おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

市井の人…

2024年06月17日 | Weblog

雨上がり。

午前6時10分の気温はプラス14度。

タオルケット1枚で寝ていたら、朝方、寒くて薄いかけ布団もかけた。

きのう午後から雨だったのだ。

そんな中いつものようにジムで汗を流した。

そのジムでお仲間女性から貰った「ドリアンのキャンデー」をその場で食べてひんしゅくを買った。

そもそもジムでモノを食べてはいけないかったし、どうやらかなり臭かった。

初めてだったので早速食べたわけ、本人的にはおいしくいただたけど…

ところで、

今週号の週刊新潮、五木寛之さんの「生き抜くヒント!!」は「私がルビを多用するわけ」だった。

故・小島憲之さんの「言葉の重み」という本が座右の1冊という五木さんの話。

今夕と書いて(こんせき)と読むそうだ。

「今夕は御招待にあずかりまして、ありがとうございます」などと招かれた客があいさつしたのだろうとあった。

いまは使わない言葉のようですが、五木さんはご存じで、世間の人は知らんだろうからルビを振るそうだ。

「魚の目」と書いて「うおのめ」と読む。

例の足の裏にできるヤツのこと。

おぢも含めてサカナの目と読みそうだ。

「蛇の道は蛇」と書いて「じゃのみちはへび」と読む。

これは知っておりました。

「烏の鳴かぬ日はあっても」は、もちろん「からすのなかぬ…」だ。

あれこれフムフムいたしました。

かつて「市井の人」を「いちいの人」と言って、同業他社の方にこっぴどく叱られた記憶がある。

もちろん「しせいのひと」だ。

ちゃんと言葉を知らんくせに使ってしまったのだから、恥ずかしいのはおぢだった。

ずいぶん厳しく指摘され、おかげでいまも忘れません。

ことほど左様、ほぼ使わないような言葉を、どうしても使いたいときは、一度ググって、ちゃんとルビを振っておくのがよろしい。

「いちいの人」と言って「こいつバカなのか!」と思われた30代のことは70代になっても忘れません。

この先輩には、いまもしっかり感謝しております…