グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

オオルリ来てました

2013年04月20日 | 
寒いです。
今日の大島の日中の最高気温は11度でした。
4月も後半だというのにまるで冬ですね。
ナライ(北東風)も強く吹いていて体感温度はもっと低いでしょう。
そんな中、もうとっくに来ているだろうとオオルリを探しに行ってきました。
泉津(せんづ)方面です。

林道に入っていくと早速さえずりが聴こえてきました!
やっぱりやって来ていたんですね。
しかし画像はあじさいレインボーラインで撮影したものです。
とっても残念なシロモノですが(汗)


なんとかオオルリ♂だとわかる程度です。


曇っていたので美しい瑠璃色がまるで出ていません(涙)
しかも尻です。
曇っていてももう少し明るいところに来てくれれば・・・なんとか・・・


ならなかった(笑。もう笑うしかない)


こっちを見ているようですね。
この子もさえずっていましたが近くにいたもう1羽のオスはコジュケイの物真似を取り入れた斬新なさえずりを聴かせてくれました。
オオルリがコジュケイの真似をするの、初めて聴きましたよ!

写真は残念な結果に終わりましたが、はるばる海を越えて今年もちゃんとこの小さな島目指してやって来てくれたことに感動することしきりでした。

これからもっと北上する子もいるでしょう。
旅の無事を祈ります。

                            がんま

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ガイドとは・・・

2013年04月19日 | 火山・ジオパーク
こんにちは。
今日は昨日までと一変して肌寒くなりました。
まだまだ春の途上です。

今日は「ガイド研修」とサブタイトルをつけていただいて、少しだけ山のガイドをさせていただきました。

・・・難しいですね。
なんだか数字の羅列や、味気ない言葉の連続になってしまって、「もっとダイナミックに感じ取れるように、物語を語ろう!!」と熱い指導を入れていただきました。


というわけで早くも断念。
あ!サルトリイバラに花の季節がやってきました。
小さくて可愛いです。
淡い黄緑色が、なんともいえないです。
春の色は色々あって、しかも次々に現れて、毎回山にくるたびに新しい春を見つけることができます。


こちらヒサカキ。
「たくあんの匂い」・・・納得!!
なるほど~、こうして体感を入れるのもコツなんですね。


おおっと!
この体勢はいったい?!
これが「溶岩フォトフレーム」ですね!
今度わたしも撮ってみよう。


ホルニトの後ろ側。
今まで穴の開いている前(というかどっちが前も後ろもないですが)側しかみていなかったのですが、後ろから見ると、なんとなく出来方が理解できるような気がします。うーん、でもやっぱりイメージしづらいなあ・・・。想像力が足りないんだろうか・・・。


それから温泉ホテルに抜けるコースに出て、どうしてもカナさんが行きたい場所に立ち寄りました。
B火口から流れ出た溶岩、だそうですが、他のところは植生がかなり再生しているのに、ここだけ、ない。
どうしてでしょう。
もっとよく見たら何かヒントがあるかもしれません。
私なりにも考えてみたいです。
次回の課題に。


ラストは昨日の写真ですが。
オカダトカゲくんの溶岩フォトフレームバージョンです。こちらの場所は表砂漠の入り口です。
すっかり彼(彼女?)のトリコになってしまいました。

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みんなの夕べ

2013年04月18日 | 火山・ジオパーク
伊豆大島、ホテル椿園の一万坪の広い敷地の一角に、築78年になる古い建物があります。

かつてはホテルの大宴会場としても機能していたといわれる椿亭。

老朽化して倉庫となっていた建物を、関東関西6大学の建築科の学生さんたちが再生したのが昨年の夏のことでした。(その時の様子は、以下のページをご覧ください)
http://www.oshima-navi.com/natsuzemi/

学生さん達の取り組みによって、生まれ変わった素敵な建物の中で、先週の土曜日に島の食材を使った交流イベントが行われました。

題して「みんなの夕べ」http://www.oshima-navi.com/prism/prism_no8.html

私はこのイベントの中で30分間、ジオパークの話をする機会をいただきました。
集まったのは、椿亭の再生に関わった学生さん達と、島在住の30~40代の方々(たぶん・笑)

