おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

どうみてもウクライナへの侵攻だけど、ロシア的には「集団的自衛権」の行使ってこと

2022年03月06日 | Weblog

ただいま午前6時40分。

晴れのお天気で、きのうからの積雪は5センチ程度。

気温はマイナス6度。

きのうは結局のところ雨は降らずに雪だった。

春は足踏みです。

さて、

プーチンによるウクライナ侵攻だ。

プーチンにはプーチンなりの大義がある。

ロシアは先月、ウクライナからの独立を主張する東部の「ドネツク人民共和国」「ルガンスク人民共和国」を独立を認めて同盟を結んだ。

これにより「集団的自衛権」を行使して両国を守るというのがロシアの大義だ。

つまりウクライナへの攻撃は自衛のためであって侵略目的ではない。

ロシアは「集団的自衛権」を行使したに過ぎないのだと言うわけ。

侵攻には当たらないというのだ。

ニッポンでは2015年に安倍政権が憲法解釈を変えてこの「集団的自衛権」の行使を容認した。

集団的自衛権の行使容認はヤバいってことは、今回のロシアのウクライナ侵攻でよくわかる。

国際法と紛争解決に尽力してきた東京外大教授の伊勢崎賢治さんによると、「ベトナム戦争」もアメリカによる集団的自衛権の行使だった。

米国やNATO諸国による2001年の「アフガニスタン侵攻」も集団的自衛権の行使だったという。

集団的自衛権とはことほど左様、ニッポン国にとっても、相当危険なものなのだということだ。