ゆざわジオパークでの午後講演の前に、ジオガイドの川井さん、吉野さんに代表的なジオサイトを案内していただきました。
目的地はモクモク湯気が地面から噴き出している「河原毛地獄」と、崖から湯気が噴き出している「大噴湯」
ところが、目的地へ向かう途中の山の中から既に、白い湯気がモクモク。
この光景を見た時、瞬時に私の頭に浮かんだのは…
「何あれ?…割れ目噴火??」←笑(^_^;
もちろん割れ目噴火ではなく、実は地熱発電所から出ている湯気なのだそうです。
湯沢では地熱発電に力を入れ、この場所(上の岱地熱発電所)だけで、湯沢市の全世帯の電力を補えるそう。そして今後、更に3カ所の地熱発電所を建設予定なのだそうです。
地熱を利用して野菜を栽培し、乾燥野菜やドライフルーツも作っているとのことで…
買ってみました、ドライトマト!
甘酸っぱい味で、美味しかったです。
河原毛地獄は冬期封鎖で行けなかったのですが、その手前の泥湯温泉でも充分迫力のある風景を見ることができました。
周囲には硫黄のニオイが立ちこめています。このあたりでは、今からおよそ10年ほど前に、火山ガスで親子4人が亡くなる事故があったとのこと。
そして湯気のすぐ側には、雰囲気のある温泉旅館が建っていました。
渋~い(^▽^)。
「苔沼」にも連れていってもらいました。
ここは、過去の火山活動に伴う陥没や地すべりによってできたと考えられているのだそう。
湿地が消えていく経過を「ありのままに見られることが貴重」だということを示す看板が建っていました。
「移り変わりをそのまま見る」ということが、ジオパークらしくて素晴らしいです。
そしていよいよ「大噴湯」へ。
雨が大地を削り深い谷を作ったために、マグマの熱で暖められた湯気が崖から噴き出しているのが見えるようになったようです。
こんな渓谷を作るのだから、水の力は本当にスゴイです。
湯気は時々、遊歩道を塞いでしまうほどでした。
こりゃスゴイ!…先が見えません。
「海の波も川の流れも、どんどん大地を削って景色を変えるなぁ」と感じ入っていたら、こんどは「地面が固くて水がなかなか削れないでいる現場」を見せてもらいました。
「不動滝」と呼ばれる場所で、ここより上流の地層が温泉作用によって硬くなったために、上流は深い谷にはならなかったのだそう。
確かに谷の深さが全然違います。
大地と水のせめぎ合いは、海岸でも山でも存在するのですね。
ううむ~、奥深いです。
そしてふと気づいたら、目の前に…
美しい虹が出ていました!
「うわ~!キレイ~!!」と叫んだのは言うまでもありません(笑)
ゆざわジオパークの神様、歓迎のプレゼントをありがとうございます!
帰路、漆器の資料館に短時間だけ立ち寄りました。
そこに置かれた作品には、訪ねた場所の風景が、いっぱい描かれていました。
伝統工芸とジオのコラボです~。
ところで「ゆざわジオパーク」の多様なジオを、わずか3時間ほどで楽しめたのは案内をしてくれたお2人のおかげ。ガイドさんの力って、本当に偉大です!
朝早くからご案内いただいて、ありがとうございました!
さらに川井さんには「びじん証明書」なるものを発行してもらいました。
有効期限が切れる前に、また「ゆざわ」に行かなくては!
(カナ)
目的地はモクモク湯気が地面から噴き出している「河原毛地獄」と、崖から湯気が噴き出している「大噴湯」
ところが、目的地へ向かう途中の山の中から既に、白い湯気がモクモク。
この光景を見た時、瞬時に私の頭に浮かんだのは…
「何あれ?…割れ目噴火??」←笑(^_^;
もちろん割れ目噴火ではなく、実は地熱発電所から出ている湯気なのだそうです。
湯沢では地熱発電に力を入れ、この場所(上の岱地熱発電所)だけで、湯沢市の全世帯の電力を補えるそう。そして今後、更に3カ所の地熱発電所を建設予定なのだそうです。
地熱を利用して野菜を栽培し、乾燥野菜やドライフルーツも作っているとのことで…
買ってみました、ドライトマト!
甘酸っぱい味で、美味しかったです。
河原毛地獄は冬期封鎖で行けなかったのですが、その手前の泥湯温泉でも充分迫力のある風景を見ることができました。
周囲には硫黄のニオイが立ちこめています。このあたりでは、今からおよそ10年ほど前に、火山ガスで親子4人が亡くなる事故があったとのこと。
そして湯気のすぐ側には、雰囲気のある温泉旅館が建っていました。
渋~い(^▽^)。
「苔沼」にも連れていってもらいました。
ここは、過去の火山活動に伴う陥没や地すべりによってできたと考えられているのだそう。
湿地が消えていく経過を「ありのままに見られることが貴重」だということを示す看板が建っていました。
「移り変わりをそのまま見る」ということが、ジオパークらしくて素晴らしいです。
そしていよいよ「大噴湯」へ。
雨が大地を削り深い谷を作ったために、マグマの熱で暖められた湯気が崖から噴き出しているのが見えるようになったようです。
こんな渓谷を作るのだから、水の力は本当にスゴイです。
湯気は時々、遊歩道を塞いでしまうほどでした。
こりゃスゴイ!…先が見えません。
「海の波も川の流れも、どんどん大地を削って景色を変えるなぁ」と感じ入っていたら、こんどは「地面が固くて水がなかなか削れないでいる現場」を見せてもらいました。
「不動滝」と呼ばれる場所で、ここより上流の地層が温泉作用によって硬くなったために、上流は深い谷にはならなかったのだそう。
確かに谷の深さが全然違います。
大地と水のせめぎ合いは、海岸でも山でも存在するのですね。
ううむ~、奥深いです。
そしてふと気づいたら、目の前に…
美しい虹が出ていました!
「うわ~!キレイ~!!」と叫んだのは言うまでもありません(笑)
ゆざわジオパークの神様、歓迎のプレゼントをありがとうございます!
帰路、漆器の資料館に短時間だけ立ち寄りました。
そこに置かれた作品には、訪ねた場所の風景が、いっぱい描かれていました。
伝統工芸とジオのコラボです~。
ところで「ゆざわジオパーク」の多様なジオを、わずか3時間ほどで楽しめたのは案内をしてくれたお2人のおかげ。ガイドさんの力って、本当に偉大です!
朝早くからご案内いただいて、ありがとうございました!
さらに川井さんには「びじん証明書」なるものを発行してもらいました。
有効期限が切れる前に、また「ゆざわ」に行かなくては!
(カナ)