椿の柱が梁を支える、まさに「椿亭」
なんだか良い雰囲気です。

今回の話しはこんな流れで進めました。

自己紹介、私が「三原山はスゴイ!」と思う風景の数々、そして森にも海にも人の暮らしも全てがジオであること…

「どこにでもジオがある」ということで、クイズも出してみました。
先日、中学生の修学旅行用に作ったクイズです。

正解と思われるものに手を上げてもらいました。

1と答えた人は少数でしたが2と3は、半々ぐらいでした。
どれも起きそうな出来事で、悩みますよね~。

そして、この日の料理の食材にもジオがあること、大島の椿もジオと関わりがあることをお話ししました。

さらに…

学生さん達は、椿亭の梁を磨き、棚を作り、写真を飾って「記憶と記録」を残し、みんなが思い出を共有しながら交流できる場所にしようと頑張ったそうです。噴火の中で生き続けてきた椿の木を利用した建物を、再生しようと頑張った学生さんたちの活動も、まさに「ジオパーク」なのですよね。

目の前の馴染みの風景がどうやってできたのかを考えてみると、大島ならではのオンリーワンの物語が見えてきます。

そして実はそれは大島だけでなく、日本各地のジオパークで「オンリーワンの物語」を楽しむことができます。

100~150年周期の大地震で、海のから新しい大地が現れる室戸では…

ガイドさんがわかりやすく、その仕組みを伝えて「地球」を感じさせてくれました。

大島より200~400倍以上古い火山が、南の海から動いて来た伊豆半島。

地形を模したお菓子を通してジオの楽しさを伝えようとしているガイドさん達に会うことができました。

大島と同じ活火山のジオパークで、過去にキビシい火山災害を経験している島原半島では…

「火山と共にどう生きようとしているか」をガイドさん達が語ってくれました。

今回は時間がなくてこれ以上紹介できませんでしたが、どのジオパークにもそれぞれの個性と物語があって、それを伝えようとする地元のガイドさん達がいることを、知ってもらいたいなぁと思いました。

私の話しのあと、食事が始まりました。

アシタバ、くさや、赤イカ、貝等、島の食材をふんだんに使った、本格イタリアンがものすご~く美味しくて、感動しました!

例えばこれは、バジルの代わりにアシタバを使ったジャガイモ料理。

食べるのに夢中で、ほとんど食べ終わってから「あ、写真!」と気がつきました。(残り物写真でスミマセン~)

そしてシェフから料理の説明。

「アシタバもジオ、くさやもジオ、ということで地元の食材を使ってみました。」
ありがとうございます!(思いを代弁してもらったような気がして、嬉しかったです)

そしてある程度料理を食べ終わったところで、学生さんたちの椿亭再生についての説明が始まりました。


みなさん熱心に聞きいっています。

学生さん達の代表 阿部氏は「大島の歴史や自然、人情に触れて、建築を考えることは私たち建築学生にとっても非常に価値のある体験となりました。」とご自身の文章に綴っています。

そこに住む人の歴史や思い、自然に触れて建てられた建物…きっとそれは素敵な建物に違いありません。そしてその建物は、まさに「ジオな建物」なのだと思います。

ジオパークは、自然や人の暮らし、歴史や文化の中にあるジオとの関わりを楽しむもの。
学生さん達が目指したものと、同じですよね。

ところで手作りの棚には、こんな素敵なキャンドルが飾られていました。
椿のキャンドル!

ロウソクをヤクルトのケースのような容器にいれ、赤いパラフィンと白い紙を巻き付けて作られていました。「お金がないから、みんなで考えて工夫したんです。」と学生さんが笑顔で語っていました。

とても素敵な時間と空間でした。

この場を準備されたみなさん、お疲れさまでした&ありがとうございました。

(カナ)
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キンクロハジロ男子

2013年04月17日 | 
今朝の貯水池で見つけました。
私は大島で会うのは初めてです。
すっかり綺麗な繁殖羽ですね。


目が金色で目立つのでいつもビックリしているように見えます。

後頭部にぴょこんとあるのは特徴の冠羽。


羽繕いを始めてかわいい足が見えました。

激萌え!!



