おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

辞任の勧め

2009年03月07日 | Weblog


吹雪の朝でござります。
気温はマイナス3度ほど。
寒くはありませんが、風が強くて嫌なのじゃ、ぷんぷん!!

さて、今朝はというと、小沢一郎様へのお手紙なのじゃ。
勘弁してね。

拝啓、小沢一郎様
このたびは、西松建設からの献金に絡み、公設第一秘書が逮捕されるなど、まことに災難なことでござります。
おまけに、次期総選挙では、いよいよ民主党政権が成就する目前の出来事。
さぞかし怒り心頭のことと推察いたしまする。

ではありますが、ここは「男の引き際」と心得、すっぱり辞任されることをお勧めいたしまする。
週明けの月曜日にも、すみやかに民主党代表の座を降りられ、できることなら議員も辞職されるのが、政治家の矜持というものでござります。

確かに、いまのわが国総理といえば、漢字も読めなければ、空気も読めず、言葉は軽いにもほどがある二転三転のアホバカ状態。
ほとんど一桁の支持率という、小バカにされた状態なのに、総理の座にしがみつくという前代未聞のお笑い総理ではありまする。
それと比較すりゃ、小沢様はまことにまっとうな政治家と申せましょう。
ただし、西松建設からの政治献金の件を除いてね。

小沢一郎様にあらせられては、検察批判などをして、男を下げるようなことは厳に慎み、麻生なにがしとの、格の違いを見せつけて、すっぱりお辞めになるのが懸命でござる。
まさに政治は一寸先は闇。
美しく散華していただくのが、よろしいかと思うのでござります。

考えてみますれば、あなた様は金権自民党を代表する田中角栄の秘蔵っ子でした。
田中角栄の威光を背に、若くして自民党幹事長となり、金と力で思うがままに党内外を操っていたこともござりました。

そんなあなたが、いまは「国民の生活が第一」といったところで、にわかには信じがたいのでござります。
西松建設とは、金丸時代からのお付き合いだとか。
21世紀に田中型政治、経世会型政治でもありますまい。

ある意味、政治資金の流れを透明にしたばかりに、この事態を招いたとも申せます。
そして、残念ながら、天はあなたに味方しませんでした。
田中型政治を引き継いだ小沢政治は、公設第一秘書の逮捕で終焉を迎えるのでござります。

これも天命と心得て、お辞めくだされ。
「身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあらん」ってことでござります、ハイ!!