グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ウミスズメ

2017年02月18日 | 
陸からこんなにはっきりとその姿を見るのは初めてだと思います。
一昨日の朝、2羽でプカプカしているのを和泉浜(いづみはま)付近で見つけました。

とってもかわいいうみちゅんちゅん!!(私はこう呼んだりしています)



ほらー、そろって海の中をのぞいています。
萌えますね。



むむっ!!
どうしたのでしょうか?



2羽は付かず離れずプカプカしてゆっくり北上していきました。



何度も潜水を繰り返しながら。



もしかしたらペアなのかもしれません。
無事に繁殖地へ行くことができますように。

がんま
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表砂漠の楽しみ方

2017年02月17日 | 火山・ジオパーク
このところ(私の中で)ちょっとした表砂漠ブームです。

大島の観光的には裏が表というか、裏砂漠のほうがメインに扱われるのですが、
表砂漠もなかなか楽しく、いろんな人と行って、そのたびに新しい遊び方を発見しています。

まずは長野でマウンテンバイクのショップを営んでいるTKさんと。
元々はMTBのお店ですが、枠にはまらない発想で、
心地よく長く使え、そしてかっこいいアウトドア商品のセレクトショップにもなってます。
LIVEもやるそう!素敵です
CLAMP http://clamp-bike.com/


山ではトレイルランがしたいということで、スタッフスージーと、山頂から表砂漠に向けて駆け下りていきました



いるのわかるかな?足に火山灰のクッションが心地よかったそう。



また踏み心地の違う、粘土質の「幻の池」を横切り、カルデラ淵へ


壮大な開けた景色の中走るのは心地よさそうです。



次に来たのはカメラマンLさんとグラフィックデザイナーのSさん

視覚デザインに敏感な彼らと歩くと、石の表情にもよく気が付くことができます。

噴石のたまるところ、すじ状になって落ちているところもけっこうあります。


なぜ?
飛んできた当時、強風が吹いていた?それぞれの石の重さはだいぶ違うけど、関係ないのかしら??
そして岩石状のものばかりで、溶岩状のものが落ちていないのも、大きな疑問です。

割れた断面が美しい。なぜこんな風になるのでしょうか
サルノコシカケ系のキノコにも似てる


顔のように見えませんか??自然の偶然のアート




表沙漠の突きあたりには、遺跡?!な場所があります。


、、、なんですが、手前のこの噴石の存在感にやられました!今回初めてその存在を堪能。
天然の台座付き。絶妙なデザインです。
一番下のうすい台座はさわると結構簡単に崩れるので注意。
噴石の真下の黄色っぽいのも、両方が火山灰でできてると思われますが、状態が全く違う。
不思議です。


話を戻して、遺跡?!の話。
実はここには、昔、外輪山から浜のほうに向かって600m滑り降りるスライダーがあったのです!
遺跡に見えたのはその乗り場の建物跡でしょう。
昔の写真が残っています。昭和10年~17年に営業。
沢山の観光客が楽しんだそうです。しかし戦争による鉄製品拠出が始まり、レール没収(;>o<;)
戦争がなければもしかしたら今も楽しめていたかもしれませんね。戦争はダメ絶対!!


ちなみに元町の「くぼいち」さんという昔の写真を多く展示しているスペースで写させてもらいました。
大島随一のディープスポット!大島に来たらぜひ寄ってみてください。

ここを滑り降りていった、、、サイコーに気持ちよさそう!!





最後は、20代の男子4人組のお客さん。
この日は雪!
山頂、火口とひととおり楽しんだところで、少し時間が余ったので、幻の池へ。
足場がしっかりしていて石も落ちていない、、、よしここだ!
ということで、カイトに挑戦。

気持ちよく飛んでいきました。
しかし風の向きがすぐ変わる、、、ということで、トレイルランが趣味というお客さんにハイタッチ!
風をつかみながら走ります
はい次のメンバーにタッチ!落とさないで全員に回せるかな??
凧揚げなんて子供の時以来だ~と言いながら、大きい子どもになってみんなで楽しみました。


次に行った時にはまたどんな奇跡の時間をくれるかな?
山に人に感謝。また遊んでくださいね~

(あい)
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2日間の発見

2017年02月16日 | ツアー
神奈川シニア自然大学校の有志の皆さんと2日間、各半日ずつ歩いてきました。

20回以上の自然に関する講座を1年間かけて学ばれている皆さんは、神奈川県の森林インストラクターや、高校で生物の先生をされていた方など強者揃い😀

で、初日(昨日)はモチロン「火山と植物の関わり」が感じられる「あの場所」へ!

