おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

凄まじいばかりの権力闘争

2009年03月04日 | Weblog


午前8時の気温はマイナス4度。
晴れてます。
いい朝だなぁ~

きのうはあれやこれやで忙しく、ブログの更新もままなりませなんだ。
数少ない読者の皆さん、スマンこってす。

さて、
自民党に突然、春のそよ風が吹きましたです。
もちろん、小沢一郎秘書の逮捕のことじゃね。

当然ながら、麻生サイドが知らんはずはないわけで、これまでうやむやに終始してきた「定額給付金を受け取ります」と、恥ずかしくものたまったあとでの逮捕。
政権交代といわれておるその前夜。
さらには、どちらが首相にふさわしいかで、麻生27%、小沢39%という中での逮捕劇。
いやはやじゃ。

シナリオがあったか、なかったかは分かりませんが、逮捕は絶妙のタイミングってことでござります。
ただし、よくよく見てみると、はっきり言って、事件として立件できるかどうかもわからん、変な逮捕なのじゃ。
わずか数千万円程度で「天下の特捜」が動くもの不思議なら、西松建設が勝手にやってたことを、小沢サイドが知っていたかどうかが「事件の争点」というもの、よくわからん。

とはいえ、「小沢秘書が逮捕!!」これだけで、まことに凄まじいインパクト。
事実関係がどうしたこうしたは、この際、意味がござりません。
とにもかくにも、自民党にはいきなり春風が吹きはじめた。

一方、民主党はすっかりお通夜状態なのじゃ。
きょうの記者会見で小沢は、当然ながら事件を否定するのだろうけれど、国民を納得させられるかどうか、ここにかかっておりまする。
ま、無理じゃろうけどね。

それにしても、凄まじいものですなぁ。
権力を持ってるってこと、そして、権力にしがみつくってこと。
力を維持するためには、とにもかくにも何でもやっちゃうのですなぁ。
「恐怖政治」って言葉を思い出しましたです。
怖いよぉ~ニッポンって国。