午前6時を回りました。
曇りのお天気で、ただいまの気温マイナス1度だ。
さて、
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言がすべて解除されております。
政府高官によると「もう打つ手がない」から「解除」だそうな。
なんだそれ???
ドライブスルーPCR検査やすべての学校でのPCR検査、あっちでもこっちでもという、広範な検査を実施して、それで「もう打つ手がない」というなら訳が分かる。
ですが、これまでニッポン政府いうところの「コロナ対策」はというと、外出自粛して、宴会はしないなど、ほぼほぼ「国民にお願い」するばかり。
政府は何もしないのだ。
これを世間では無為無策と言います。
ではありますが今回、画期的なことに、「モニタリング検査」を実施するそうだ。
歓楽街や大学、空港など感染リスクの高い場所を中心に、PCR検査を不特定多数に幅広く行う仕組み。
政府がようやく基本的対処方針に「無症状者に焦点を当てた幅広いPCR検査の実施」と明記したためだ。
おぢはこれを待っていましたよ!! っていうか待ちくたびれた。
1年前でも半年前でもこうしておれば、感染拡大は抑えられ、居酒屋や飲食店も営業出来て、経済もいち早く復活したはずだった。
無症状の感染者をあぶり出し、ホテルや施設に入ってもらって、感染拡大を防ぐって、世界常識のコロナ対策だった。
なぜか、これをニッポン政府はしてこなかった。
クラスター潰しに奔走しておるばかりの対応では、感染拡大を止めることなど到底ムリだったにもかかわらずだ。
そんなこんなで「モニタリング検査が始まって、よかった、よかった!!」って話かというと、そうではない。
これに使われる税金がなんと81億円しかないのだという。
1日1万件実施するというニッポン政府ですが、これでは検査できる日数はたったの45日という試算もあるそうだ。
思い出してみてくださいな。
クソの役にも立たなかった「アベノマスク」ですわ。
これに費やされた国費、なんと440億円だった。
このカネがあれば、その5倍は検査できた。
これで「モニタリング検査」しておればニッポン国の感染拡大、こうはならんかった。
つくづくこの国は「後手後手」がお得意だ。
太平洋戦争に続いて、対コロナ戦争も大惨敗とならんよう、「ナマンダー、ナマンダー」と祈るばかりだ。