森を抜け…


草地を抜け…


溶岩の隣で寝転んで休憩し…


森のでき始めの風景や、草地のでき始めの風景を歩き…

最後に「溶岩の森」を歩きました。

鳥が出れば双眼鏡を使って、数人が素早く観察。


「オオバヤシャブシの実が鈴なり〜!」とか…


カジイチゴの真っ赤な枝に「火事イチゴね」とか…

みなさんの感想が、新鮮で楽しかったです。

「これ、なんですか?」という質問の内容も、皆さんの観察力あればこそ…の内容でした。

例えば、黒い実がわずかに残った木の名前は何か?とか…

(観察したらハチジョウイボタでした)

枝が赤くて葉が黄色い植物は何か?とか…

(病気のヒサカキだろうということに落ち着きました)

一番驚いたのは、これを見せてもらった時です。

なんと、ウツギの枝とアオキの枝を使ったネックレス!
枝の中が空洞になっている植物で、作ったのだそうです。

生まれて初めて見るネックレスに。ビックリしました!😲

そして2日目の今日は「巨木の森」「海岸植物」「土砂災害後の植生の回復」を見に行きました。

まずは満開のオオシマザクラの下で、全員集合の図。


この景色の中に、たどたどしい鳴き方で頑張っているウグイスの声が聞こえてきました。


皆さんを歓迎するかのように、足元にシチトウスミレが咲いていました。


11月が最盛期のイズノシマダイモンジソウも、まだ可憐な花をつけていました。


車道わきの木の中に、お客様が小さな鳥の巣を見つけました。

目の前に、大型バスも車もいっぱい通る場所です。
こんな場所で落ち着いて子育てできたのでしょうか??

そして今日も、お客様の観察力に感心しました。

スダジイ、ヒサカキ、イヌマキの3種類の木がくっつきあって生えているとある場所で…


お客様が、冬でも緑の葉をつけているはずのヒサカキが、ほとんど葉を落としていると教えてくれたのです!

ヒサカキが落葉…初めて見る光景で、またまた驚きました。

ヒサカキはこの状態で、スダジイに覆われているので「木の幹の中の栄養を運ぶ管が通りが悪くなっているのかも」とみんなで推測したのですが…

もしかしたら、ヒサカキを枯らす『何かの病気』が進行しているのかもしれません。

ヤシャブシとオオバヤシャブシの違いの載っている図鑑も紹介してもらいました。

3年前に出版されていたようです。(知らなかった^^; 早速購入しました!)

それによると、オオバヤシャブシの葉の縁のギザギザは、長短があるのだそうです。

今度崩壊斜面の調査があったら、見比べて見たいです。

…ということで、たくさんの発見のあった2日間でした。
とっても楽しかったです😀

ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!


(カナ)
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イシガケチョウ

2017年02月15日 | 

憧れのチョウのひとつ、イシガケチョウです。
イシガキチョウとも呼ばれ石崖や石垣の字を当てています。
その名の通り、とってもステキな模様で命名者のセンスを感じます。



12日に沖縄で撮影しました。



センダングサの仲間で吸蜜していました。



ちょっとスレていますが元気です。



これがお気に入りの1枚。
口吻(こうふん)がくるりん!(萌)



イシガケチョウは南方系のチョウですが近年は分布を北へ広げてきているそうです。
でもまだ関東地方では見ることができないチョウなので出会えてとても嬉しかったです。

がんま
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対岸からのお客様

2017年02月14日 | 火山・ジオパーク
急な用事で島を離れた西谷に代わり、昨日・今日の2日間 
伊豆半島よりお越し頂いた”Sさんご夫妻”をご案内してきました。

奥様は、伊豆半島日本ジオパークのジオ講習を修了なさっている方
ジオ繋がりで来て頂けるのは嬉しいですね。

昨日は、山頂口から”三原山お鉢コース”

