押入れの中をゴソゴソ探って、「ふとん乾燥機」を取り出した。
ふとんがジメジメしておって、とにかく気持ちが悪いことになっておる。
ここ2週間ほど続いておる、肌寒いどよょょょょょょ~んとした天気のせいじゃ。
夕方にはとうとう雨が降り出してきた。
真狩村では、朝夕ストーブを焚いておるとか。
いつもの6月では考えられん寒さじゃね。
この乾燥機は、10年以上前に体調不良が続いて寝込んでおった折に購入した年代もんじゃ。
もう使うことなどないと思っておったが、このジメジメ天気で引っ張り出した。
ふとんにセットして、スイッチを入れると、ぷくぅと膨れだした。
「スイッチひとつでぷくぅ」は、羨ましい…って最近こんな話ばっかでスンマソン。
さて、6月の札幌は「天国に一番近い」といわれたほど爽やかなはずじゃった。
それがここんとこの天気といったら、どっからどう見ても梅雨なのじゃ。
しつこいけど…
北海道に住む大メリットのひとつが、ガラガラと音を立てて崩壊中じゃ。
乾燥注意報発令中のゴビ砂漠にでも住もうかしらん。
ところでシンドラーじゃ。
シンドラーといえば、大勢のユダヤ人を救ったとかいう大した人物、ってイメージ。
…とだれしも考えるのはスピルバーグの映画「シンドラーのリスト」のせいじゃろう。
ここんとこのシンドラーは、とんでもエレベーターを作って、とうとう高校生を殺しちゃった会社だ。
エレベーターは日立とか東芝ってイメージだっただけに、そんな会社もあるんかい、と驚いた。
世界第2位の実績だそうだけど、これぐらい怪しい会社もない。
世界中あちこちで事故続出じゃないの。
これからは、エレベーターに乗る前にメーカーをチェックせねばならんことになってしもうた。
シンドラー社製は「死刑台のエレベーター」!?
ってことで、映画「死刑台のエレベーター」は、完全犯罪を実行し、帰りに乗ったエレベーターが停止してしまうというルイ=マル監督の名作じゃ。
この際、「シンドラーのリスト」と「死刑台のエレベーター」セットで見てはいかがじゃろ?
意味ないか、ないね。
スマンこってす。