グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

鬼女の里に住む者は

2015年11月23日 | 


以前に撮ったキジョランの種(11月21日)
これがどの様になったか今回見に行きました


今回おなじものがこれです。 この毛がキジョ(鬼女)なんです


種が外側で毛の部分が中心部にはいっています


でも、観察の本命はこちらです

一枚目  アサギマダラの卵(ルーぺで見ると縦筋が付いてました)


2枚目、右上に幼虫。左下に卵の殻


3枚目、少し大きい幼虫と 葉にかじり跡


一枚二枚って この葉、裏を返さなくては分からない
端から裏返してめくってみる トランプゲームの神経衰弱しているようです


また種発見 半分黒くなっているので大分成熟しているようです


やはり少し開いていました。飛び出すのももう少し


今回の一番大きい子ですが、もっと大きい子が居ても良いのに!
卵も有りますね


アップにすればくっきりしますが、思いのほか小さい


蛹の殻でしょうか? ここで羽化したのですね
それにしても大きい子が居ませんね


陽の当たっているところには3頭の蝶がいます


羽根を広げて日光浴でしょうか


こちらは卵を産んでいます

もう1頭はあ~逃げられてしまいました(別にもう1頭いましたけれど)
こんなに寒くなっているのに南に飛んで行かないのでしょうか?
やはり大島で冬越するのでしょうか?
もっと寒くなると死んでしまうのか?
幼虫の大きい子が居ないのは捕食者が居るのか、それは誰?
大島ではキジョランがあまり生えていないのにこの子たちはどの様に見つけられたのでしょう?



またまた分からないことが出てきてしまいました

分かった事は!
前回雨が降っている日にはアサギマダラに会えなかった
ここで見たアサギマダラはみなメスでした

この疑問を一つでも解決するためには 週に2回ぐらい通わないとダメかしら?(しま)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋の終わりの三原山で | トップ | 10年後の彼に… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事