午前7時の気温は、プラス21度。
時折雨が降ったり止んだりの朝でござる。
それにしてもきのうは暑かった。
羊蹄山麓から逃げ出して小樽へ行っておったのですが、32度はあったでしょう。
なんだかんだで往復3時間のドライブをして、映画を観て、市場で魚をたんと買って…
灼熱の我が家から脱出して過ごした一日でしたけど、超距離ドライブは疲れましたです。
ここへきて、どうにも目が疲れるのです。
「目が霞むってどんなことかね?」とつい最近まで思ってましたけど、最近、「これが霞むってこと」かと思い当りましたです。
TVなどの画面、とりわけパソコンの画面を長時間見ておるといきなりピントが合わなくなる。
もやっとした感じ、これが「霞む」ってことらしい。
なんともはや!!
四十肩、五十肩といったもんをからきし知らずにきたもんで、これまで老化を具体的に感じることがありませなんだ。
今回は違います。ガッカリ感、ガックリ感なのじゃ、シクシク!!
もっとも、四十肩、五十肩の場合は、おぢの経験則からいえば、単なる運動不足でござる。
肩を回す、腕を回す運動を、エクササイズかなんかでしておれば、なるはずがござりません。
若いお方にとっては「いつか通る道」ですので覚えておいてくださいな。
30代、40代からは定期的にジムに通って、しっかり筋トレにストレッチ、できればエクササイズもした方がよろしい。
そうすれば、四十肩、五十肩に泣くことはござりませんぞ!!
そんなこんなで話は戻って、きのうはハニーさんのお母さんを連れて、小樽へ「避暑ドライブ」したわけです。
主な目的は、義母が大好きな映画「踊る大捜査線」の鑑賞でござる。
この映画、前回も義母の「強い希望」で観に行きまいしたけど、前回同様、脚本がよくできていて、しっかりエンタテイメントしてました。
ここから先はネタバレになりますが、今回も掴みがよかったです。
前回の冒頭は、いかにも「捜査本部長然」とした青島刑事が出てきて「おお、青島刑事、とうとう大出世」と思わせて、実は「引っ越し本部長」ってことで、ニヤリとさせた。
今回の冒頭は、青島刑事とすみれさんが夫婦となって、下町らしいから揚げ店をふたりで切り盛り。
お店は大繁盛!!
映画の終わりはこうなのねぇ、などと想像させる辺りがなかなか良かった。
二人のこの時の丁々発止のやり取りもたいそうテンポがよく、でもって、これは捜査のための「仮設店舗」ってオチが付いて、これまた掴みはOKでござった。
最近はどんな映画でもそうですが、いくつかのエピソードが同時進行して、最後は大団円につながるというパターンがある。
飽きさせない演出方法でござる。
今回の映画では、殺人事件に、かすみさんがかつて受けた銃創による辞表提出、大量のビール購入問題などが、入り混じっててんやわんや。
脚本と手慣れた演出の勝利、ってことでござる。
邦画ファンには、楽しい娯楽映画の最終回でござった。
写真は、この時期、土日祝日に運行されるSLニセコ号が、蘭越町に到着したときのもの。
毎年恒例ですが、根強い鉄道ファンに支えられておる。
皆さん楽しげで、まことにけっこうでござる。
単なる運送業に留まらないJRの強みでござる。