基本的に晴れているのですが、私達の頭上には怪しい雲が有ります。
しかし、伊豆半島や富士山はしっかり見えていました。

そんな訳で、スタート前にまずお二人の暮らす対岸の風景を見て頂きました。

赤茶色の”大室山”の向こうには”南アルプス白峰三山”。
これ!大島の宝ですね。他では見られない景色です。

ご主人はよく山登りをなさっていたとの事、それぞれの峰の名前も教えて頂きました。

「ここから伊豆半島ジオパークと南アルプスジオパークが見えるんですよ」と言うと
「箱根ジオパークも見えてますよ」の声・・・さすがです。早速、一本取られました。(笑)
そうなんですね~。日本ジオパークが3ケ所一望できる場所、これも凄いと思います。

歩き始めてフッ!と気付いたのですがヘルメットを忘れた・・・でも右手に傘。

まぁ、傘でも火山灰ぐらいなら対応できるでしょうか?

カルデラ内では、よく植物を話題にしますが面白い事をお聞きしました。

伊豆半島では、ワサビ畑に”ハンノキ”を植えるそうです。 
更に”ワサビ餡パン”や”ワサビケーキ”他にもワサビを使ったモノが沢山有るとの事。

明日葉を使ったモノは大島に沢山有りますが、さすがに餡との組み合わせは見た事が有りません。
甘くて脳にツ~~~ンと来る!”ワサビ餡パン”どの様なモノでしょう?

カルデラを過ぎ三原山本体に差し掛かると、視界がドンドン開けてきます。

”房総半島””浦賀水道””三浦半島””湘南””小田原”


ご主人は、私に分からない”大山”や”湘南平””丹沢”等、次々と傘で指し示してくれます。
さすが伊豆の方、そして山好きの方ですね~。

”大山”は、ちょっとした副業で馴染みは有るのですが初めて場所を確認できました。

今日は大漁です。個人的に”つらら”が懐かしく、つい撮ってしまいます。



話しながら歩いていると、アッ!と言う間に三原神社に着きました。


スマホを向けると「はい!ブログの写真でしょ」と、お二人。 ご協力有りがたいですね~。



火口から流れ出た様々な造形を楽しみながら”生きた地球”を感じる場所へ・・・。



この後はお鉢をぐるりと回り、火口の雄大な景色と黒と白のコントラストを堪能して山頂口に戻りました。

さて今日のメインの目的は”裏砂漠”と”バームクーヘン”

途中”桜っかぶ”に立ち寄り、”月と砂漠ライン入り口”まで来ると、何と!こんな事に。

まだ解除されていなかたんですね~。 甘かったです。

仕方なく、車で行ける所まで・・・。


前回の噴火直後とは比べ物になりませんが、今でもまだ残る荒涼とした景色に感嘆の声が聞かれました。

しばらく雰囲気を楽しんでいると「登りましょう!」の声。


サクサクの火山礫”黒いスコリア”を踏みしめて登ったのは”櫛形山”頂上。


雪の残る三原の裏側も美しかったです。


お帰りになる船の時間も有るので急いで下り、筆島、そして波浮の港へ・・・。

何と!私と同期生だったお客様、波浮の街並みが懐かしそうでした。


そして此処に来たら寄らない訳にはいきません。

定番の”鵜飼のコロッケ”そして野口雨情の歌碑。

時間に追われつつも、最後の目的”巨大バームクーヘン”へ。

此処のインパクトは大きいですね。

この”地層大切断面”、一周道路沿いなので簡単に見られ少し有難みに欠けるかも知れませんが
大島の噴火の歴史2万年が刻まれた、凄い場所です。
通る度に”残されていて本当に良かったな”と思います。

欲を言えば、バス停に近い所に設置された道路標識を少しずらして頂いて
何か所か地層に触れられる場所が有れば良いですね~。



さて今回、まずまずの天気に恵まれ楽しくご一緒させて頂きました。
是非次は、西谷のガイドで歩きにいらして下さい。お待ちしております。
2日間、ありがとうございました。


                                 By 柳場


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船の中で見えたもの、考えたこと

2017年02月13日 | その他
都内に行く船の中


少し波の有る日でした。富士もきれいに見えていたので 思ったのは? 
広重の富嶽三十六景の内の神奈川沖浪裏(分からない方は検索してください)
船が2艘 波間に見えています。あの船はもしかしたら大島から出てきた船かもしれないと考えていました。このアングルならば可能性は有りですね!あの船は八挺艪(漕ぎ手が多い早舟ですね)荷物は初ガツオ江戸時代“女房を質に入れても食べる”とも言われている。勿論、質屋さんだって質草にはしない。そこまで無理をしても食べるとのこと。
今でいうとカツオ1本10万円ぐらいかと 何でそんなにまでして食べなくてはならないのでしょう(意地とやせ我慢が江戸っ子なのか)そんな江戸っ子の要望を満たす為に?
船を出す。勿論こんなに大波は流石に出さないでしょうが、天気予報が無い時代ですので低気圧通過だったのか?

