2月4日、有楽町駅前広場で、31地域が参加する世界及び日本ジオパークフェアが開催されました。
有楽町駅の改札を出るとすぐにブースのテントが。
私は当日の船では間に合わなかったので写真に収められませんでしたが、
昨年12月22日に起きた糸魚川駅北大火を受けて、
糸魚川市長へ、大島町&ジオガイドの会&ジオパーク研究会&町民からの義援金を手渡しました。
被災した一帯は、主に昭和初期に建造された雁木造の商店街や木造住宅の密集地域であったことに加えて、「焼山おろし」等と呼ばれる、この地域特有の強い南風が吹くことにより、北の日本海方向に延焼したそうです。
新潟県最古の酒蔵として知られている加賀の井酒造の酒蔵をはじめとして、195年に亘って存続してきた割烹『鶴来家』や、北大路魯山人、美空ひばり等の多くの著名人が宿泊したことで知られる旅館『平安堂』等が焼失しました。
古い話になりますが、伊豆大島も1965年(昭和40年)に大火を経験しています。
大島で一番大きい集落の元町で、「ニシ」と呼ばれる、これまた大島特有の海からふく強い西風にあおられ、大きく延焼したそうです。
その時も船の底の板を使った「船底天井」の家など、伝統的な古い家屋を多く失いました。
古い町並みや文化財を失う事は本当に残念なことですし、被災した方たちの大変な苦労がしのばれますが、両災害とも命を失う方がいなかったのは幸いでした。
人がいればまた立ち直ることができます!
その糸魚川、元気に楽しいイベントで会場を盛り上げていました。
「ヒスイを探せ!」
海岸の石をそのまま持ってきたところに、3つのヒスイを隠すので、30秒以内に見つけてください、
というゲーム。
写真の中、どれがヒスイかわかりますか?
さ、いざ勝負。
ぎりぎり28秒でコンプリート!!
「ひすいウォーター」もらいました。
まろやかで本当においしい水でした。
https://itoigawa.chiikibrand.biz/products/detail.php?product_id=1188
糸魚川、義援金はこちらからも集めています。
http://www.pref.niigata.lg.jp/suitoukanri/1356858675396.html
https://donation.yahoo.co.jp/detail/1630027/
室戸ジオパークのキャラクター「まがり博士」
スタイリッシュ&キュートなキャラクターデザインが好みです。写真をパチリ
各ジオパーク、イメージの見せかた魅せかたにも個性があって面白いです。
個人的に大ヒットだったのが阿蘇。
さすが世界規模のカルデラ。シンプルにかっこよく神秘的。ロマンを感じます。
ロマンといえば立山黒部ジオパーク。高低差ロマン!マニアック!!
でも最近正にジオにロマンを感じる人がふえているようです。
もしかして、もしかしなくても、ジオブーム、来てる!!
かくいう私も行ってみたい!!に駆られました。
5億年の旅に出ようby茨城県北ジオパーク(写真撮るの忘れました(;^_^)
https://www.ibaraki-geopark.com/
これまたロマンですね~
大島はできて4・5万年、飲み込まれた古い火山を合わせても何十万年、
の世界に普段慣れているので、億年!の世界に新鮮な感動を覚えました。
それぞれのブースには人がたくさん集まっていました。
伊豆大島のブースも盛り上がっていましたよ!
いつも山を一緒に歩く、ジオパーク研究会のUさんが熱心に説明しています。
しかし都会のど真ん中のしかも実家の近くで(笑)、こうしてみるのはなんか不思議な感じでした。
そしてスタッフが来ていたこれ!なんと海の精社長㈱Tさんの手書きなんです。
言われてもすぐにはわかりません。よく見ると、、、びっくり!!
トークショー&クイズもやっていました。
みなさん地元を熱く楽しく語ります
みんなプレゼント好きですね(笑)各ジオパークからのプレゼントのもらえるクイズに人だかり
2番!!! ピース!みたいに見える
私は伊豆半島ジオパークのブースで、ジオトレッキング冊子を熟読していたところ、
クイズに当たればもらえるよ~と教えてもらったので鼻息荒く挑んだのですが、2問目であえなく撃沈、、、
伊豆半島、河津にある間欠泉は30メートル吹き上げる!一生忘れない!!
ちっちゃいお子さん連れの家族がジオ菓子と共にゲットしてました。
これを機会に興味を持って遊びに行ってくれたら浮かばれます。
すぐ近くのジオパーク、まずは伊豆半島から行こうかな。
各ジオパークの魅力に触れられた楽しい一日でした。
(あい)