報告が前後しますが先週日曜、月曜の2日間、講師の方が同行する植物観察ツアーの皆さんを案内しました。
1日目は三原山の植物を中心に観察し、私が「フルコース」を、別のガイドが「山に登らないコース」を案内する予定でした。
しか〜し…、ずっと風邪気味で喉がおかしかった私は、この日の朝微熱が出て、急遽、病院を受診。
インフルエンザではないことは確認しましたが、山登りはベテランガイドのN氏にお願いしました。
最初は、全員が一緒に行動したのですが、
N氏は「見せたいものがあるんです」と言って、草むらの中に入り「サルナシ」の“枝”を紹介。

さすが「植物観察」メインのツアーです😀
溶岩の上ではイタドリのたくましい枝ぶりを観察し

「“虎杖”と書くぐらい丈夫で、杖にもなる植物である」と講師のS先生が説明してくれました。
もちろんゆっくり観察するので、なかなか進みません(笑)
いつもの2倍ぐらいの時間をかけてこの場所に到着。

全員集合の図です。
この後2チームに分かれ、私は山に登らない3人のお客様と引き返しました。
山頂口でお弁当を食べ…

先ずは「割れ目火口」へ。
道路が割れてマグマが降り積もった場所は、現在、ススキやオオバヤシャブシなどの世界ですが…
なんとそれらの植物の中に、森が本来の住処である「シュスラン」が群生していました!

生き生きとした緑の葉!
夏の終わりにはきっとここで、可愛い白いランの花をさかせていたことでしょう。
当然みなさん激写😀

予想外の出会いが嬉しかったです。
そして、こんな可愛い葉っぱをお客様が発見!

「なんですか?」と聞かれ「なんだろう?」と考えていると「ヒメスイバかな?」と自己解決されていました^^;
さて、割れ目火口周辺の観察の後は、樹海〜溶岩地帯を歩くコースへ。
咲き始めの椿の花を愛で…

春をまつハチジョウキブシの蕾を見上げ…

森ができ始める風景に見とれ…

樹海の中も歩きました。

最高齢のお客様は90歳でしたが、1万歩以上に及ぶコースを、ゆっくりですがしっかりした足取りで、歩ききりました。
もう20年以上、講師の先生が主催する植物観察ツアー参加されているそうで、ご自身は生花の先生とのことでした。
そしてこの90歳のお客様が一番気に入られていたのが…捻れて数カ所で合体している2本のオオシマザクラです。

「こんなサクラは見たことがない」とのことでした。
確かに自然の状態でない限り、こんなにくっついて生えるサクラの木はないかもしれませんね。
この2本の桜は、お客様により「夫婦桜」と命名されました😀
お客様との楽しい会話や発見に、元気をいただいて風邪も吹き飛びました😀

皆様との出会いに感謝です。
ありがとうございました!
(2日目へ続く)
(カナ)
1日目は三原山の植物を中心に観察し、私が「フルコース」を、別のガイドが「山に登らないコース」を案内する予定でした。
しか〜し…、ずっと風邪気味で喉がおかしかった私は、この日の朝微熱が出て、急遽、病院を受診。
インフルエンザではないことは確認しましたが、山登りはベテランガイドのN氏にお願いしました。
最初は、全員が一緒に行動したのですが、
N氏は「見せたいものがあるんです」と言って、草むらの中に入り「サルナシ」の“枝”を紹介。

さすが「植物観察」メインのツアーです😀
溶岩の上ではイタドリのたくましい枝ぶりを観察し

「“虎杖”と書くぐらい丈夫で、杖にもなる植物である」と講師のS先生が説明してくれました。
もちろんゆっくり観察するので、なかなか進みません(笑)
いつもの2倍ぐらいの時間をかけてこの場所に到着。

全員集合の図です。
この後2チームに分かれ、私は山に登らない3人のお客様と引き返しました。
山頂口でお弁当を食べ…

先ずは「割れ目火口」へ。
道路が割れてマグマが降り積もった場所は、現在、ススキやオオバヤシャブシなどの世界ですが…
なんとそれらの植物の中に、森が本来の住処である「シュスラン」が群生していました!

生き生きとした緑の葉!
夏の終わりにはきっとここで、可愛い白いランの花をさかせていたことでしょう。
当然みなさん激写😀

予想外の出会いが嬉しかったです。
そして、こんな可愛い葉っぱをお客様が発見!

「なんですか?」と聞かれ「なんだろう?」と考えていると「ヒメスイバかな?」と自己解決されていました^^;
さて、割れ目火口周辺の観察の後は、樹海〜溶岩地帯を歩くコースへ。
咲き始めの椿の花を愛で…

春をまつハチジョウキブシの蕾を見上げ…

森ができ始める風景に見とれ…

樹海の中も歩きました。

最高齢のお客様は90歳でしたが、1万歩以上に及ぶコースを、ゆっくりですがしっかりした足取りで、歩ききりました。
もう20年以上、講師の先生が主催する植物観察ツアー参加されているそうで、ご自身は生花の先生とのことでした。
そしてこの90歳のお客様が一番気に入られていたのが…捻れて数カ所で合体している2本のオオシマザクラです。

「こんなサクラは見たことがない」とのことでした。
確かに自然の状態でない限り、こんなにくっついて生えるサクラの木はないかもしれませんね。
この2本の桜は、お客様により「夫婦桜」と命名されました😀
お客様との楽しい会話や発見に、元気をいただいて風邪も吹き飛びました😀

皆様との出会いに感謝です。
ありがとうございました!
(2日目へ続く)
(カナ)