グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

最後に咲いていました!

2017年02月05日 | ツアー
一昨日報告した植物観察ツアーの皆さんの2日目は…

最初に早咲きのオオシマザクラと、園芸種の椿を見るために大島公園へ。

咲き始めの桜は初々しいです。


公園の中では「明石潟」という品種が、花をたくさんつけていました。


温室の中には、こんな華やかな椿も咲いていました。

「ファイアーダンス」という名前に、妙に納得😀

あんこさんと、あんこさんの衣装をきた添乗員さん(男性)と、ツアー参加者の皆さんで記念撮影。

「椿まつり」らしく華やかです😀

さて公園の後は「巨木の森」を見るために神社へ。

木漏れ日が気持ちのよい森でした。

切り株の中で、ヒメユズリハが成長を始めていました。


「小さいうちは、葉に切れ込みが入るのよね」と講師の先生。

成長とともに角が取れるって…人間みたいですよね☺️

みなさんに注目されていたのが「マンリョウ」


本土のものより背が高く、葉も大きいので見ごたえがあるそうです。


講師の先生は「杉の葉が痛くない!」と、地面に落ちていた葉を手に取り観察していました。

本土のものはもっと先端が尖っていて、触ると痛いのだそうです。
大島の杉は人が植えたもののはずですが…島で暮らすうちに変化したのでしょうか??

続いて、海岸の植物を見るために“笠松”へ。
みなさん、この景色を見た途端「すごい!」と言って観察を開始しました。


しばらくの間、それぞれが熱心に観察を続けました。


足元に、こんな可愛い植物が生えていました。

イソギク(左上にある黄色くなった植物)の奇形だそうです。
本物は枯れるけれど、奇形は枯れないのでしょうか???

海岸のみならず、少し山側の遊歩道も散歩しました。

花が少ない時期ですが、みなさん葉っぱだけでも「違い」を楽しめるので素晴らしいです☺️

「でも、やっぱり大島らしい花を見てもらいたいなぁ」
…そんな気持ちで、最後にここに立ち寄りました。

車道沿いにある、大きなスダジイ。
これだけでも見ごたえがありますが、この近くにもしかしたら「アレ」が咲いているかも…

やった〜!
咲いていました!!

「イズノシマダイモンジソウ」です!

もうとっくに咲き終わっていてもおかしくない時期なのですが、残っていてくれました!

最後に伊豆大島らしい花を見ていただけて、嬉しかったです☺️

フィールド観察が終わった後は、お土産タイム。
でも、ただのお土産タイムではありません。

椿油の作り手の方から、話を聞いて直接購入。


そして、前日一緒に歩いた塩工場の社長さんのご好意で、塩作りの工程を見学。

最後まで、好奇心いっぱいの皆さんと歩いて、元気をいただきました。

楽しい2日間を、ありがとうございました😀

(かな)




コメント
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