グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

どんなふうに流れてた???

2016年10月21日 | 火山・ジオパーク
あいです。
しょっぱなから訂正事項の話です。

先週金曜日のブログの中で
http://blog.goo.ne.jp/gscrikuguide6/e/8fd5759c116d16e1d61c768704509670

溶岩がまさにここから飛び出た!?と言われている場所から、グローバルスタッフ嶋田さんも、飛び出た!


と書きましたが、
飛び出てない!強いて言うならじわじわにじみ出た という意見が寄せられました。
完全に同じではないそうですが、似たイメージのハワイの溶岩流の映像を送ってもらったので紹介します↓
https://www.youtube.com/watch?v=rbW5-1awvoI


なるほど~~~~~~!リアル!!
その時の情景を見るようです。

と思ったら、違う説も。
大島の火山博物館では、盛り上がった小山から溶岩が吹き出している写真があって、これが似た現象かもしれない。
吹き出した後に流れ出した可能性もあるかも?
との意見も寄せられました。

当日の参加者の方は、2.3日前に流れた溶岩の間をトロトロと流れただろう、というのが僕の説、と言っていました。

さてさて、いろんな説が飛び交っています。
これも一つの地球の楽しみ方?!
現在火山学者に見解を質問しているところですので、また報告しますね。

しかし火山はまだまだ分からないことが多いようで、起こって初めてわかることも多いとのこと。
次の噴火のときには沢山映像を残したい!と思ったのでした。

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出会いと旅立ち

2016年10月20日 | ツアー
昨日は2歳と4歳のお子様のいるご家族と、半日ツアーに行って来ました。

溶岩を観察する子ども達。

いつもより溶岩が大きく見えます(^_^)

青空が爽やかな気持ちの良い三原山でした。


お父さんは、ガイドを仕事としている同業の方。
最近、きのこに凝っているとのことで…

小さなきのこを激写。
子ども達も興味津々です(^▽^)

もちろん私も写真を撮りました。

いまだに「赤い色が綺麗〜」というところに留まったままですが…
(きのこ修行中断中なり(^_^;)

早春の花、シチトウスミレがあちらこちらで咲いているのも見つけてくれました。


火口一周コース上にある大きな岩の所で、お客様の近くの火山からは、このサイズの岩が空から飛んで来ると教えてもらいました!

…こんなのが飛んで来るって…(O_O)(O_O)
(ちなみに写真の岩は、溶岩の流れに乗って運ばれてきたものです)

子ども達は時々、ご両親に抱っこしてもらいながら、頑張って坂道を登りました。
火口についたら…

トビが我々を観察するかのように、頭上を回っていました。

気持ち良さそうでした〜(^▽^)


帰り道は無理をせず、来た道を引き返すことになりました。

息子さんとヘルメット2個を背負って歩くお父さん。
たくまし〜(^_^)

最後の火山灰が積もった斜面では、娘さんが“火山”を作ってくれました。

ただの山ではなく、真ん中に穴が開いているところが素晴らしい!(笑)

ところで、お客様は昨日も島に滞在予定だったので、夕方に“砂の浜”で行われるこのイベントにお誘いしました。


私が着いた時には、既に何人も人が集まっていました。


なぜか、解説の助手を務めるお客様。

さすがガイドさんです(^_^)

自力脱出できずに残っていた子亀が入った水槽を、見つめる娘さん。


みんなで、子亀の旅立ちを見届けました。

昨日も、素敵な出会いが満載の1日でした。

ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

元気な火山島の風景が、子ども達の心に残ったらウレシイです(^_^)

(カナ)






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クルミ割りカラス

2016年10月19日 | 
先週の火曜日朝、ハシボソガラスが上空からクルミを落として割っている場面に遭遇しました(嬉!)
去年『ナニを落としているのか?』というタイトルで記事にしたことがあります。
その時はナニと書いてあるとおりなんだかわからなかったのですが、今回はバッチリとクルミだとわかりました。





飛びながらくわえている時点でもうクルミだってわかりますよね!
場所は元町の漁港です。
砂浜のほうから飛んできたハシボソガラスが駐車場に落としたのです。



3回くらい落としてちょっと割れてきました。



もいっちょ!



