おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

とうとう1ドル125円の円安に、ニッポンはお安い国にまっしぐら

2022年03月29日 | Weblog

もうすぐ午前6時です。

ただいまの気温は久々にマイナス5度と冷え込んだ。

お天気は春らしくスカッと晴れ模様、きょう日中は二桁の気温となる。

一方、東京などではサクラが満開だそうです。

サクラ前線は来月末に北海道上陸ですから、ご当地はそこからほぼ1カ月遅れとなる。

雪解けは日々順調に進んでおりますが、本格的な春の訪れはもう少し先のようだ。

さて、

円安が止まりません。

きのうは一時1ドル125円をつけた。

6年7か月ぶりの安値だという。

食料から原料まで、ほぼほぼ輸入に頼る我がニッポン国ですから、コストはうなぎ登り。

日銀の黒田総裁は「円安が経済・物価にプラスとなる基本的な構図は変わっていない」と述べた。

世間はこれを「円安肯定」と見なして円売りがさらに加速した。

余計なこと言ったもんだ。

ようは「日本がダメだから円安になっている」ってことらしい。

「日本売り」で円安なのだ。

かつて「有事の円買い」と安全資産としての円があったけど、今や昔の話。

おかげさんで原油から食品に至るまでこぞって値上がりすることになる。

ググってみたら1995年には1ドル79円の円高だった。

「海外旅行が安いぞ♪」と国民こぞって世界を旅した。

ヨーロッパのブランド店の前には日本女性が列をなし、バッグを買い漁った。

ちょっと前の「爆買い」中国人とほぼ一緒、金満ニッポン人はあちこちで大ひんしゅくだった。

ジャパンアズナンバーワンなもんだから、ニューヨークのタイムズスクエアまで買っちゃった。

そこがニッポン国のピークだった。

そこからは長銀、拓銀、山一証券の破綻とガタガタになって今日に至る。

ニッポンが再び元気になる日は来るんだろか?

1970年代「英国病」とまで言われたイギリスだけど、その後、これを克服した。

低成長、デフレの悪循環が20年以上も続いているこの国はいま、どっからどうみても「日本病」

何とか克服してほしいけど、糸口がみえないのでサッパリ元気が出ない。

出来ることがあれば協力したいけど、、、

…ってそんな力はどこにもない唯のじーさんだった。

残念!!