あくまでも私の勝手な思い込み・妄想膨らませました ふふふ(しま)
でもその可能性も有りかも?(まだ言う)
広重さんそこのところ どう?
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雪と桜と椿の2日間

2017年02月12日 | ツアー
昨日、一昨日の2日間、東海汽船さん主催のガイドつきツアーのお客様を案内しました。

ツアーは伊豆大島らしい「椿のトンネル」を、のんびり歩くところから始まりました。

木漏れ日がキラキラ輝く道を歩くと…

頭上に椿の花!


地上に散った椿も綺麗です。


昼食後、この日のメインの裏砂漠へ。
歩き始めは“みぞれ”がチラつき、空も何やら怪しげな雰囲気でしたが…


お客様に「強力な晴れ女」がいらしたためか、歩いているうちに…

青空に変わりました。

ご覧ください、この景色!

枯れたススキも味わいがありますよね😀

実は「裏砂漠が黒くなかったら、2日目の行程と入れ替えよう」と考えていたのですが、雪は三原山の上だけで、黒い溶岩も黒い砂漠も白い雪山も一度に楽しめるというグットコンディションとなりました。

で…

ズンズン歩いて…

暖かい湯気に触って“マグマの熱”を感じ…


再び、黒と白と水色だけの、極めてシンプルな景色の中を引き返しました。

こういうシンプルさが、好きなんですよね〜😀

樹海の植物のたくましさに感心し…

他にも伊豆大島火山の個性的な風景を歩いて、この日のツアーは終了しました。

そして2日目。
予報は晴れだったのですが、夜中に雪が降りまして…

元町近くの溶岩の上にも雪が積もっていました!

山の雪は毎年見られる風景ですが、この場所で雪を見るのは初めてのような気がします。

黒と白のマーブル模様が川のようにうねりながら海に向かう風景…素敵でした!

公園では、桜が見事に咲き誇っていました!

椿と並んで咲き誇るオオシマザクラ❤️
雪とこの風景が同時に見られるなんて…とても豪華な気分でした。

広い椿園の中も、ゆっくり鑑賞しました。


ご夫婦で参加されたお客様は、咲いている椿の花より咲く直前の蕾を好まれていました。

あとでお話を伺ったら、旦那さんは”お茶の先生”とのこと。

ランチタイムにはお茶の話で盛り上がりました。
「仕事で海外で暮らすうちに日本文化を学ぶ必要を感じお茶を始めた」
「お茶は花も陶芸も、書道も知らないとできない総合芸術なんです」とおっしゃっていました。

いっぱい笑った楽しい時間に感謝!

みなさま、ツアーご参加ありがとうございました!

(カナ)
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ビンズイ

2017年02月11日 | 

今月3日の撮影です。
鳴き声でいることを知りました。
この冬初めての出会いです。





3~4羽の小さな群で地上で食べ物を探していました。



お目目キラリン!

がんま
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日本中のジオパークへ旅したい!!

2017年02月10日 | 火山・ジオパーク

2月4日、有楽町駅前広場で、31地域が参加する世界及び日本ジオパークフェアが開催されました。

有楽町駅の改札を出るとすぐにブースのテントが。



私は当日の船では間に合わなかったので写真に収められませんでしたが、
昨年12月22日に起きた糸魚川駅北大火を受けて、
糸魚川市長へ、大島町&ジオガイドの会&ジオパーク研究会&町民からの義援金を手渡しました。

被災した一帯は、主に昭和初期に建造された雁木造の商店街や木造住宅の密集地域であったことに加えて、「焼山おろし」等と呼ばれる、この地域特有の強い南風が吹くことにより、北の日本海方向に延焼したそうです。
新潟県最古の酒蔵として知られている加賀の井酒造の酒蔵をはじめとして、195年に亘って存続してきた割烹『鶴来家』や、北大路魯山人、美空ひばり等の多くの著名人が宿泊したことで知られる旅館『平安堂』等が焼失しました。

