グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

「サヘル・ローズのイチオシNIPPON」ロケ

2017年04月20日 | ツアー
あっという間に4月も終わりに近づいています。

今月は数回、TV番組のロケ隊の皆さんを案内しました。
放送日も近づいてきたので、少しずつロケの様子を報告しようと思います。

今日は、 BS12トゥエルビ「サヘル・ローズのイチオシNIPPON」のロケの様子です。

撮影日は4月7日。

この日の天候は、雨&風速10mほどの強風でした!(^^;;

でもタレントのサヘルさんは「これはこれで面白いかも!だって晴れている時の景色はいっぱい紹介されいるけれど、こういう天気の時は、紹介されたことないでしょう?」と、とても前向きでした☺️

雨の日ならではのコケの美しさを楽しんだり…

風が唸る音を「初めて聞いた!」と喜んでくれました。

短い昼食休憩の時は…


雨に濡れた足元の植物たちを「かわいい!」と撮影されていました😁


しかし、最初小雨だった雨は次第に強くなり、冷たい風とともに吹きつけてきました。

ゴオ〜(by風)

百戦錬磨のプロデューサー氏をもってして「今まででもっとも過酷な撮影環境」と言わしめるほどの風雨でした。

しかしサヘルさんは、笑顔で島の魅力を伝えようと奮闘します!

💖💖💖

そしてこの天候の中、行きとは違う未舗装斜面を下りました。

(雨合羽のたなびき方が風の強さを物語っています)

霧に浮かぶ木は、晴れている時よりも存在感があります。
「オオバヤシャブシが随分大きくなったなぁ」とひとしきり見とれ、振り向いたら…

あれ?

すぐ後ろを歩いていたはずの皆さんの姿が、ほとんど霧に溶け込んでいました!

「何をしているのだろう?」と思って近づいたところ…

なんと、元気に撮影中でした!

スゴイ〜!

「風も雨も、そのまま楽しもう!」という姿勢が、本当に素敵でした☺️


この日の撮影で、私が一番感動したのは、撮影隊の皆さんのプロ魂とチームワーク、そしてサヘルさんの優しさでした。

「体が冷えるだろう」と思って暖かいお茶を勧めても「みんなも寒いから私だけが飲めない。大丈夫。ありがとう」とスタッフを気遣い、「皆んな、がんばろう!」と言って励ましていました。そして「いつもこのチームで仕事をしていて、皆さんが本当に良い人で幸せだ」とも語っていました。

(強くて優しい美女と一緒に、アシタバおにぎりを食べるの図☺️)

本当〜に、素敵なチームでした。
なので、きっと楽しい番組になると思います!

番組はBS12トゥエルビで6月18日(日)19時から放送予定です。
大島の様々な場所を取材されていたので、ツアーがどれぐらい盛り込まれるかはわかりませんが、皆さま、ぜひご覧ください〜!

(かな)
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北陸自動車道のすぐ下の田んぼでケリを見つけました。

2017年04月19日 | 
長いタイトルですがそのまんまです(笑)
16日に小松に行ってその時に撮影しました。

田んぼに詳しくないのでよくわかりませんがたぶんこ水を引き入れたばかりだと思います(・・・って、これって水田でいいですよね?水を入れて別の作物を作る畑でしょうか?私にとって水田は珍しいものなので興味深深でした)

なにかいないかな~?と気をつけていると遠くに白い影が見え、すぐに消えてしまいました。
注意深く探してみると、いました。

2羽でいて、ペアのようです。

広い水田を行ったり来たりして飛び回っていました。





飛んでいるときは白、黒、茶、灰のコントラストが目立ちます。

しかし。

着地しまーす。


翼を畳むととたんにどこにいるのかわからなくなってしまいます。
素晴らしい保護色ですね(感心)


無事に子育てできることを願います。

がんま
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ジオガイド例会!(2017年4月)

2017年04月18日 | 火山・ジオパーク
夕方、ジオガイド例会に参加するため車を走らせていたら、空がピンク色に染まっていました。
「間に合うかな…」はやる心を抑えつつ、役場隣の駐車場に車を入れました。

その時、目の前に広がった景色は…

公共の駐車場からこの景色が見えるのって、すご〜く贅沢😁

そして、やはり撮ってしまう富士山。

素敵な色でした〜☺️

会議の部屋に入った後も、窓から見える景色に惹きつけられました。

高い波をかぶった後の桟橋が夕日を反射して輝き、本当に綺麗でした。

さて、今日のジオガイド例会です。

参加者は18名。

ガイドの活動記録の書き方などについて話し合った後、恒例のジオガイドのプレゼンが始まりました。 

トップバッターは、うちの店で水陸両用の(?)ツアーを担当している柳場です。
お題は…

ということで、自己紹介でした。

来る日も来る日も海に潜っていた30〜40歳代の頃の私たち。

でも10年前から私はほぼ陸上生物となり、柳場は現在ほぼ両生類状態(笑)

で、陸のガイドの楽しさとは?

