おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

どでかいホッケ、久々に美味でした…こんなのいまはついぞ見かけません

2024年06月09日 | Weblog

午前5時を回って気温はプラス12度。

空模様はどんより曇り空だ。

きょうは昼過ぎから雨模様だそう。

きのう日中、いきなり夏になった。

ご当地アメダスによると、最高気温は25.9度。

体感的には27度超だった。

先日までストーブ焚いてたとは思えません。

このまま夏になるんだろか???

ってことで、半年ぶりに七輪を取り出して魚を焼いた。

写真は、先日寿都町に行った際、ハニーさんの従兄弟からいただいた巨大なホッケだ。

七輪から大きくはみ出るようなホッケは、ここ10年見たことがない。

しかも身が分厚くて、焼いたら火が付く脂ののり。

聞くところによると、漁師から直接買って、自分で干したものだそう。

根ボッケと呼ばれるものらしい。

いまどきこんな一級品は世間で売っておりません。

あっても高級居酒屋へ直行、庶民の口にはまず入らん。

昨今、市場やスーパーで売っている小さくて薄っぺらなホッケは身が柔らかくて食感も気持ちが悪い。

この世代は、かつてのしっかり身のしまったホッケを知ってるからだ。

なので我が家で最近買い求めるのは、真ホッケではなく「縞ホッケ」。

縞ホッケはアラスカベーリング海かロシアの深海にいるので脂はのってるけど、輸入品だ。

そういえば、イカも“イカの町函館”ですら、さっぱり獲れないという。

先日、初水揚げをテレビニュースで見たけど、小さくて、数えられるほどの量ともいえぬ量であ然とした。

先月19日から22日に道総研が調査したら、津軽海峡付近から秋田県沖までで取れたイカはたった2匹。

困ったことになったものです。

現在の家を建てた30年以上前のこと。

週末の朝、お近くの岩内町の市場でよくイカを買ってきた。

ひと箱1000円で20匹はあった。

これを刺身や一夜干しにして、食べたり配ったり。

これが先日の函館では、スルメイカ7匹でなんとぉ!! 3000円というから仰天した。

しかも長さ約12センチ、重さ40グラム前後というからチョー小さい。

こんなイカ、うまいかね?

イカは疲労回復成分のタウリンが豊富、タウリン配合リポビタンDなど飲まなくてもいいのだ。

ってことで、疲労が回復しないのはイカが少ないせいだ!! などと吠えてもしょうがない。

何とも寂しい昨今の不漁です。

それにしても昨夜のホッケは旨かったなぁ~

世間の皆さま、旨くてスマン!!