ん?
なんだか目付きが変ですね。


と思ったら寝の体勢に入りました。



でもまだ目はしっかりと開いてます。

あ、

半目になってる・・・?


完全に閉じたか?

しかしその体勢はほんの数十秒で、

すぐに起きてスイスイ泳ぎ出しました。

無事に繁殖地に到着しますように!

                       がんま

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強風体験

2013年04月16日 | ツアー
こんにちは、ユカです。
先ほど、イランでM7.8(USGS)の地震があったというニュースを知りました。
このあたりもプレート境界付近ということです。
さっきまで、ジオパーク研究会の座学「南海トラフ巨大地震と津波」を聞いていただけに、普段から自分たちの足元を知る、ということは、防災・減災上、とても大切なことだと改めて思いました。

さて、昨日・一昨日と(14・15)フルコースのガイドがありました。
といっても私は同行で、ひたすら勉強中です。
ガイドは柳場でしたが、カナさんとはまた違ったガイドで、とても勉強になりました。
ぜひ他の方のガイドも行ってみたいなあ・・・。

ということで、1日目は曇り空、強い南西の風の中、お鉢まわりをし、さらに表砂漠を水たまりまで下る、というコースでした。

そして2日目、絶対外せない!とゲストの方が楽しみにしていた裏砂漠に繰り出しました。


その前に桜株を見て、石の反り橋に立ち寄りました。
こういう鬱蒼とした茂みの中が苦手なゲストの方。私もどちらかというと苦手です。


それでも、こんなにかわいいカエルを発見してくださいました。
実は気持ちよく眠っていたところを、起こされて、寝返り(向きを変えるだけ)を打っている途中のカエル君です。


「月と砂漠ライン」の途中、アオダイショウが道を塞いでいました。
冬眠から覚めたばかりのようで、やせています。それでも全長160cm弱ありました。
柳場はものともせず持ち上げます。ひゃー!!


櫛形山に向かう途中。なんとものんびりした風景です。おだやか、おだやか。


それが一転!これだけでは強風加減が伝わりにくいと思うのですが。風に乗って歩けるという、不思議体験まで!一人タイタニックもできます。


そして筆島。私は10年ぶりに訪れます。
ここで筆島おもしろ写真撮影会。わたしがずっとカメラマンだったのですが、これは撮っているほうがかなり楽しいです。


その近くの公衆トイレ付近の地層です。地層に落書きなんて!!許せません。削るとなくなるっちゃ、なくなりますが。


海岸も見たいとのことで、「砂の浜」も行きました。


そこで見つけた不思議なもの。浮き袋?と思い私も触ろうとし、ゲストのお一人も触りかけた瞬間、柳場から「危ないから触らないで!」の一言。
「カツオノエボシ」という危険なクラゲでした。
死んでいても危ないとのことで、無知な私だけじゃなくて本当によかったと思いました。
何が危険かも理解しておかないといけないと、大いに反省です。

強風を中心に伊豆大島の火山を体感したお二人。
どれだけ強風の中にいても、キラキラ・スコリアを探し続けたお二人。
伊豆大島をまるっと体感していただけましたか?

(ユカ)

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裏砂漠のお散歩

2013年04月15日 | 今日の大島
紫色のアツバスミレ、うす紫のシチトウスミレ、
ちょっと変わった

白いスミレ
近くの一角に生えているのは同じ株から分かれたのでしょうか?

うす紫と言えばフデリンドウも咲いていました



サルトリイバラの雄花は沢山有って見つけやすいのに雌花はなかなか見つけることが出来なくて残念です。秋になれば赤い実が目立ってきますが、青い実の頃人間が刈ってしまいますし、実が赤くなる頃は鳥が、そしてやはり人間に採られてしまいます。(クリスマス用?)
雄花は春のみで、秋は来春の花の季節に向けおやすみ中?ってことかな


サルトリイバラの実の成れの果て 中に種は残っていませんでした。


風の強い日はあまり虫が居ませんでしたが(葉の裏などにしっかりとくっ付いていないと飛んで行ってしまいますよね)

カメラを向ける隠れてしまいシャイなハムシ君でしたが、何とか撮ったぞ!