ふむふむ…特に何も話し合った訳ではないのに、ほぼ同じように感じているのが面白いです。

参加者からは次々に質問が出ていました。
「海で怖い思いをしたことはないか?」→ない
「陸海のガイドの割合は?切り替えが必要か」→ガイドは陸も海も一緒なので切り替えはしていない
「海山通して、一番印象強い人は?」→海は84歳の人。山は100kmマラソンランナーのみなさんのツアー
…とのことでした☺️

2番手は「オレンジフィッシュ」というダイビングショップを営む粕谷さんのプレゼンでした。

ダイビングと並行して陸のツアーやっていて、一番人気は裏砂漠ツアーとのこと。

ブラタモリが大好きで、「ブラ粕谷」を名のる粕谷さん。
今日のプレゼンのメインは「裏砂漠ツアー」

どんなツアーを行なっているかを話してくれました。

粕谷さんは、ツアーには必ずテーマをつけるそう。
例えば「今日のテーマは“何もないのが宝”です。どういう意味か、これから謎をときに行きましょう」と言ってツアーに出発するとのこと。

「広大な景色の手前で1分ほど目をつぶって歩いてもらって、ぱっと開ける視界を楽しんだもらう」とか「穴だらけの溶岩に水をかけて水はけの良さを見てもらう」など、お客様に楽しんでもらう工夫がいっぱいで、面白かったです☺️

参加者からは「裏砂漠の駐車場にトイレが欲しい」「霧のときとか気をつけていることは?」
「霧濃い時はロープが良いのではないか?」「ヘルメット着用しては?」
「ジオガイドの会として、少しずつ安全の決まりを作っていってはどうか?」
などなど、様々な意見が出ていました。

さて、最後のプレゼンは大島生まれ、大島育ちの中島さん。
テーマは「子供の頃の遊び」
(お話を聞くのに夢中で写真を撮り忘れました!)

1950年生まれの中島さんの、子供の頃の遊びとは…?

「子供の頃は海で遊んでいた。「赤フン」で泳いでいて 東京の子が海水パンツを履いているのが羨ましかった」
「メンコとビー玉流行ったが、メンコにロウソクのロウを垂らして染み込ませ重くしたり、ビー玉も割れないように工夫して遊んだ」
「笹で鉄砲を作って、打ち合いをやった」
「5寸釘の頭を潰してコンクリートで研ぎ、それを使って遊んだ(詳細理解できず(^_^;)今度実演してもらわなければ)
「中学校では竹馬流が行った。2mぐらいの高さに足を置いた状態で走れた」
「竹とんぼでも遊んだ」
「100円傘の壊れたのもらいに行ってビニールを外し、ビニールを紐で結んで落下傘にした」
「ローラースケートも流行り、飛行場の端で遊んだ」
「夏は磯で手ぬぐいを2人で持って、子魚を取った」
「中学校には授業の前に竹藪で友達を縛って放り出した(いじめではなく、楽しい遊びだったとのこと)」

「ものがない時代だったので、自分たちで遊びを作った」という中島さんの言葉を聞いて、物がない方が豊かな時間が過ごせるような気がしました。

参加者からは「楽しい遊びのワークショップをやりたい」「裏砂漠で落下傘をやりたい」などの意見が出ていました。

あっという間の楽しい2時間…課題も今後やりたいことも、少しずつ意見として出てきているような気がします。

「こうやって皆で考えて進んでいくことが大切だし、こういう過程そのものが楽しいなぁ」と思った例会でした☺️☺️☺️

(かな)
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馬も通った道?

2017年04月17日 | 歴史・文化

こんな道を歩きました


良い道ですね


でもそうでもなかったり


う~ん 結構大変 これ以外にはひたすら下り道 転ばないように気を付けなくては! 


