グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

マジシャンと一緒に?

2011年12月22日 | ツアー
2日間、2月に予定されているツアーの下見でいらしたS氏と大島を歩きました。
ご自分で、旅行の企画、広告までされるというS氏。

三原山の溶岩の中から次々に動物を見つけ出す、マジシャンのような(?)方でした。

同じ場所を歩いていても、一緒に歩く人の感性によって見える景色が違ってくるのがツアーの楽しさの一つです。
S氏に指摘されて気づいた風景。

黒い溶岩と薄茶のススキが交互に重なっている風景が、素敵だとおっしゃっていました。
「こういうお菓子ってありませんか?」と、S氏。…そうかも?

新たな発見の数々は、向かい合う犬とゴリラや…


光の中にうずもれる犬。


「あ!女の人が仰向けに寝てる!」という発見も…

「あそこが顔であそこが胸であそこが足の裏ですよ。」とS氏。
「な、なるほど。今まではカニの爪にしか見えませんでしたけど(^_^;)」

溶岩地帯を抜けた後も、随所で足を止めて写真を撮りました。
樹海の中の木漏れ日。

薄暗かった森に急に光が差し込んで、木の隙間がキラキラしていました。

火山から森に変化するコースの中で、今楽しめる鮮やかな色の数々。
昨日はツルマサキの実が、こんな状態になっていました。

数日前は、全然目立たなかったのに、急に弾けた~(^O^)

オオムラサキシキブは綺麗に葉を落とし、紫色の実が目立って山肌を飾っています。

まるで花のようですよね。

ヤブツバキと並んで華やかに(^O^)

メジロたちがうれしそうに鳴き交わす声が、山の中に響きわたっていました!

(カナ)







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