おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

山頂、解禁!!

2009年01月08日 | Weblog


午前6時の気温は今朝もマイナス10度。
雪はほとんど降っておりません。
静かな朝です。

きのう、今シーズン初めて山頂への登頂が許可されました。
写真は、山頂へ向けてハイクするスノーボーダーとスキーヤー。
待ちに待ったって、かんじでしょうかね。

例年ですと、12月中に登れるのですが、今シーズンは雪不足で延び延びになったようなのじゃ。
そんなことで、解禁直後は皆さん山頂目指して、急ぐこと急ぐこと。
今年驚いたのは、オージー、ニッポン人に混じって、香港かシンガポールと見られる東洋系の一団も登っていたこと。

スキー、スノボの技術からして、降りてこれたんだろか?
とちょいと心配にもなりました。
ところが、そんな人の心配してる場合ではありませんでしたのよ。

きのうも書きましたとおり、あちこちにハイマツ地雷があって、おぢもとうとう地雷にやられました。
木に足が引っかかって、転倒し、頭から雪に突っ込みました。
で、どうにも身動き取れないことに。

助けてくれたのは、オージーの親子。
絡まった右足をハイマツから抜き出してくれました。
いやぁ、助かったぁ。

起き上がって、周りを見渡すと、あっちでもこっちでも、雪の中でもがいておる。
ほんのちょっと、絡まってるだけなのに、身体を動かすと、雪の中にずんずん身体ももぐっちゃうので、始末におえないのじゃ。

で、お返しとばかり、オージーひとりをお助けいたしました。
おぢにもできる国際貢献。
インド洋上のガソリンスタンドより、はるかにお安い御用なのじゃ。

それにしても、オージーはニセコの楽しみ方をよく心得ておる。
そんなに滑走技術があるわけではないお方も、深雪の急斜面にどんどん入っていくのじゃ。
もっともきっちりガイドがついてますけどね。

で、何度転んでも、転倒しても、楽しげなのです。
たぶん、こんなふかふかの深雪は、いままで経験がないのでしょう。
わぁわぁ、きゃぁきゃぁ言いながら、転んでました。

リフトで一緒だった四十代とおぼしき女性は、「ニセコは何もかも素晴らしい」とか言ってましたね。
異文化に触れて楽しい、ってのも大きな要素だろうとは思いますが、嬉しくなりまする。

いまさらながらではありますが、魅力ある場所じゃね、ご当地は。
都会の皆様、家の中でうだうだしてないで、この週末はニセコにスキーに来ませんか?
いいどぉぉぉ~