裏砂漠も火山性ガスが出なく成って草や木に覆われ その面積を増やしつつあります。
そこに暮らしている虫や鳥たちも数を増やしているはずです。いつまでもこの環境を守れたらよいですね   (しま)
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丸い溶岩と、ベチャッとした溶岩

2013年04月14日 | ツアー
先月東京で行われたイベント「島グルメ」での、私の「伊豆大島ジオパーク」についての話しを聞いて、山好きのご夫婦が大島を訪れてくれました。(とっても嬉しいです!)

(イベントの様子はこちら)
http://blog.goo.ne.jp/gscrikuguide6/e/d06ac56310b49f32412092dec50fc049

「ようこそ!」の思いは、三原山も同じだったようで、昨日は風も弱くて青空の爽快なお天気でした。

山の装備を整えたお2人は、まるで雑誌のモデルさんのよう。
決まってますよね~。

思わず「いつか今日の写真をポスターかパンフレットに使っていいですか?」なんて聞いてしまいました(笑)

ところで山はついに本格的な春に突入しました。

お2人が撮っているものは…?

これです!

ゴツゴツ溶岩の下に、ハチジョウイタドリの若葉が育ちはじめていました。
こういう小さな命を見つけることができるのは、春の山歩きの楽しみの1つでもあります。

こんな素敵な風景もありました。
フデリンドウの群生!

奥様が見つけてくれました。

さて、この日、火口の周辺を歩きながら話題になったのが「なぜ丸い石が落ちているか?」ということでした。
ご主人からの質問で、皆の推理が始まりました。

「あ、水滴と同じでき方じゃないですか?」とご主人
このあと会話は以下のように続きました。

「なるほど。でも丸いのよりもベチャッとつぶれてるのが多いですよ。」
「う~ん、そうか…」

全員立ち止まって溶岩観察。

「ちょっと観察して来よう」

「わからないな~」

ご主人の探究心に、思わず「研究職ですか?」と訪ねたら、「いえどちらかというと技術職です。」とのことでした。きっとこだわりのある職人さんなのでしょうね。

「あ、もしかしたら水滴のような形になるぐらい空高く上がった溶岩のしぶきは落下するうちに丸くなって、横に飛び散ったりして落下しなかったものはべちゃっとなっているのでは?」

「ちょっと固いと丸くなれるけれど、柔らかいとべちゃっとなるとか?」

と、まあこのような会話をして、全員で「丸い溶岩の謎」を楽しみました。
「なぜ丸い溶岩と、ベチャッとつぶれた溶岩があるのか」を、こんなに真剣に考えたのは今回が始めてでした。

「これはぜひ、"丸い溶岩”と一緒に記念写真をとってもらいたい!」そう思って丸い溶岩を探しました。
ありました~!

これが、水滴のように空から降ってきたら、スゴイですよね。

下山したら、山肌がイタドリの若葉でほんのり赤く染まっていました。

私の大好きな三原山の春景色です。

どんな写真が撮れたのでしょう?


裏砂漠で…

今まで見たことのないアングルです!
これも雑誌に載せたい感じ…(笑)

森を抜けたらまだ咲き残った椿が、私たちを迎えてくれました。

もうツツジも咲き始めているというのに、まだ蕾もついています。
かなり時期外れですが、暗い森から出て来たところにこういう見事な花があると、いっきに華やいだ気分になります。

激写。


こちらも激写。


花だけではなく、外輪山の新緑もとても爽やかでした。

「キレイですね~」by全員。
ほんとうに、爽やかな1日でした。

ところで、昨日はもう1つ、嬉しい申し込みがありました。
1年ほど前ツアーに参加してくれた、若い女性達が再び大島に訪れて、ツアーリクエストしてくれたのです。

申し込みの電話が昨日のツアー中だったのでガイドは柳場に頼みましたが、とても楽しかったようです。昨年時間がなくてまわれなかった分、いっぱい元気に歩いてくれたとのこと。

嬉しいので、少しですが柳場から送ってもらった写真、載せておきます。


「夏にまた友達連れてきます。」と言っていたそうです。

楽しみに、お待ちしています!

