おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「科学的根拠ゼロ」で解除延長って、100年前かよ?

2021年03月06日 | Weblog

間もなく午前7時になります。

雪が降っており、気温はマイナス4度。

冬に逆戻りです。

きのう日中は気温がプラス7~8度にもなるポカポカ陽気でした。

これからは三寒四温でしょうか?

そんな今朝のおぢ、体のあちこちがかゆいと思ったら、何年かぶりにジンマシンでござる。

薬箱にあった数年前に購入した抗ヒスタミン剤を服用しております。

これで治まるか?

さて、

菅総理は緊急事態宣言の延長を2週間延長するそうだ。

多くの国民は妥当だとは思ってる。

とはいえ、菅総理が延長した理由のひとつは「後手批判封じ」だそうな。

小池東京都知事に先んじて言ったところに意味がある、というのだから呆れます。

ですが、菅さんは「国民の安全・安心のために延長した」などと歯の浮くようなお言葉でした。

それならなぜ、忘れもしないアホバカの極み「GoToキャンペーン」なんぞして、全国にコロナをばら撒いたのか?

「科学的根拠はない」とか言って、結果、多くの感染者を出し、第3波をもたらした。

「とんでもない間違いでした、ごめんなさい」の一言はないのか?

ほかにも「東京オリ・パラ」の聖火リレーが迫っていることも、2週間延長の理由らしい。

そんなこんな、緊急事態宣言の延長には、それこそ「科学的根拠はない」そうだ。

はぁ??? おかしくはないかね??? 

21世紀というのに、なんでもかんでも「政治的判断」ってどうよ???

これでは、やることなすこと19世紀並み。

我がニッポン国、先進国にもなれなかったことが、ここでも露呈しております。

コロナを抑え込んだ同じ島国のオーストラリアは景気もすっかり回復しておるそうだ。

2週間の延長はいいとして、この間に国はなにか対策をするのかね?

これまでの政府のコロナ対策とは「マスクをして外出を控える」「飲食店の時短要請」と国民にお願いばかりだった。

2週間の間に、徹底したPCR検査や抗原検査を実施するならわかる。

毎日新聞電子版によると「政府関係者は、世論調査で延長を求める声が多いとして『世論調査でみんな延長が良いと言うなら、それも立派な理由だ』と語った」そうだ。

「国民にお願い」するばかりのコロナ対策だからこうなった。

しつこいようですが「検査、検査、検査」という積極的なコロナ対策を取らなかったことが、収束しない根本原因だ。

結局、ワクチン頼み。

ですがどうみても、我が国のワクチン接種は遅れている。

週刊文春によると、接種率はイスラエル54%(接種開始12月19日)、イギリス30%(同12月8日)、アメリカ15%(同12月14日)だそうな。

我がニッポン国はというと、0.03%(接種開始2月17)で、世界68位だそうな。

ワクチン頼みのニッポン国、世界に比較し、なんともお粗末です。

文春の記事「ワクチンの世界事情」によると、「全世界で接種が完了するのは、現在のペースでは7年かかるとみられている」そうだ。

クラっとしますなぁ~