このくらい割れればあとは食べるだけです。



あまりにも不審なニンゲン(ワタクシのことです)にこのあと持ち去ってしまいました。

以前にも書きましたけど大島にクルミは自生していません。
やっぱり流れ着いたクルミを割って食べることがあるとわかりました。

がんま
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全国大会後の「伊豆大島ジオパークツアー」

2016年10月18日 | ツアー
報告が前後しますが、先週13日と14日に、ジオパークの全国大会後の伊豆大島ツアーに参加された皆さんをガイドしました。

スケジュールは以下の通り。(皺だらけでスミマセン(^_^;)

今回は推進委員会事務局が主催で、私はガイドを担当しました。
伊豆大島のガイドの会からも、数名が参加し、他地域のジオパークの皆さんと交流しました。

2日目の報告は、10月14日に山村がまとめているので、私は少しだけ1日目の様子を報告します。

いつもと同じ場所でも、ジオ好きの皆さんが集まるとどうなるかというと…

1986年噴火で元町に迫った溶岩の上で色の違う石を集めて激写!

その熱心な観察ぶりに「さすがジオパークの人だなぁ」と感心しました。

車中から観察するだけにしようと思った“溶岩樹型(溶岩に飲み込まれた樹木が燃えた後にできる穴)”では…

「おおお〜!」「見たかったんだ!」と大喜びする皆さん。

あまりの喜びぶりに驚いて、車から降りて写真を撮ってもらいました。
この場所で大喜びする“複数の人”を見たのは初めてでした(^▽^)

地層切断面で「お菓子のバウムクーヘンのモデルになった地層はどこ?」クイズをしました。


皆さんに真剣に(?)考えていただきましたが、正解は…

ええと…正解を知りたい方は、いつかツアーにご参加ください〜(笑)

塩工場見学では社長のTさんが、説明のために仕事先の東京から駆けつけてくれました。

(ありがとうございます!)

皆さん、塩の結晶に興味をもたれたようでした(^_^)


波浮港の見学では、今まで「大谷石」でできていると聞いていた塀や蔵は「これは大谷石ではない」という意見がでました。

「どこかの凝灰岩を『大谷石』だとだまされて売りつけられたのではないか?」…という説も飛び出しました(^_^;

さあて…どうやって真実をつきとめましょう?
いつか大谷資料館に本物を見に行ってみようかな…。

波浮港ではタイヤキ屋さん&ジオガイドの河村さんが、焼きたてタイヤキを差し入れてくれました!

みんなが手に持っているのがタイヤキです。
美味しかった〜(^▽^)ゴチソウサマでした!

参加された皆さんからは、2日間で色々な「!」を教えてもらいました。
たとえば…

「大島のクサギは鳥海山のクサギより、ずっと葉が大きい」とか…


アシタバの茎の草刈り後の切り口が美しいとか…

(今まで注目したことがありませんでした)

いつも休憩する1滴の溶岩は「これぞ『イッテキマス』の岩だ」とか(^▽^)

(次のガイドネタをありがとうございます!笑)

楽しい2日間でした。

遠いところから伊豆大島をお訪ねくださった皆様、ありがとうございました!

(カナ)
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日本ジオパーク全国大会報告

2016年10月17日 | 火山・ジオパーク
日本ジオパーク全国大会に参加してきました

開会セレモニー おそろいのアンコ衣装で頑張ってみました


「地球の水は何処から来た?」
基調講演は難しくあまり分かりませんでしたが、このようなことを考えたことが無かったので新鮮でした


続いて 市町村長セッション
我大島の町長


沢山ある分科会の中で私が選んだものは「ジオストーリー」 
廊下に出て発表の練習をしています。(10日夕方と11日朝の2回が有りました)


11日午後からは全体会・閉会式にて会は終了しましたが、オプションのジオツアーに参加しました

沢山のツアーがありそれぞれ興味を引かれたのですが、去年乗船したジェットホイルから眺めた爪木崎の平坦地が気になったので参加を決めました


熱海から乗った電車は黒船仕様で外周は黒船のように黒く(写真が撮れなかった)車内の広告の掲示場所に沢山の物が掲示してありましたが、気が付くのが遅く2車両しか見ることが出来ませんでした(残念)



熱川駅に現れた「おもしろ駅長」この後車内でも大活躍で大サービスをしてもらいましたが、翌日もジオガイドとして大活躍でした


ここからは貸し切り電車でジオパーク仕様
電車の先頭もジオマーク付き、外もジオサイト写真付き、車内もサイト写真がいっぱい
そして、発車時には伊豆急の社員さんが沢山(20人ぐらいはいたでしょうか)お見送りしていただきました(ありがとうございます)