古い話になりますが、伊豆大島も1965年(昭和40年)に大火を経験しています。
大島で一番大きい集落の元町で、「ニシ」と呼ばれる、これまた大島特有の海からふく強い西風にあおられ、大きく延焼したそうです。
その時も船の底の板を使った「船底天井」の家など、伝統的な古い家屋を多く失いました。

古い町並みや文化財を失う事は本当に残念なことですし、被災した方たちの大変な苦労がしのばれますが、両災害とも命を失う方がいなかったのは幸いでした。
人がいればまた立ち直ることができます!


その糸魚川、元気に楽しいイベントで会場を盛り上げていました。

「ヒスイを探せ!」

海岸の石をそのまま持ってきたところに、3つのヒスイを隠すので、30秒以内に見つけてください、
というゲーム。
写真の中、どれがヒスイかわかりますか?


さ、いざ勝負。

ぎりぎり28秒でコンプリート!!
「ひすいウォーター」もらいました。
まろやかで本当においしい水でした。
https://itoigawa.chiikibrand.biz/products/detail.php?product_id=1188


糸魚川、義援金はこちらからも集めています。
http://www.pref.niigata.lg.jp/suitoukanri/1356858675396.html
https://donation.yahoo.co.jp/detail/1630027/




室戸ジオパークのキャラクター「まがり博士」  
スタイリッシュ&キュートなキャラクターデザインが好みです。写真をパチリ



各ジオパーク、イメージの見せかた魅せかたにも個性があって面白いです。
個人的に大ヒットだったのが阿蘇。

さすが世界規模のカルデラ。シンプルにかっこよく神秘的。ロマンを感じます。

ロマンといえば立山黒部ジオパーク。高低差ロマン!マニアック!!

でも最近正にジオにロマンを感じる人がふえているようです。
もしかして、もしかしなくても、ジオブーム、来てる!!
かくいう私も行ってみたい!!に駆られました。


5億年の旅に出ようby茨城県北ジオパーク(写真撮るの忘れました(;^_^)
https://www.ibaraki-geopark.com/
これまたロマンですね~
大島はできて4・5万年、飲み込まれた古い火山を合わせても何十万年、
の世界に普段慣れているので、億年!の世界に新鮮な感動を覚えました。


それぞれのブースには人がたくさん集まっていました。
伊豆大島のブースも盛り上がっていましたよ!
いつも山を一緒に歩く、ジオパーク研究会のUさんが熱心に説明しています。
しかし都会のど真ん中のしかも実家の近くで(笑)、こうしてみるのはなんか不思議な感じでした。


そしてスタッフが来ていたこれ!なんと海の精社長㈱Tさんの手書きなんです。
言われてもすぐにはわかりません。よく見ると、、、びっくり!!



トークショー&クイズもやっていました。
みなさん地元を熱く楽しく語ります



みんなプレゼント好きですね(笑)各ジオパークからのプレゼントのもらえるクイズに人だかり


2番!!! ピース!みたいに見える


私は伊豆半島ジオパークのブースで、ジオトレッキング冊子を熟読していたところ、
クイズに当たればもらえるよ~と教えてもらったので鼻息荒く挑んだのですが、2問目であえなく撃沈、、、
伊豆半島、河津にある間欠泉は30メートル吹き上げる!一生忘れない!!
ちっちゃいお子さん連れの家族がジオ菓子と共にゲットしてました。
これを機会に興味を持って遊びに行ってくれたら浮かばれます。
すぐ近くのジオパーク、まずは伊豆半島から行こうかな。

各ジオパークの魅力に触れられた楽しい一日でした。
(あい)

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ジオガイド例会

2017年02月09日 | 火山・ジオパーク

昨日、夜7時から大島町認定ジオガイド第2回例会が行われました。
会場は、先月行われた新年のお茶会と同じ“北の山公民館”
参加者は約18名?


