グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

冬の訪れ

2011年12月25日 | ツアー
昨日は海の常連さんと一緒に、三原山を歩きました。
その時見かけた景色の数々です。

「夏じゃないの?」と思うような、モクモクの雲。

でも、風の強さはやっぱり冬でした(^_^;)
火口周辺はビュ~!っと、少しよろめくぐらいの風が吹いていました。

ツララも、でき始めていました!
なんだかいつもと感じの違う冬ですけれど、やっぱり冬は冬なんですね~。

ようやく下に届いたばかりのまだ細い氷…写真撮ろうと思って葉っぱに手をかけたら、ボキっと折れちゃいました。
ツララさん、ごめんなさい~、また1から作り直してください(^_^;)

少し足をのばした江戸時代の溶岩地帯では…

海岸近くに暮らすヒメユズリハが、元気に緑の葉っぱを伸ばしていました。

まだススキよりもずっと背丈が低いですが、元気な緑色!

まだ仲間たちはほとんど、この栄養の乏しい地面の上には入ってきていないのに、一番乗りでしょうか?
ずいぶんたくましいですね~。

たくましいといえば…
こんなアシタバもありましたよ。

下の方の茎の太さは、完全に人の腕より太かったです!

今年もいっぱいキラキラ輝いて私たちを楽しませてくれたススキたちも、だんだん冬の姿になってきました。

今はキラキラというよりチラチラぐらいでしょうか?

でも1本1本のススキたちには個性があって、近づいて見るととても楽しいです。
まだ残っていた、とても華やかなキラキラ!(^^)!

すご~っくきれいで、いつまでも見ていたくなります。

あと一回強い風が吹いたら、タネがみんな飛んで行ってしまいそうな状態も意外にきれいです。

フウっとひと吹きすれば、ぜんぶ飛びそう!
思いっきり息を吹きかけてみればよかったなぁ…こんどやってみます!

そうそう、昨日は不思議なものを見つけました。
樹海の中で見つけたこれ、何でしょう?

アオキの幹にくっついていました。
触ったら固かったのですが、何かの卵でしょうか?(わかる方、ぜひ教えてください~)

なんだか樹海って未知なる物体との遭遇率が高いような…。
確かに何かいそうな雰囲気ですよね(笑)

冬の訪れを感じながら、移りゆく景色と未知との遭遇を楽しんだ昨日の山歩きでした!(^^)!

(カナ)



コメント
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