下田駅に着いたときには市役所の方々にお出迎え頂きました


下田駅の特別駅長さん「アカウミガメ」30センチぐらいの子でした


夕食時には下田市の色々な方々も参加してくださりました



朝飯前の白浜神社行き。白い砂浜は火山の噴出物とのことでしたが新島や神津島と同じ成分なのかそれとも貝殻やサンゴの成分が多くて白いのかガイドさんに聞いても分かりませんでした


海際に立つ鳥居
白浜神社では伊豆の島焼き(噴火)として関係もあり、大島も良く見える。次の島焼きはいつの事でしょう

私の気になる所にやって来ました

あの平らな所。私が今立っている所もこのような平坦地ですが。
「隆起海成段丘」と言いもっと低い位置にあった大地は海の浸食により平坦地が出来、その後の隆起により丘になった(う~ん溶岩の流れでは無かったのですね)


素敵な眺め 何って?


ジオ関係者は『いいね』いっぱいでしょ きれいな柱状節理


上からも見ることが出来るのがすごい   六角形がくっきりと蜂の巣かと思ってしまう

近くの恵比寿島では 小さな島に3カ所の見どころ(もっとあるが)

海底でたまった火山灰・軽石が溜まっていた物が隆起して地上に現れた


水中底の土石流の地層が隆起


平坦な大地「千畳敷」と呼ばれている波に削られた所


下田市内にある寝姿山。何回かロープウエイで登ったことが有る山ですがこれが「火山の根」と言われる火山岩頸。噴火後に山体内部で冷え固まったマグマ、後に山体が風化していきマグマが現れた所

この後、ペリーロード、河津の峰温泉大噴湯公園、河津七滝を巡り三島駅にて終了致しました。

このツアーの中多くの関係者におもてなし頂きありがとうございました。
私のジオの経験値が上がったことは間違いないと思います (しま)
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3年目の今日

2016年10月16日 | ツアー
2013年の土砂災害から今日で丸3年になりました。

全国大会やその後のツアー報告が溜まっていますが、それは後日に回して今日1日の風景をまとめてみます。

今日は、東大で建築学を学ぶ学生さん&先生と、ほぼ丸1日かけて歩いて来ました。

午前中は、伊豆大島の全ての生きものの暮らしの大元にある“火山”を学びに三原山へ。

冷たい北東の風と黒い雲が少々心配でしたが、皆さん若いので大丈夫でしょう…と自分に言い聞かせ出発!

心配していた雨は降らず、歩いているうちに暖かくなって、寒さも気にならなくなりました。


山の上は、黒い溶岩とキラキラ輝くススキが織りなす景色が、息を飲む美しさでした。


火口を見て…


いつものように、表砂漠に降りる斜面を途中から自由に下り…


全員無事に下山して帰路についたところまでは比較的普通でしたが…

ツアーも終わりに近づいた時、ちょっと普段とは違う展開になりました。

1950〜51年噴火後、カルデラ壁から溶岩が流れ出ないようにするために作られた壁。
この壁が視界に入った直後ぐらいに…

「登れますか?」「登ります!」と、スイスイ壁を登りはじめる先生(^_^)

「さすが建築学科の先生!」と思って見ていると、右側のヤブから人影が登場!
(大島の山を歩き尽くしている自然愛好会会長とお仲間でした)

その人々に「登り切って横に行った方が早い」と勧められ、何故か全員で登ることに!


上に上がった人が下の人をサポートし、全員無事、壁の上へ。

しかし上がったら下がらなければいけません。

…で、続いて全員で砂の斜面下り。

若い学生さんたちならではの半日ツアーとなりました。

午後は、皆さんのリクエストで島の北東部にある波治加麻神社へ。

ジオガイドの愛ちゃんが途中参加し、コケの参道を裸足で歩くと気持ちが良いと教えてくれたので、数人が裸足で歩いています。

その後、学生さんが「コケが良い香りがする!」と教えてくれました。


今まで何度も訪ねた神社で、足触りも香りも楽しめるというのは驚きでした。


その後、同地区にある縄文時代の遺跡を訪ねました。


1つの建物の設計などだけでなく、地域全体のデザインも復興も学んでいるという皆さん…

縄文時代の住まいにも何か、学ぶところがあったのでしょうか?