何でしょうか?


明治の年代が掘られています。不明瞭ですが“炭”の字が書いてあります
この近くに炭焼きをしていた様ですが近くに炭焼き窯跡は見つかりませんでした
でも、他のところでは窯跡らしきものが有りました


木を計ったり しながら




森を抜けススキ野原に突入すれば



ここから見えたものは


ネジの穴(鼻とかネジの洞窟とか呼ばれている所)


そこから少し南側なのですね



しゃがんで何しているのか?

蕗を採っています(人があまり入らないのですごく太いのが有りました)


帰りはずっと!ず~と登り で 休憩  休憩!  休憩!!  ヘルメットは脱いで!(道は比較的良いので大丈夫そう)


あ‟じ~ 汗を拭きつつ 鉢巻して アオキの観察などもしつつ


水分もちゃんと補給しましょう 『う~ん美味しい』


坂道でなければ歩きやすい道。道の先は何処に行くのだろうと歩き始めたのですが、
道は海で終わってしまいましたが一人で行っても迷わない道はまた行きたい所です
でも、海のふるさと村に通じる道に出られると上り坂が無くて良いのだと思ったのですが。

私達は遊びで歩いているのですが、昔の人達は仕事として(多分炭焼きとして)この道を通っていたのでしょう

今回のブログはこの道に2回挑戦したものです。洋服が突然変わっていたり、帽子もヘルメットに代わったりしているのもそのためです
写真は同行していただいたTさんの物です。ありがとうございます(しま)
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たくましい植物とたくましい人

2017年04月16日 | ツアー
今日は2組、3人のお客様と裏砂漠〜樹海を歩いてきました。

1組は毎年100kmマラソンのたびに、ツアーをリクエストしてくれているご夫婦。
もうお1人は、今朝、ガイドブックを見てツアーを申し込んでくれたひとり旅の女性。

初対面でしたが、すぐに打ち解けて歩き出しました。
島中でオオシマザクラが花盛りなので、期待を胸に秘め(?)「あの場所」へ!

期待通り、なかなか賑やかなサクラの花です。

枝が混み合い、普通の桜の木とはちょっと違っています。

そう、ここは…

このブログでもおなじみの、ねじれてくっつきあった通称「夫婦桜(お客様が命名)」

で、マラソンランナーのご夫婦に、ねじれてもらいました!

😁

素敵な感性をもつお2人は、溶岩地帯に新たな動物を発見!

「これ、海の生き物に見える」
「ウツボだ!」
「いやシーラカンスだ!」

…という会話の後…

「あ〜れ〜食べられる〜!」
…パフォーマンス、ありがとうございます!😁

昨日も走って島を一周し、三原山にも登ってきたという旦那さんは体力が半端ではなく、突然消えては突然視界の中に現れます。

ひとり旅の女性は「すご〜い!飛んだんですか?」としきりに感心していました。
(本当に、瞬間移動しているような感じでした・笑)

三原山の斜面は、ハチジョウイタドリの赤い若葉が点在し春〜♪な景色になっていました!

イタドリの葉が赤いのは今の時期だけ…
葉が成長すると、緑に変わっていきます。

イタドリの若葉の赤と、アシタバの若葉の緑がと〜てもキレイでした。


惚れ惚れ〜😁


…と、こんなふうに、旬の景色に見とれながら歩いていたら、遠くに白い服を着た人がいるのが目に入りました。

「ん?こんな場所に人が??」…と一瞬思いましたが、すぐに誰だかヒラメキました。

このブログでもおなじみ、気象庁火山防災連絡事務所の平山さんが、散歩がてら火山観測機器の点検中だったのです。

で…観測機器の説明をしてもらいました!

これは「全磁力観測装置」という機器とセットで使うもののようです。
(詳細はこちら

普通の生活の中では話す機会のない専門家に、観測機器の説明をしてもらい、皆さん喜んでいました☺️

(平山さん、特別出演ありがとうございました!)

偶然の出会いを楽しんだ後は、荒涼とした黒い大地へ!


このシンプルな景色がたまりません☺️


おお〜!

裏砂漠で、片足をあげて腕立てふせ‼️

旦那さんは、草地でも突然消えて、突然現れました。

いや〜、すごい体力ですね〜(感動〜)

足元では、コケリンドウとフデリンドウが並んで咲いていました。

可愛かったです💕

樹海の中の、小さなアオキの花も開花しました!


