おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

トットと命を救わんかい!!

2006年11月22日 | Weblog

徳島市のがけで動けなくなっていた犬を、消防の救急隊員が助け出しました。
心配そうに見守っていた住民ら約200人はほっとした様子だった、そうな。
一見、ノー天気でしょうもない話題だけれど、こういうの、とてもいいと思いますです。

テレ朝は、朝から中継までしておった。
子供がいじめで自殺しちゃう時代だからこそ、犬一匹を助け出すってのは、とても大事なのじゃ。
犬の命も大事なら、子どもの命はもっと大事ってことじゃね。
どなたかも言ってたけどね。

大人は何があっても「命は守るんだ」と誰にもわかるように示す、いい機会だったと思いますです。

教育基本法は、自民党が強行採決してもうた。
民主党は欠席と、かなりアンポンタンな対応をして、ひんしゅくじゃ。
それにしても、大所高所のこの法律を急いで採決する理由はと言うと、安倍政権のスムーズな運営を内外に示すってことぐらいじゃ。
たいした意味はない。

だけども、こといじめ問題は、緊急を要する課題なのじゃ。
なにせこうしておる間にもガキンチョはずんずんどんどん自殺しておるのよ。
前にも書いたけど、いじめは犯罪です。

いじめた子は、犯罪者なのですよ。
「いじめ」などと呼ぶのはやめて、具体的に強要、恫喝、脅迫、恐喝と言わないとダメじゃね。
売春をエンコー(援助交際)と呼ぶのと同じで、どうにもごまかしておる気がするね。

この犯罪者である生徒が、自殺者が出た学校から排除されたって話をおぢは聞いたことがない。
何してんじゃい!!教育関係者はさぁ。
放っておけば、同じ学校でまた誰かがいじめられ、自殺に至る可能性があるんじゃないの?
仲間を自殺に追いやったトンでも生徒をこのまま放っておいていいんかい?

「早急な対策」などというお役所の訳のわからんお題目ではなくて、脅迫、強要した犯罪者をとりあえず学校から排除するという具体的なシステムを構築せんと、どもこもならんのではないのかい。

腐れ文科省の皆々様よ、とっととやらんかい!!
しかも、文科省ならノルウェーで成功したプログラムのことはご承知でしょうがぁ。
犬コロは助けて、人間の子は放置プレーじゃ困るでしょうが。
まったくぅ、この国の役人ってヤツはぁ、許せんね。