今年は、不覚にもハチに刺されました(汗) 痛かった!!
草刈り中に、アシナガバチに手の指をやられたのでした。
見出しの写真は、先週の話に関連して、
パリの自然史博物館の裏庭にあった装置(仕掛け?)です。
ファーブル先生のお庭にあった似た物を先週ご紹介しました。
これは「ミツバチのための館」とでも読むのでしょう。
屋根をつけて、オシャレですね。
こんなところは、さすがフランスです!
説明板には、
「野生のミツバチたちのための、魅惑の館」との
タイトルが付けられています。
フランス語の「Hotel」は、「宿」の意味もありますが、
郵便局や役場の庁舎にもついたり、
邸宅や館の意味もあるので・・・この場合は、「館」にしておきましょう。
写真の下には、
「フランスでは、野生のミツバチ、約900種が生息しています。」
枯れ木に穴を開けて巣作りするクマバチは
昨年(?)当ブログでも紹介されてましたが、
木の穴や、すき間を利用して巣を作るハチは、大島にも何種類かいるようです。
ここでは、ハチ一般をイメージしやすいようにミツバチとしているようにも思えます。
フランス人はムシに、あまり興味がないようで、詳しくないのだと思います。
ムシ好きが多いのは、むしろ日本人の方でしょう。
フランスの方は、J・H・ファーブル先生さえあまり知らないようでした(驚!)
今日見つけたハチがこちら↓です。
細身のボディに黄色のライン。
ベランダの梁に節穴が開いていたのでしょう。
その穴を利用して巣作りを始めようとしているようにも見えます。
第1、第2腹節の後縁に黄色線がある・・・
フタスジスズバチでしょうか。トックリバチやドロバチに近い仲間です。
今日は、頭を見せてくれませんでした(汗)
また、続けて観察してみます。
3月初めに、薪割りをしていた時、こんな物を見つけました。
薪の芯の部分に緑色の葉が詰められていました。
枯れたビワの木を輪切りにして、しばらく軒下に置いてあったのでした。
カミキリムシか何かの幼虫に食われて幹の芯に穴が開き、一部は腐りかけていました。
何と、ぎっしり、すき間無く詰められているではありませんか!
こんな巣は初めて見ました。
割った薪からは、バラバラと1~2センチ程の葉が、たくさん落ちました。
良く見ると短い葉巻タバコのようなものがあります。
斧で木が割れた衝撃で、巻かれていた葉が剥がれて飛び散りました。
ワンカップ酒のビンのような形(円筒形の器)に、
円形のフタが付いているのでした。
葉巻だけ取り出して、4つ並べてみました。
いくつかサンプルに保存して、
図鑑などで調べてみたところ、
該当しそうなのは、ハキリバチの仲間らしいと分かりました。
社会性を持たず、単独で生活するハチです。
他のムシが開けた穴を再利用したり、
枯れ木の穴や、壁のすき間、時には地中にも巣を作ります。
バラやハギ、その他の木の葉を半円形に切り取って、
カップ状の小室を10個内外作り、
花の蜜と花粉を混ぜたドロッとしたエサを蓄えて、産卵するそうです。
でも、オオハキリバチは、葉を切らないそうです(何というネーミング!)
しかし、他の幼虫などを捕まえる狩りバチでなくて良かった!(ホッ! 笑)
結局、気付かぬ内に、ほとんどが成虫になって旅立ってしまいました(汗)
かろうじて、残っていたのが↓、
死んでしばらく経過していたので、
色は変わってしまったと思います。大きさは13ミリくらいですね。
バラハキリバチでしょうか。
(バラハキリバチモドキというのもいるそうで?)
今度は、生きて葉を切り取っているところを
ぜひ、見せて欲しいものです!
(なるせ)
草刈り中に、アシナガバチに手の指をやられたのでした。
見出しの写真は、先週の話に関連して、
パリの自然史博物館の裏庭にあった装置(仕掛け?)です。
ファーブル先生のお庭にあった似た物を先週ご紹介しました。
これは「ミツバチのための館」とでも読むのでしょう。
屋根をつけて、オシャレですね。
こんなところは、さすがフランスです!
説明板には、
「野生のミツバチたちのための、魅惑の館」との
タイトルが付けられています。
フランス語の「Hotel」は、「宿」の意味もありますが、
郵便局や役場の庁舎にもついたり、
邸宅や館の意味もあるので・・・この場合は、「館」にしておきましょう。
写真の下には、
「フランスでは、野生のミツバチ、約900種が生息しています。」
枯れ木に穴を開けて巣作りするクマバチは
昨年(?)当ブログでも紹介されてましたが、
木の穴や、すき間を利用して巣を作るハチは、大島にも何種類かいるようです。
ここでは、ハチ一般をイメージしやすいようにミツバチとしているようにも思えます。
フランス人はムシに、あまり興味がないようで、詳しくないのだと思います。
ムシ好きが多いのは、むしろ日本人の方でしょう。
フランスの方は、J・H・ファーブル先生さえあまり知らないようでした(驚!)
今日見つけたハチがこちら↓です。
細身のボディに黄色のライン。
ベランダの梁に節穴が開いていたのでしょう。
その穴を利用して巣作りを始めようとしているようにも見えます。
第1、第2腹節の後縁に黄色線がある・・・
フタスジスズバチでしょうか。トックリバチやドロバチに近い仲間です。
今日は、頭を見せてくれませんでした(汗)
また、続けて観察してみます。
3月初めに、薪割りをしていた時、こんな物を見つけました。
薪の芯の部分に緑色の葉が詰められていました。
枯れたビワの木を輪切りにして、しばらく軒下に置いてあったのでした。
カミキリムシか何かの幼虫に食われて幹の芯に穴が開き、一部は腐りかけていました。
何と、ぎっしり、すき間無く詰められているではありませんか!
こんな巣は初めて見ました。
割った薪からは、バラバラと1~2センチ程の葉が、たくさん落ちました。
良く見ると短い葉巻タバコのようなものがあります。
斧で木が割れた衝撃で、巻かれていた葉が剥がれて飛び散りました。
ワンカップ酒のビンのような形(円筒形の器)に、
円形のフタが付いているのでした。
葉巻だけ取り出して、4つ並べてみました。
いくつかサンプルに保存して、
図鑑などで調べてみたところ、
該当しそうなのは、ハキリバチの仲間らしいと分かりました。
社会性を持たず、単独で生活するハチです。
他のムシが開けた穴を再利用したり、
枯れ木の穴や、壁のすき間、時には地中にも巣を作ります。
バラやハギ、その他の木の葉を半円形に切り取って、
カップ状の小室を10個内外作り、
花の蜜と花粉を混ぜたドロッとしたエサを蓄えて、産卵するそうです。
でも、オオハキリバチは、葉を切らないそうです(何というネーミング!)
しかし、他の幼虫などを捕まえる狩りバチでなくて良かった!(ホッ! 笑)
結局、気付かぬ内に、ほとんどが成虫になって旅立ってしまいました(汗)
かろうじて、残っていたのが↓、
死んでしばらく経過していたので、
色は変わってしまったと思います。大きさは13ミリくらいですね。
バラハキリバチでしょうか。
(バラハキリバチモドキというのもいるそうで?)
今度は、生きて葉を切り取っているところを
ぜひ、見せて欲しいものです!
(なるせ)