旦那さんが「ブログを読んで見てみたかった」という崖崩れ地帯では…


垂直な崖のちょっとした窪みに、シチトウスミレが咲いていました。


そして樹海を抜けると…

枝を落とされた桜の木に、花が咲いていました!

みんな自分の子孫を残すために、精一杯生きているなぁ〜。


春の花々と、たくましい植物と、たくましい人のいる風景が、楽しい1日でした😁

(かな)


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恐怖の強風・・・

2017年04月15日 | 火山・ジオパーク
本日、2組のお客様と三原山に行ってきました。リクエストは”フルコース”

山頂口から歩き始め”お鉢”を回って”砂漠”と”樹海”そして大島温泉Hへ戻るコースです。

スタート地点と到着地が違うので
いつもはその間の移動を、誰かに送迎を頼んだり定期バスを利用して行っています。


ところが昨夜、時間の関係で移動手段が無い事が判明
急遽、自転車を積んで温泉Hへ配車に行く事にしました。


自転車を積み込みながら空を見上げると、なんと!満天の星空・・・

ただ配車だけでは勿体ない。折角なのでカメラと三脚を積み込み出発!

以前から試してみたかった”お祈りする犬と星の競演”(大袈裟)に
チャレンジしてみました。 

結果は・・・ 「難しいですね~」の一言に尽きます。

全体的に黄色い・・・ホワイトバランスの失敗? 
場所と時間が変わると星座の位置もずれてきます。もっと下調べが必要でした。


さて、資料やお茶とお茶菓子そして双眼鏡、遊び道具もリュックに詰めて準備万端!

青空の元、歩く気満々でお客様と山へと向かいました。

しかし、山に近づくにつれ雲行きが・・・・・怪しい~。

途中通る”新火口展望台”からも三原山は見えません。
山頂駐車場に着くと、案の定、此処も白く霞んでいました。


相談の結果、引き返す事も想定して取りあえず歩く事に。


結局、フルコースは取り止めて一か八か”火口展望台”まで行く事になりました。

山頂に近づくに連れ、物凄い風~~~~~~~~~!回りは勿論見えません。


何とか目的地まで到達しましたが強風でよろめく始末、早々に引き返しました。


それにしても本当に凄い風でした。
まさに恐怖の強風体験! しかし、顔は強風で引きつりながらも目は笑っていましたが・・・。


結局は、山頂口まで乗ってきた車で温泉Hへ戻り
”溶岩地帯”と”樹海”を歩き、終了したのでした。

何も見えない強風の中ご参加下さった、T様、O様、ありがとうございました。
これに懲りず、今度は天候の良い時を狙ってリベンジにいらして下さいね。
心からお待ちしております。                      By 柳場

帰り際の握手・・・ありがとうございました。 
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タヒバリ@夏羽

2017年04月15日 | 
珍しく、というか私は初めてです。
こんなに夏羽になったタヒバリを見るのは。




11日の朝に見つけました。
磯では胸のほんのりとしたピンクがとても目立ってすぐに「なにかいる!!」とわかりました。





1羽でいてあちこち歩き回って採餌していました。
奇しくも以前同じ場所で見た冬羽バージョンと比べてみてください。
http://blog.goo.ne.jp/gscrikuguide6/e/06737bf74a557dd0f89a42efec2357f4

がんま
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恒例椿まつり地震??

2017年04月14日 | 火山・ジオパーク
熊本地震から今日で丸1年ですね。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々の暮らしが早く良くなりますよう願います。

くしくも先週お伝えしたように、今回の話題は「地震」です。
噴気を読み解こう



そしてまた図表です(笑)よく見ると何か気づくことがありませんか?