遺跡見学の後は、同地区の集落を、数人ずつに分かれて歩きました。

溶岩の石垣が美しい、火山島らしい集落の風景。

学生さん達は、地元の方に話を聞いたりしながら、それぞれのテーマにそって歩いていたようです(^_^)


泉津地区のあとは火山博物館経由で、夕陽の時間にあわせて海岸へ。


今日も美しい夕景でした。

この後、皆さんと役場に献花に行きました。

3年前の土砂災害で犠牲になられた方達のご冥福をお祈りいたします。

(カナ)
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キンクロハジロ女子

2016年10月15日 | 
男子については2013年4月17日に記事にしてあります。

女子も大島で会うのは初めてです。
昨日の朝、弘法浜(こうぼうはま)に流れ込む沢の水溜りに1羽でいました。



・・・やっぱりビックリした顔のように見えます。
目の色が黒ければもっとかわいく見えと思うんだけど・・・
でもそれは人間目線でキンクロハジロたちには関係のないことです。



私の大好きな萌え萌えのあんよ!
時々「ガァ、ガァ、ガァ」と小さな声で鳴いていました。



仲間と合流してこの冬を無事に過ごすことができますように。

がんま
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全国のジオパークの皆様ようこそ伊豆大島へ!

2016年10月14日 | 火山・ジオパーク
伊豆半島で行われた日本ジオパーク全国大会のオプショナルツアーとして、6か所のジオパークから9名が、伊豆大島まで足を運んでくださいました!

大会が行われた伊豆大島の姉妹 伊豆半島ジオパーク http://izugeopark.org/
今年9月に新しく認定された 筑波山地域ジオパーク http://tsukuba-geopark.jp/
同じく9月に認定された 秋田県 鳥海山・飛鳥ジオパーク http://chokaitobishima.com/
4名もいらっしゃった 長野県 南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク http://minamialps-mtl-geo.jp/
鳥取県兵庫県京都府にまたがる 山陰海岸世界ジオパーク http://sanin-geo.jp/ 
最も遠いで賞 和歌山県 南紀熊野ジオパーク http://nankikumanogeo.jp/ 




風は強かったですが、霧もかからず雨も降らず、三原山がきれいに見えました。




大島の植生の変遷を語るのにとても重要な存在、オオバヤシャブシの説明中。
みなさん熱心に聞いています。


溶岩は何も栄養素が含まれてないように思いがちですが、実は植物が育つのに必要なリン酸とカリウムを含んでいます。
けれども必要な栄養素チッ素だけは含んでいない。
そこでヤシャブシの登場!
ヤシャブシは、空気中から取り込むことができます。
なので、他の木がチッ素を節約するのに対し、オオバヤシャブシはチッ素を豊富に含んだ落ち葉を豪快に落としてくれるので、
溶岩に足りない栄養素を補ってくれ、土壌を豊かにしてくれるのです。

と、そんな話をしていると、
実を水槽の中に入れるとエビとかよく育つんだよ、とのこと。、、、?!?!
え~??と思って帰ってネットで調べてみたら、なんと出てきました。
果穂のタンニン酸には抗菌作用があり、水のPHを下げるため、熱帯魚などの水生生物の水槽に実を入れると、病気の予防に効果があるそうで、
マニアの間では知られた存在のようです。
へーーーーー!!!!!
皆さん色々、本当にお詳しいです。
チッ素を落としてくれるだけでもヤシャブシすばらしい!!と思っていたのに、ますます好きになりました。


溶岩がまさにここから飛び出た!?と言われている場所から、グローバルスタッフ嶋田さんも、飛び出た!


何に見えますか?
私には滑り台に見えます おしりが痛くなりそう!



山頂、海の向こうに利島新島が見えます。


南アルプスの方が、雲海に見えると。なるほど~

みえますか?私たちが南アルプスの山頂に行ったら、海みたい~と思うのでしょうか。



少し歩くと火口が見えてきます。


三原山のあちこちにも火山の観測のための機械が設置してありますが、特に山頂の火口付近には多くの観測機器があります。
気象庁伊豆大島駐在のHさんが説明して下さいました。


これはGPS。送電線がないので太陽光パネルで動き、温泉ホテルにある観測所にデータを無線で飛ばしているそうです。
指差しているところは鏡になっています。

よく測量で使う機械を使って赤外線を鏡にあて。反射させて距離などを測るとのこと!
島は膨張傾向にあるとはよく聞きますが、こんな風に観測してくれているからわかるのですね。ありがたい!
しかし地下に着々とマグマが溜まってきているようです



溶岩のしぶき一滴と人間。何と人間の小さいこと。




裏砂漠地帯で昼食を。そこで南アルプスジオパークの方がコーヒーで逆におもてなしくださいました!
さすが山の民。山で飲むあったかいコーヒーは格別です。ありがとうございました。


大島のジオ菓子「溶岩クッキー」とともに。この中に溶岩が混じっています。わかるかな??