(カナ)


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ムナグロ

2013年04月13日 | 
先日のノビタキと同じように伊豆大島を通過する鳥です。
昨日の朝、1羽が磯で旅の疲れを癒していました。

まだ冬羽です。

ときどきまったりしながら、


食べ物をついばんでいました。


ほとんど歩いて移動していましたが飛ぶこともありました。

手前はイソシギ。


おっと。

これは足を滑らせたときです。



このショット!
なんかヒヨコチックでとってもかわいく見えるんですけど。



さっきのイソシギと。
お互いあんまり気にしていませんでした。


そして今朝です。

滑走路にムナグロが6羽ほどいました。
・・・しかし遠い・・・
でも右の1羽が夏羽になっているのがわかりますよね!!??


                                   がんま

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必殺必勝

2013年04月12日 | 今日の大島
こんにちは、ユカです。
昨日、グローバルの近くにある郷土資料館を初めて訪れました。
本当に知らないことが多すぎて、こりゃ行きたい所だらけになっちゃった!!
というわけで、今日は「必殺必勝」の岩を目指しました。


表砂漠コースに行くこと自体、初めてです。
おお、入り口からすでにこんな感じ。


この角度から見ると、外輪山の一部が途切れているのがよく分かります。
ほほう、もしやあそこが壁をつくって溶岩を止めようとした堤防がある場所かな?


途中に咲いていた、「コケリンドウ」。
先週初めて見たときはリンドウっぽく見えないなあ、と思いましたが、こうして見ると、確かにリンドウですね。植物でもなんでも、「見分けられる」人はスゴイなあ、と感心してしまいます。


途中にこんな足跡がたくさんありました。
キョン?でしょうか?


ところどころ、よく見かけます。
カルデラ壁の一部?でしょうか?まだまだ「見分けられない」私・・・。
そのぶん、フル回転で考えまくります!!あとでちゃんと調べよう。


砂紋がよく見えます。
西~南西の風。もうたまりません。風で冷えるし、砂粒は飛んでくるし。イテテ!!
でも美しい!!


着きました!こちらは北側に見えている部分。
1950年の噴火のさい、3日で作り上げたという。


こちらは南側。この向こうには野増があるんだ・・・、と思うと・・・、なんともいえません。感慨深いです。


途中途中、よく見かける棒?道しるべ?昔は道しるべだったのでしょうか。


西側から三原山を見るのは初めてです。南(右側)が三原新山ですね。なんとなく新鮮な見方!


と思って振り向くと、ありました!「必殺必勝」。第二次世界大戦の折、伊豆大島にも軍が進駐していたけれど、戦わないまま終戦を迎えたという。そのときに彫られたとのことです。うーん、こちらも感慨深いです。

ほお~、と見ていると!!眼下に!!!

あ~、「湖」(水たまり?!)!!
これを見ると、「さまよえる湖」(スウェン・ヘディン著)を思い出しました。
そういえば読み途中のまま、実家に置いてきたな・・・。


なぜかスケールを置いて撮ってみました。
現在の水際から数メートル離れた地点です。
水量が多いときは、もっと湖面が広がるようです。
いいなあ、火山性の堆積物、風性堆積物、水性堆積物まで見れちゃう。
ずっとここで見ていたいな~、と思ったものの、南西の風が強くて寒い!!そして現在進行形で移動中の砂粒が当たって痛い!!ということで、来た道をいそいそと引き返した弱気なユカでした。
コメント (1)
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T中学校の修学旅行

2013年04月11日 | ツアー
今日、福島県立T中学校の修学旅行で160名の中学生たちが、島に到着しました。

1日目はディズニーシーで夜まで遊び、今日は到着後火山博物館見学をしてから、6つのコースに別れて大島を体験、明日朝から超特急で三原山に登り、午前中の高速船で離島するというスケジュール。

