おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

あぁ自衛隊

2008年11月13日 | Weblog


午前7時の外気温はマイナス1度ほどでしょうか。
晴れてます。
雪の気配もありませぬ。
雪やコンコンじゃ!!

きのう見た読売新聞・編集手帳に納得でござりました。
「自衛隊員にも言論の自由はある」とのたまった前航空幕僚長のことじゃ。

「首相が『不戦の誓い』を語り、自衛隊の幹部が言論の自由を盾に『我々には別の持論がある』と異を唱えることを想像してみれば、その異様さは容易にわかる」と編集手帳氏は書いておる。

もっともじゃ。
前航空幕僚長の発言は、最高司令官である首相のいうことなんか、「関係ない」って言ってるわけなのじゃ。
これじゃぁ軍隊が、いつ政府や国民を無視して大暴走するかわかりません。
「軍によるクーデターも当たり前」ってことかねぇ。

軍隊というのは、いいか悪いかは別として、トップが右といえば右、左といえば左に動くのが、あたり前田のクラッカー!!
そうでなければ、戦争なんかに勝つことは出来るわきゃないじゃん!!

なのに、「トップと違う持論でなにが悪い」と居直った。
「最高司令官のいうことなんか関係ない」というわけで、そんな軍隊、兵隊は世界中のどこにもおりませぬ。
っていうか、そんな軍隊は機能しないっしょ!!

これでは、危なくて危なくて、どもこもなりません。
軍事独裁国家を理想としているお方なら、拍手喝采でしょうが、それ以外の民主主義を標榜されておる右も左もフツーのニッポン人なら、こんなお方はノーサンキュー!!

キチガイに刃物とはこのことじゃ。
編集手帳氏も指摘しておるけど、ニッポンの旧軍はあまりに政治的でした。
だいたいにして、軍需品や食料を運ぶ「兵站」を小ばかにし、「情報担当」を腐れ士官と揶揄したのが旧軍体質。

おかげさんで、ニッポン兵はガダルカナルで人肉を食うほどの食糧不足に見舞われ、山下大将が乗った飛行機は、情報筒抜けで撃墜されちゃった。
編集手帳氏ではないけれど、「政治的な論客」なんぞが、自衛隊に居てもらっては困ります。

仮に共産党が選挙で勝って、共産党政権が出来たなら、この前航空幕僚長はクーデター起こしちゃう。
そりゃないんでないのぉ!!
軍隊は、国民の支持した政権に従わないでどうするの、って話じゃ。

昔、民間放送の労働組合で、右翼が組合執行部を担ってるところがあったそうな。
組合員に支持されてた執行部ですから、上部団体もこれを潰すなんてことはしませんでしたね。
当たり前じゃ。
この国は民主国家じゃもん。
正統な手続きで組織された「右翼労働組合」はなんの問題もありません。

ひるがえって、このお国はというと、とうとうタガが外れてしまいましたね。
前航空幕僚長の狂気は、右だ左だの問題ではありませんぞ!!
こんなもん放置しては置けませぬ。
おぢは完全に怒っておるのじゃ、プンプン!!