グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

白滝ジオパークの皆さんとの交流会

2015年11月12日 | 火山・ジオパーク
白滝ジオパークの皆さんの大島滞在2泊のうち、1泊目は町役場の会議室で情報交換会を、2泊目は夕食をとりながら交流会を行いました。

情報交換会には大島から7名の参加が有り、ちょうど白滝の皆さんと同じ人数でした。

ここで40分ぐらい、事務局の中原さんから、白滝ジオパークの紹介をしてもらいました。

白滝ジオパーク(遠軽町)の大きさは…

伊豆大島の14.6倍!

人口は、大島の約2.5倍!

さすが北海道は広い!

今は深い森に囲まれているけれど、300万年前に直径5kmのカルデラができて…


最も粘りの強い溶岩(流紋岩)が冷え固まってできた良質の黒曜石が有名。


不純物がないため、数ある国内の黒曜石産地の中でも最も良い石器が作れたのだそう。


黒曜石を敷き詰めたような場所の写真には…

大島の参加者から「おお~!」と歓声が上がっていました(最も騒いでいたのは私?笑)

山の裾野を流れる川沿いに、たくさんの遺跡が見つかっているのだそうです。

黒曜石がつなぐ火山と人類史の出会いのふるさと…なあるほど~!

来年度の診査に向けての準備も着々と進んでいるようです。


まとめ。

この後、時間ギリギリまで語り合いました。

そして2泊目は大島から5名が参加しての食事会。

私の周りでは、なぜか仕事で酪農に関わっていた白滝ジオパークの人が集まり、大島牛乳社長の白井さんと「牛」の話題で盛り上がっていました。

3日目は元町溶岩流や砂防ダム、赤はげを周り、火山博物館で山田先生の説明を受け、大島町長に挨拶してから港に向かいました。

青い海の向こうに、伊豆半島ジオパークがよく見えていました。

港で白井さんに再会し、嬉しそうな皆さん。

もう既に他人ではない感じ(笑)

人と知り合うことで、それぞれのジオパークの存在が身近になります。
白滝ジオパークとは認定も同期だし、再認定の条件付きも一緒。
遠路はるばる訪ねていただき、嬉しかったです。

白滝の皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
また会いましょう~!

(カナ)

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