6つのコースとは、1マウンテンバイクを使ってのダウンヒル、2海岸サイクリングロードの周遊、3ビーチクラフト、4動植物観察、5伝統工芸、6釣り。1~4まではそれぞれにジオガイド講習を受けたネイチャーガイドがつきます。

私の担当は動植物観察、学校からのリクエストでリス村と動物園を回ることが決まっていました。
予定が押して、30分以上遅れてリス村へ。

リス村は休館日だったのにも関わらず、修学旅行のために施設をあけてくれていました。
このコースは37名の参加で、ガイドは私とオレンジフィッシュの粕谷氏。

村長さんの案内で、椿を見たり芝生広場で写真を撮ったりしてから、ウサギのケージへ。

みんな、動物に触れて楽しそうです。

100匹以上のウサギを見ていたら「このウサギたちはどこで寝るんだろう?」という疑問が頭に浮かび、村長さんに聞いてみました。「穴を掘って寝るんです」とのこと。

そういえば、溶岩のヘリには、10cmぐらいの小さな穴がいっぱい空いています。

これじゃ、お尻しか入らなさそうですけど、冬とか寒くないのでしょうか??

リスのケージも10数年ぶりに入りました。

「おお!広いケージに大きな溶岩!」←すっかり岩好きと化した私です。笑

リスON溶岩。
さすが大島のリス達(??)

みんなリスとも時間ギリギリまで遊んでいました。

そしてリス村の次は動物園へ。

ビジターセンターでヘビの抜け殻を見せてもらったり、ズーストックの話しを聞いてから、班分けしてクイズを持って園内を回りました。

クイズの最初には、こんな文章を載せました。


で、さっそく1問目。
「巨大鳥ケージの中、カラスバトは何羽いる?」

目立ちたがりやのクジャクが、わざと目の前に出てきます。
「カラスバトなんて見ないで私をご覧なさい」と言っているかのようです。

それに比べ、カラスバトは黒くて目立たないので最初は見つけにくいです。
後ろ姿はかなり地味。

ちょっと頭の小さなカラス風。
でも振り返ると…

ハト!

みんな目が慣れてくると「あ!あそこにもいた!」と、どんどん見つけはじめました。
全チーム「9羽!」を選択。(正解でした!)

2問目は「風穴」
「岩の奥から冷たい空気が出てくるのはなぜ?」

残念なことに今日は、風向きの関係でちっとも風を感じませんでした…。
でも、みんな真剣に考えてくれました。

「中の気温が低いから」
「雪の精霊がいるから!」←火山の精霊がいるかも(笑)

3問目は、答えを出すまでに一番時間がかかりました。
「岩につぶれた形の穴が、いっぱいあいているのはなぜ?」

火山に馴染みがない地域の子ども達なので、むずかしいかな?と思いながら作ったのですが、なかなか素敵な回答がもらえました。

「マグマ(溶岩)が流れながら、周りの空気を巻き込んだ」
「マグマ(溶岩)が冷えるとき、収縮して穴ができた」
「マグマが地上に出て来てから、空気が発生した」
みんな、一生懸命考えてくれてありがとう!

4問目は植物問題
「毛の生えている葉がある。なぜ?」

みんなの回答。
「身を守るため!」「寒いから!」

この暖かそうなフワフワのシロダモの若葉に触っていたら、みんな急に「寒い」と言いはじめました。
夕方になって日が陰りはじめました。みんなジャージだけだし、確かに寒いかも…。

で、後半はかなり飛ばしました。
ヤギ達に触れ…


レッサーパンダのお尻を写し…


むしゃむしゃ餌を食べるゾウガメを見て、終了となりました。


最後に用意した、この問題は、私はする時間がありませんでした。

残念なので、ここに載せておきます。
正解、わかりますか?

さて、明日は朝6時起床で、超特急三原山ツアーです。

良い天気になりますように!

(カナ)
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