兵馬俑は1974年、農夫が井戸掘りをしていて
偶然見つけたのだそうです。
20世紀最大の発見といわれているとか・・・・・
本当にスケールが大きい!
兵馬俑と握手
西遊記に出てくる三蔵法師が
インドから持ち帰った経典を収めるために建立された大雁塔。
12日 ウルムチ→トルファン
わたし・・・・・・・ではありません。
↑
天地
↓
後方は雪を冠った天山山脈
1980年に3000年から4000年の眠りから覚め、
「楼蘭の美少女」のミイラが発見されたという新聞の記事を読んで、
いつかこの少女に会いたいと思っていて、
現地のガイドさんに聞いたら、
偶然にも、博物館(新疆ウイグル自治区博物館)に展示してあると
他の4人の了解も得て、
添乗員の洪さんに、博物館へ行けないかお願いすると、
予定を変更して、博物館へ行ってくれた。
「楼蘭の美少女」との感動的な対面でした。
本当に目鼻立ちの整った、愛らしいミイラでした。
博物館には何体ものミイラがガラスケースに収めてあって、
一度にこんなに沢山のミイラを見たのは初めて!
13日 トルファン→夜行列車で敦煌へ
西遊記に出て来る火焔山
ベゼクリク千仏洞
交河故城
この辺りは中国でも一番暑い所
故城の観光を終えて食べたスイカの美味しかったこと。
14日・15日 敦煌(敦煌は二度目です)
敦煌駅
Yさん、旅の疲れとトルファンの暑さにやられ、
列車に乗る前から絶不調。
敦煌の駅について、即、診療所へ。
診察して点滴してもらいました。
写っている4人とも看護師。
白い服を着ている人が診療所の看護師さん。
鳴沙山から月芽泉を見下ろす
←莫高窟
↓
16日 敦煌→西安
17日 西安→名古屋
朝、ホテルの窓から見えた面白い光景。
家屋の屋上で、
ござを敷き、緑色の布団を掛けて寝ている男の人。
北京オリンピックをひかえ、不穏な動き。
オリンピックが何事もなく、開催され、
無事に閉会式を迎えられますように・・・・・・