おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

円高の何が悪い!!とは大橋巨泉氏

2008年11月28日 | Weblog


午前7時の気温は、マイナス5度。
雨のあとで冷え込んで、道路もなにもかもツルッツル!!
我が家の玄関前も滑って怖いです。

さて、
「大橋巨泉の今週の遺言」とは週刊現代に連載中の同氏のコラム。
12月6日号、「円高は悪いことじゃない」は納得でござる。
このお方は、56歳でセミリタイアし、オーストラリアやニュージーランド、それにカナダかな、で「OKギフト」とかいうお土産屋をしておる。

いわく、オーストラリアでは、「ゴルフショップのオーナーが、クリスマスの売り上げは半減だと嘆いて」おるそうな。
なにせ、株は大暴落、豪ドルは大幅下落だからだそうだ。

たぁしかにぃ~(DAIGO調、「確かに」ってことね)!!
おぢの旧友で、東証一部上場の輸出企業の大幹部、この冬のボーナスは40%近いカットだそうだ。
高給取りゆえ、いいじゃん、たまに。
と思うのは、ひがみじゃね。

ってことで、ようはこの円高で輸出企業は、大赤字!!
あのトヨタも、どえりゃぁことになっておりまする。
だから円高が悪いかといえば、そうではないというのが巨泉氏の弁じゃ。

なにせ「輸入品は安くなるし、海外旅行も安く宿泊できる」んです。
…ってごもっとも。
おぢも来るべき欧州旅行に備えて、価格を睨みながら、小銭でユーロ買いしようか、と思っておりまする。
輸出中心のこれまでのあり方から、内需拡大へシフトするってのが、これからのポイントでござりましょうか。

それよりなにより、この巨泉氏のコラムによれば、豪ドル下落、株価急落の中で、首相のケヴィン・ラッド氏の支持率が上がっておるそうな。
理由はというと、「国民の貯金は全額保護する」とのたまったためだそうだ。
ついでながらニッポン国の、麻生ぼっちゃんは「給付金」で大迷走中。

かの国の首相は、口先だけで支持率はアップするは、国民に安心感を与えて、消費も冷え込まずに済むという賢さ。
一方は、漢字も空気も読めなくて、おまけに給付金で二転、三転、四転と、でんぐり返し中なのじゃ。
天地の差で、あまりに情けない!!

ってことで、オーストラリア人はこの金融危機でも案外、楽観しておる様子。
これでご当地のスキー客が減らないなら、言うことなしじゃ!!
首相が賢いと、国民は安心してお金を使いまする。
おかげでご当地も万々歳、メデタシ、メデタシってことになるかしらん?