主に話し合いの内容は、統一基本ガイド情報作成についてとデーターバンクに関して。


“統一基本ガイド情報”と言うと、少し難しく感じますが
“ゲストに伝える情報を統一してマニュアルを作りましょう”と言う事です。

例えば
お客様に「三原山は標高どのぐらいですか?」と聞かれる事がたまに有ります。
一番高い所は“三原新山”と呼ばれる、1950年~1951に掛けて大量の火山礫が降り積もった場所ですが
“764m”と書いた古い情報を目にする事も有ります。    しかし現在の標高は“758m”


又、30年前の噴火が「中規模噴火なのか?小規模噴火なのか?意見が分かれている」と聞いた事が有ります。 
この様な問題は中々判断が難しく、どちらを選ぶか参加者の中でも様々な意見が出されました。
最終的には、“ジオパーク推進委員会“が統一基本情報を取りまとめ、そこで提示される見解が優先との事になりました。
項目に関しては、認定ガイドの中でプロジェクトチームを立ち上げ検討する方向です。

私達がフィールドをガイドする場面で、「こんな資料が欲しいな」「画像が有れば伝え易いかな?」と
思う事がよく有ります。 しかし、個々でそれらの資料を集めるのは中々大変です。
著作権等の絡みも有り、町や観光協会所有の資料をどこまで自由に使えるのか?悩む事も有ります。

データーバンクに関しては、推進委員会が管理しメンバーが自由に利用できる形にしたいとの話が有りました。 
又、MLを活用し画像をアップして皆で共有する案と使用方法の説明等もありました。
(その場でスマホの画像をアップする参加者も居て、驚き!& 感心 )


その他、次回開催日やガイド会の勉強会を一般公募にするか?等の検討が行われました。

さて、この集まりには特別なメニューが組まれています。
認定ガイド仲間に依る5~10分のプレゼンが行われるのです。
目的は情報の共有、そして人前で話をするトレーニングの目的も含んでいます。

1回目(新年会を兼ねた先月)は、役員の方があんこ姿の手踊りと椿園の案内を想定したバーチャルツアーを披露しました。

今回は、波浮で“鯛焼き屋さん”と宿を営むKさん、大島高校で農業指導を行い、現在は様々な形でジオパークの立ち上げから関わっているNさん、いつも熱心に親子で会に参加しているYさんのプレゼンです。

Kさんは“伝えたい大島の風景”とのテーマで、撮り溜めた画像の紹介です。


いつも見慣れている風景の中にも、視点を変えれば様々な発見が有る・・・と気付かせるプレゼンでした。もちろん絵的にも素晴らしいものを沢山見せて頂きました。

中でも気になったのがこれ! まるで”クスコーの洞窟壁画”の様ですね。

残念な事に場所を聞き逃してしまいました。

また、プライベートでも仕事の際にも利用できる優れものアプリの紹介も有りました。

Nさんは、Kさんと同じく撮り溜めた写真を使った“私のお勧めジオサイト写真集”との銘打った山と海岸のスライドショーです。


自然愛好会等にも参加して島中をくまなく歩いているNさん、地層やその年代にも詳しいので説明も中々興味深かったです。海上からと思われる見慣れない景色などには「ホ~!」とか「いい写真持っているな~」等の感嘆の声が上がっていました。

3人目Yさんは“伊豆大島をすてきに編集しよう”との題目で“首都大学東京が推し進める“あんど!大島Local wiki”プロジェクト“の紹介と、参加の仕方等を発表してくれました。

 
観光客を島に呼び込む為には、情報発信は重要ですよね。
始めの方でも触れましたが、情報の共有にも役立つものと思われます。
またSNSを上手に利用し、外国のお客様等も巻き込んで母国語で島の魅力を伝えてもらう!そんな取り組みも出来るのではないか?との提案も有りました。

順番が前後しましたが
2月4日有楽町駅前広場で31地域が参加する世界及び日本ジオパークフェアが開催されました。
大島からも数名が参加して、多いに大島の魅力を発信してきたそうです。

その時にスタッフが着用していたのが・・・これ↓
 

なんと背中に描かれたデザインは、産業商工部会長“海の精(株)“社長Tさんの手書きだそうです。
色違いで4枚作製したとの事。あちらこちらから「欲しい~~!」の声が挙がっていました。

さて今回も、ガイド会の層の厚さを感じるとても有意義な例会でした。
しかし、そのうち自分にもプレゼンの順番が来るのかな?と考えると、少しドキドキします。

次回はどの様なプレゼンが行われるのか?楽しみです。

                                       By 柳場


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