今日は、ずっと以前から大島の海にダイビングで通って下さっていた方達と、山を歩いてきました。
昨日までの南西の風が北東風に変わって、涼しくて歩きやすい三原山でした。
山ではススキの根元に寄生するナンバンギセルが、見事な花を咲かせていました。
これほど1箇所に集まっているのは、はじめて見ました。

三原山が私たちのために、ナンバンギセルのブーケを用意しておいてくれたようです。
あまり山は歩いていないとおっしゃる方が多かった今日のツアーですが、皆さん元気に火口に到達。
なんと、ここで大島牛乳の1Lパックが登場しました!

全員で大島牛乳を分け合ってゴクゴク。
火口を見ながら地元の大島牛乳を飲むなんて、なんて素敵な企画なんでしょう!
三原山の大きな火口を背景にした、誇らしげな(?)牛乳パック。

今日も山頂付近は霧が動いていて、時々火口の淵をすべるように大きな穴の中に流れ込みます。
「あ、穴の中に入った!」
「あ!また上がってきた!」

みんなでしばし、霧の躍動感を楽しみました!
ツアー後半は、「行きと違う道を帰りたい。」という皆さんの希望で、西側斜面を下りました。
道中思わず「赤い~!!」と叫んでしまったハチジョウイタドリの花です。

どちらかというとアイボリー系の花が多いハチジョウイタドリですが、時々こんな鮮やかな色の花を見かけることがあります。
満開の赤いハチジョウイタドリと緑の外輪山と青い海…夏の終わりの大島らしい風景です。
次にここを歩く時にはもう、これほど鮮やかな色は見ることはできないでしょう。
こういう景色を見ると思わず「うわ~、すごい綺麗~!」と叫んでしまうのは、この景色が持っている一瞬の輝きのせいでしょうか?
下山後の低木林では、このブログでも何回か登場している砂道を横断中のシマヘクソカズラが、青々とした肉厚の葉をつけていました。
「ここのシマヘクソカズラは高いところに這い登るのを止めて、砂地を横断して新天地を目指しているみたいなんですよね~。」と解説したところ…
「向きを変えたら、どうなるのかしら?」とお客様。
さらに「ハートを作っちゃえ~。」との意見も!

ハート完成!

無理やり向きを変えられた蔓は、根元のほうに戻るのでしょうか?
それともやはり対岸を目指すのでしょうか?
それともお互いに絡み合って解けなくなってしまうのでしょうか?
「これからこの蔓、どうするのかしら?」
みなさん、この蔓の今後がとても気になるようで、私が経過観察をしてこのブログで報告することを、お約束しました。
歩き始めの地点へ戻ってきて、今日歩いたコースを目の前の風景の中でなぞりながら、広い景色を楽しみました。

こんなふうに歩いた景色を一望できるのも、火山が造った開けた景色が広がっているから…。
この、歩いた後に景色を眺める充実感がまたなんともいえず爽やかなんですよね~。
皆さん、熱心にゴミも拾ってくださいました。

「ありがとうございました!」by三原山。
私が昔、海の世界に夢中になっていた時代に、やはり夢中になって潜っていたであろうみなさんと、今度は山の自然を楽しめたことが、とてもうれしいです。
海にも山にも共通する移り行く美しさ…それを皆で共有できたような気がした、楽しいツアーでした。
(カナ)
昨日までの南西の風が北東風に変わって、涼しくて歩きやすい三原山でした。
山ではススキの根元に寄生するナンバンギセルが、見事な花を咲かせていました。
これほど1箇所に集まっているのは、はじめて見ました。

三原山が私たちのために、ナンバンギセルのブーケを用意しておいてくれたようです。
あまり山は歩いていないとおっしゃる方が多かった今日のツアーですが、皆さん元気に火口に到達。
なんと、ここで大島牛乳の1Lパックが登場しました!

全員で大島牛乳を分け合ってゴクゴク。
火口を見ながら地元の大島牛乳を飲むなんて、なんて素敵な企画なんでしょう!
三原山の大きな火口を背景にした、誇らしげな(?)牛乳パック。

今日も山頂付近は霧が動いていて、時々火口の淵をすべるように大きな穴の中に流れ込みます。
「あ、穴の中に入った!」
「あ!また上がってきた!」

みんなでしばし、霧の躍動感を楽しみました!
ツアー後半は、「行きと違う道を帰りたい。」という皆さんの希望で、西側斜面を下りました。
道中思わず「赤い~!!」と叫んでしまったハチジョウイタドリの花です。

どちらかというとアイボリー系の花が多いハチジョウイタドリですが、時々こんな鮮やかな色の花を見かけることがあります。
満開の赤いハチジョウイタドリと緑の外輪山と青い海…夏の終わりの大島らしい風景です。
次にここを歩く時にはもう、これほど鮮やかな色は見ることはできないでしょう。
こういう景色を見ると思わず「うわ~、すごい綺麗~!」と叫んでしまうのは、この景色が持っている一瞬の輝きのせいでしょうか?
下山後の低木林では、このブログでも何回か登場している砂道を横断中のシマヘクソカズラが、青々とした肉厚の葉をつけていました。
「ここのシマヘクソカズラは高いところに這い登るのを止めて、砂地を横断して新天地を目指しているみたいなんですよね~。」と解説したところ…
「向きを変えたら、どうなるのかしら?」とお客様。
さらに「ハートを作っちゃえ~。」との意見も!

ハート完成!

無理やり向きを変えられた蔓は、根元のほうに戻るのでしょうか?
それともやはり対岸を目指すのでしょうか?
それともお互いに絡み合って解けなくなってしまうのでしょうか?
「これからこの蔓、どうするのかしら?」
みなさん、この蔓の今後がとても気になるようで、私が経過観察をしてこのブログで報告することを、お約束しました。
歩き始めの地点へ戻ってきて、今日歩いたコースを目の前の風景の中でなぞりながら、広い景色を楽しみました。

こんなふうに歩いた景色を一望できるのも、火山が造った開けた景色が広がっているから…。
この、歩いた後に景色を眺める充実感がまたなんともいえず爽やかなんですよね~。
皆さん、熱心にゴミも拾ってくださいました。

「ありがとうございました!」by三原山。
私が昔、海の世界に夢中になっていた時代に、やはり夢中になって潜っていたであろうみなさんと、今度は山の自然を楽しめたことが、とてもうれしいです。
海にも山にも共通する移り行く美しさ…それを皆で共有できたような気がした、楽しいツアーでした。
(カナ)