ここからは長くなるので省略しちゃいますが

一面ススキの一帯を抜け


溶岩アート地帯を抜け


イタドリ→ススキ→ヤシャブシ→の次の植生ハチジョウイヌツゲの主に繁茂する樹海を抜け


温泉ホテルの駐車場、地層がさわれる斜面でゴール!




時間が少し余ったので、バスに乗って帰る途中、
大島の極相林(この森になったらもう噴火で焼かれたりしない限りこのまんま)の主役、スダジイとともにパチリ。
見事な根っこです!




船の写真を撮り忘れた!
みなさん笑顔でお帰り下さいました。
本当に遠いなか、来てくださってありがとうございました!
いつか、みなさんの活躍するジオパークでお会いしたいです。お互い楽しく盛り上げていきましょう~( ^^)/~~
(あい)

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秋休みのジオツアー

2016年10月13日 | ツアー
昨日の午前中にジオパーク全国大会から伊豆大島に戻り、そのままツアーに行って来ました。

5歳から11歳までの子ども達4人と、お母さん2人の『秋休み』のジオツアー。

空には様々な形の雲が浮かび、富士山も伊豆半島も雲に浮かんでいるように見えました。

近くの派出所に白バイが来ていたので「一緒に写真を撮らせてくれませんか?」とお願いしたら「乗ってみますか?」と声をかけてくれました。

「え〜!本当ですか〜?!」…ということで…

カッコいい〜(^▽^)

1人づつ順番に、白バイに乗って写真をとりました。

もちろん全員、大盛り上がりでした(^▽^)
子ども達に貴重な体験をさせてくれた警察官の方に感謝!
(これで将来の警察官が増えるかもしれません!…?)

さて、最初からいっぱい笑って始まった昨日のツアー。
子ども達は、緑の草の中からショウリョウバッタを見つけ…


今まで縄のような形にしか見えなかった溶岩(縄状溶岩)が「バナナに見える」と教えてくれ…

(バナナ溶岩っていう名前も良いかも?笑)

お母さんはサルトリイバラの葉っぱに、黄色いハムシの集団を見つけてくれました。

近くのあちらこちらの葉で、同じハムシが食事中でした!
初めて見る光景に少々(O_O)

5歳の男の子はジャンプをしながら…


そして時々休みながら…

頑張って歩きました!

お弁当を食べる時、あまりにも美しい空に、何枚も写真を撮りました。


秋の空と、溶岩に登った子ども達の笑顔が眩しかったです。


そして足元には…

秋を代表する「センブリの花」が咲き始めました(^_^)

2日間、島を離れている間に、ススキも見頃を迎えていました!

ゴジラも、フワフワのススキを見ているかな?

毎年その美しさに見とれる『ススキ街道』も、キラキラが始まりました!


火口に向かって「ヤッホ〜!ヤッホ〜!」と一生懸命に叫ぶ子ども達。

火口から、こだまが返ってくるので喜んでいました(^_^)

帰り道は2組に分かれ、11歳と8歳の男の子は、連れだって道のない斜面へ。

最初は怖かったようですが、後半は歩き方を身につけて、どんどん歩いていました(^▽^)
もちろん私も、この写真を撮った後に合流しました。

「この椅子いいよ」と11歳の男の子。

本当に座り心地良さそうですね〜(^_^)

帰り道は裸足で歩いて、火山灰を体感!


斜面を駆け下りて、めいっぱい遊びました(^▽^)


ツアーが終わって車中から海を見たら、薄雲に太陽がスッポリ入り、透けて見えていました。


こんな太陽を見たのは初めてでした。

すぐに雲が動いて形がくずれてしまったので、本当に絶妙なタイミングだったのでしょう。
ツアーの度に思うことですが、一期一会の出会いに感謝です。

ツアーが終わった別れ際に、子ども達が並んで「ありがとうございました」と御礼を言ってくれました。なんだか別れがたかったです…。

成長した子ども達にまた会いたいな…。
ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

(カナ)



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昨日のノビタキとチュウシャクシギ

2016年10月12日 | 
両種とも今季初撮影です。
チュウシャクシギは8月31日に目撃していますがノビタキは昨日確認しました。
去年は9月28日に見ているので2週間ほど遅いです。
心配しました(笑)


この時期になると毎日のようにチェックしている場所で会えました。
有刺鉄線止まりですが・・・


いつ見ても面白い正面顔!
1羽でいました。


次はこちらも1羽でいたチュウシャクシギさん。

しきりに歩き回って食べ物を探していました。


後頭部が萌えポイント。

どちらもこれからまだまだ長い旅が待っています。
どうか無事で!

がんま
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