おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ニセコにも夏

2006年07月17日 | Weblog


ニセコでは、そこここでジャガイモの花が満開じゃ。
天候不順の年だけど、ようやく夏らしい日差しがやって来た。
予報では、この三連休の界隈の天気もあんまりよろしくないとのことでござったが、結果的には、きょう月曜を除いてとってもいい陽気に恵まれました、です。

なもんだから、ニセコを特集した「ポロコ」の今月号を片手に、おねーちゃんからババまでこぞってここら辺りを訪れておったらしい。
で、同誌に掲載された飲食店やらなにやらは大繁盛。
ネット時代とはいえ、雑誌の威力、恐るべし。
結果、ご当地のお店がたいした潤ったってことで、まことに結構でござる。

十数年前、NACがラフティングを始める前の界隈は、夏はガラ~ンとしておった。
飲食店も冬までお休みし、かろうじてテニスコートを持っておるペンションが開いておるくらいじゃった。

いまは、手作りのパン屋さん、うんまい蕎麦屋にあちこち居酒屋が夏の営業、真っ盛りじゃ。
隔世の感がある。
それもこれも、いまはここが夏もアウトドアスポーツのメッカとして注目されておるからに他ならない。
オーストラリア人のロス・フィンドレーさんがわずか3台のゴムボートで始めたラフティングは、大きく花開いておる。

まちおこしは、「よそ者、若者、ばか者」が担って初めて成功するといわれておるが、ニセコのある種の成功は、よそ者が切り開いたといって言い。
冬場のオーストラリアスキー客の急増も含め、ロスさんには、道民栄誉賞を差し上げるべきだろね。

そんなこんなの三連休、おぢはというと、クソ暑い中でまき割りに明け暮れておった。
きっちり乾燥させねばならんゆえ、夏に薪割りでは、冬に間に合わん。
したがって、本来ならどもこもならん。
それでも、この冬分の薪は残っておるゆえ、なんとか薪ストーブが楽しめる。
あれやこれやで薪割りも進んでおらんかった。
まぁ今年はしかたないね。

それにしても暑い中での薪割りは、機械を使ってもしんどかった。
ご近所Sさん「格闘」と言っておったが、おっしゃるとおり!!
直径1メートルのどんころ割るのは、確かに格闘じゃった。

これから冬までになんとか薪を積まねばならんけど、これも結構しんどい。
しんどいことばっかだけれど、ほんわか薪ストーブのぬくもりには代えられん。

北海道の夏の盛りはこれから8月のお盆前までと言ってよい。
お盆過ぎると、秋風が吹くことになっておる。
本州に比べ、確かに短い夏ではあるけれど、そんな儚げな北海道・ニセコの夏が好きだね、おぢは…

それまでに決着つけねばならんことが山積しておって、考えただけで、頭がガンガン痛くなる。
ようするにトホホなのじゃ。




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