グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

えんばい汁

2011年12月26日 | 歴史・文化
昨日、波浮港では朝あられが降りました。
雪景色も見たような。湯葉から温泉ホテル上は私の軽自動車で要注意!!
これらはとても狭い範囲に降りましたので“そんなの知らない”
という人も多かったのでしょう?


大島って周りが海!(何をいまさら)小魚がたくさん取れます。大きな魚も捕れますがこれはこれで商品にしたり 美味しくいただきます。しかし、とても小さい魚は……

塩に漬けられ まだ魚の形が残っています(これはタカベの子供ムギタオシで作ったものです)

私が味見したくさやのたれではありませんが

自家製魚醤。15~20年ものです
見た目はとても悪いですが、香りも味も抜群に良いと思います(個人的感想酒の飲めないつまみ好き)

多くは(正式には?)アオムロをぶつ切りにして作るのだそうですが、魚の種類によって微妙にあじが変わってきます。私は右側のが好き!

でもこれは、指にとってぺろぺろなめるのではなく大島では《えんばい汁》という鍋物になるのが多いそうです。サトイモ・にんじん・大根など家の畑で採れた野菜と隠し味にこの汁を入れて醤油や塩などで味を調えるようです。そこは各家庭の味があるのでしょうね。

先日はお椀に庭で採った明日葉と魚醤それからタカベの塩漬け1匹にお湯を入れ魚が細かくなるようにかきませた即席えんばい汁?を作っていただきました。
お味は?  もちろんぐ~です  (しま)
コメント (2)
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