おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

公明、維新の案を丸のみ、でも改正は3年後だぁ???

2024年06月02日 | Weblog

久々に晴れの朝、午前6時の気温はなんとプラス5度。

ですが、きょうの最高気温、なんとか20度まで上がるそうだ。

アスパラガスの収穫が遅れていると、農家から聞いた。

こんなに寒くてはアスパラも伸びてこないらしい。

初夏というに、天候不順が続いておりまする…

さて、

パーティ券を巡って、スッタモンダしておりました政治資金規正法の改正ですが、岸田さんは公明と維新の案を丸呑みした。

パーティ券購入者の公開基準、自民党案は10万円超だったけど、公明案の5万円超を呑んだ。

また、維新案の「政治活動費は領収書を10年後に公開」することなどを呑んだ。

悪いけど、おぢ的には「だからどうした?」程度の改革だ。

今回の肝は「企業・団体献金の禁止」でしょう。

国民の方を見ないで、カネをくれる企業の方ばっか見てるから、ニッポンはおかしなことになった。

フランスなど世界のあちこちで、企業・団体による献金は禁止が常識だ。

そもそもですが、国民の税金を使って「政党交付金」を各党に支給しているのだよ。

応援している泉房穂さんは、政党交付金だけで政治はできるかと聞かれて、こう申しております。

「当然です、そんなの。だって昔は政党交付金がありませんでしたけど、今は1年間に315億円も税金から政党交付金が出ているわけですから、それで政治をやればいいだけのことで、それ以外に企業・団体献金はいりません」

「パーティーの収入で稼ぐ必要もなくて、そのお金がまさに裏金とか選挙対策に使われているので、選挙に金をばらまくようなことをいつまで続けるんですかと、本当に思いますけどね」

315億円も税金使っているわけで、さらにパーティで稼いだカネをなんに使ってるんだ、って話だ。

まことにごもっとも!!

そんなこんなで完全に骨抜きの政治資金法改正はこれで決着だ。

ところがここにきて、

今度は、「与党はパーティー券購入者名の公開基準を3年後に見直すとの規定を、改正法案の付則に明記する方向で調整に入った」という。

ビックリ仰天、実施されるのはなんと3年後だと言い出した。

バカも休み休みにしてほしい。

ヒデー話なのだと申しておきましょう…