グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

大島こども体験塾・ジオパークツアー

2011年08月07日 | ツアー
今日、あきる野市、羽村市合同の、大島こども体験塾のジオパークツアーが行われました。
小学校高学年~中学生70名とリーダーの大学生10名、10数名のスタッフの方たち、総勢90数名の方達をガイド5名で案内しました。

例のごとく前日ギリギリまでかかって、ツアーで全員に配る資料を準備しました。
こんな資料です。(2つ折りにして使います)

三原山周辺の黒い溶岩や、大きな火口など、いくつかのポイントで簡単なクイズを解いて、解けたら顔マークに髭や帽子や髪の毛を描いて、全部オリジナルの顔マークに変えよう!という企画(?)です。

さて、まずは全員集合の図です。

「暑いよ~。」「もう帰りたい~」と言いながらも、子どもたちは元気でした。

歩き始めから様々な色の石を手にして寄って来ては、「コレ、溶岩?」「これは??」
1986年溶岩流先端でも「ここ登りたい!」

看板も熱心にのぞいていますね(^^)v

この日は雲と追いかけっこで、目の前を何度も雲が横切ります。
雲に火口を隠されないか心配しましたが、何とか全員無事に火口を見ることができました。

火口を見たみんなの感想は…
「でかい~!」

ここで少しゆっくり時間をとりながら、オリジナル顔マークをつくるための質問です。
「この穴の下には何があると思う?」

「マグマ!!」
(簡単すぎた?(^_^;))

ふだん湯気が出てくる場所に手をかざして「あ!熱い」「ホントだ。熱い!!」「地球の中って熱いんだよね~。」
(そうそう、その通り~(^O^))

いつものごとく、子どもたちから教わったものもありました!
常に水が滴る壁で…

「ねえねえ、水滴30滴でこの量だよ。」
写真だとハッキリ写っていませんが、ペットボトルキャップすり切り1杯で30滴なのだそうです。なるほど~。

「ねえねえ、このネバネバしたもの何?」
「え?ネバネバ?あ!本当にネバネバだね!なんだろうコレ?コケかなぁ~??」

「ガイドさんでもわからない事あるの?」
「そりゃあ、あるよ~。」

キセルガイをようやく一つ見つけて見せたところ、アッと言う間に…
「ねえねえ、こんなにあったよ~!」

ヒエ~!どこからこんなに見つけてきたのでしょう?

おみやげ屋さんに置いてあった溶岩で、オブジェを完成し「ねえ、見て~。」

う~ん、キセルガイっていつもこうやって隙間に入っているんですよね。
生きている状態をちゃんと再現しているところがスゴイ(^O^)

私が一緒に歩いたのは、10班のうちの1斑と2班の子どもたちでした。
オリジナルの旗が素敵だったので、写させてもらいました。



個性的で楽しいですよね(^^)v

アッという間に過ぎ去った3時間。
羽村市とあきる野市の子どもたちの心の中に、大島の火山の風景はどんな思い出として刻まれるのでしょう?

目をキラキラさせていっぱい質問してくれた子どもたち。
いつかまた伊豆大島ジオパークに、遊びに来てね~(^。^)

(カナ)




コメント (4)
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