おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

昨夜は大荒れ、天下も大荒れ!!

2009年01月20日 | Weblog


午前7時の気温はマイナス5度。
雪が舞ってます。
積雪は5センチ程度でしょうか。

昨夜は凄いことになっておりました。
横殴りの風がびゅんびゅん吹き荒れ、雪は横から降って、まさに大荒れ状態。
ハニーさんもすっかり怯えておりました。
もっとも台風、嵐など大荒れの天気が大好きというおぢは、なんかウキウキしておりました。いいなぁ、嵐って。
毎日は困りますけど…

さて、大荒れといえば、この時期やはり自民党でしょうかね。
所属する議員の皆さま、完全に浮き足立っておりまする。

理由はというと、おバカな定額給付金問題を筆頭に、消費税の導入問題、官僚大暴走の「渡り容認政令」問題。
自民党内はいま「問題のごった煮状態」でござります。

支持率わずか10数%で不支持が70%という、口あんぐり総理では、次期選挙で己の当選も危ういと見た議員が、ここぞとばかり動き出しておりまする。
文字どおり沈没船となった自民党から逃げ出すネズミ多数ってことのようです。

考えてみれば、元々自民党、はたして政党?ってほど、なんでもありの集団でござりました。
政権が危ないとなれば、敵対していたはずの社会党委員長を総理に担ぐ荒業も平気だし、組織票がもらえるならと、かの宗教政党ともずるずるの関係にもなりました。

それもこれも、政権維持、権力の側にいるという一点で行われておったわけじゃね。
ところが、もうどの手も使えない窮地に陥ったのがここんとこの現状でござりましょう。
自民党は、長きに渡った歴史的使命をここに終える、ってこと。
ナマンダー、ナマンダー状態でござります。

とはいえ、自民党支持者の皆さまは、そう落胆するような事態でしょうかねぇ?
次期選挙の後はいまんとこ、民主党の小沢一郎が総理大臣になる。
で、このお方はというと、元々は保守政治家。
ですから、右から左に政治が動くわけではござりません。

おまけに小沢一郎という人は、保守2大政党制が信条ですしね。
自民党支持されてこられた保守系の皆さまは、そう悲観したもんではないと思うけど。

なんか自民党支持者の発言聞いてると、「幕府が崩壊しちゃう」みたいな感じで、「いったいどの時代に生きてるの?」と不思議にもなりまする。
いつも書いてるとおり、8~10年に一度は政権交代するのがまっとうなお国ってもの。

そういう緊張感があれば、官僚の暴走、無政府クーデター状態も避けることができるのではないですかねぇ。
一応、政権持ってるのは自民党だけど、実際には官僚が支配する国では、どもこもなりません。
次の選挙は、政治を国民の側に取り戻す、数少ないチャンスと申せます。

それにしてもだけど、麻生ぼちゃんは、ここにきて官邸に引っ越しだそうだ。
どうやら、「やる気満々」ってことなのだそうだ。
もう残り時間は、「ほとんどない」のが実態だと思うけど…