上は地震の回数で、下は島が膨張収縮した距離を示したものですが、凹凸具合が、上と下でシンクロしているのです。
つまり島が膨張するとき地震も多くなる、ということです。
だいたい1年で2cmほど大きくなっていっているのがわかりますね。

ちなみにここで言う「地震」とは、人間が感じない程度のごく小さな揺れも含めたもので、そういったものがほとんどです。

そしてもうひとつ。表をよくよくみると、年の初めのほうに山の盛り上がりが偏っていることがなんとなくわかるでしょうか。
いつも椿まつり期間になぜか!!地震が増えるそうで、多少の有感地震も起きるため、島の人の間では前からよく言われているそうです。
大島の七不思議のひとつに数えられるかもしれません(笑)


しかし今年はめずらしく地震がないと思っていた矢先、
3月14日、元町と差木地で震度1の有感地震がありました。 

青い吹き出しのついてるところが14日。この日地震は18回。
こうしてみると多いように見えますが、
先ほどの表では、周期的にある地震の多い時期には100回以上の地震が観測されています。 
なので地震自体は少なく、今年は割と穏便に、無事に魔の(?!)椿まつり期間を超えた、ということでした。

ま、これからはどうなるかわかりませんが。
と平山さんが勉強会で言っていたのが何かを暗示していたのか、
今週4月9日夜~10日朝にかけて、また有感地震があり、震度1でしたが、この時は無感含めて500回以上の地震がありました。
今年は恒例椿まつり地震が遅く来た?!
また島内放送があったため、注目を集めていましたが、
とりあえず今のところは有感地震はありません。
ちなみに1か月で1000回と4桁になるのは2014年7月に有感地震が岡田で続いて住民説明会を行った時以来。
様子を見ていましたが、11日95回、12日19回、13日10回、今日は20回弱 と急激に少なくなっていったので、このまま収束してくれれば3桁で収まりそうですが、さてどうなるでしょうか。


今回の震源地は島の西部、野増という集落の近くでした。(左上の図の西側、濃い赤のドット部分)


とりあえずまず住民として一番最初に思うのは、地震が起きてるところは側噴火する可能性が高いのか?ということです。

しかし側噴火前の地震は、マグマが上がってくるためにまず火道を作るので、どーん!と下から突き上げるような地震になるので、性質が違う。

今回は短期的な伸び縮みに伴う地震であり、
地下5km付近にあるマグマだまりにCO2などのガスが溜まっていて、
そのガスが間を縫って地表に出てくるときに弱いところがピキピキっときしむ、どうやらそれが原因とわかってきたそうです。

そもそも、地震の震源地とマグマの動きは直接の相関性はないとのこと。
三宅島や浅間山を例にとって説明してくださいましたが、中々理解できなかったので、、、次回詳しい説明をお願いしたいです!
私自身がまだ理解が追い付いていなくて申し訳ありません!

しかし徐々にでも性質を理解することが、無用な心配をせず、色々な想定をする力になる、ということで、
もっと勉強してお伝えしていきたいと思います。

そしてこうして地震のことを書いている間も、ニュースでは熊本地震から1年の特集で、家屋が倒壊している映像が流れてきます。
火山性の地震はこのくらい大きい地震が起こる可能性があるのか?
と思い、調べたところ、
一般的に火山性地震は規模が小さいので、地震自体が脅威になることは少ないですが、まれに大きな地震になることもある、
例えば2000年に起きた三宅島の噴火の直前には、近海でM6.5の地震が発生した、とのことでした。

噴火だけでなく、大きな地震はいつ起こってもおかしくない、と想定して覚悟しておくことが大事! と思いました。 (あい)
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スペシャルツアー3連発!

2017年04月13日 | ツアー
だいぶ時が過ぎてしまいましたが、三原山スペシャルツアー3連発のご報告です。

まずは、ウルトラマラソン参加7回目となるHさんグループ。
毎年、100キロマラソンの前哨戦?として“スペシャルコース”をリクエストなさいます。

この皆さんのツアーを担当するのは今年で4度目
段々と内容がハードになっている様に感じるのですが・・・。

ちなみに、今回計画したのはこんなコース


普通なら6時間は掛かる筈の所を4時間で歩く予定です。

思いのほか気温は低目ですが風は弱く、まずまずの天候
どんな景色が待ち受けているのか?ワクワクしながら出発です。



足取りも軽く“幻の湖“を超え、滑走台へ・・・



白石山のふもとでは・・・
山肌の側面から崩れ落ちたと思われる大きな岩に登っての“ジャ~~~ンプ”
このチャレンジは初めて見ます。結構怖そうですが、お見事!


櫛形山に登り、第二展望台で全員集合~。


まだ足を踏み入れていないとの事でキャニオンに降り、生きた火山の島を感じる場所へ・・・。



道なき道を歩き三原山本体に登ります。


リーダーのHさんが、大島初参加の仲間に見せたかった中央火口へ・・・

三原山の数ある絶景の中でも、やはり此処に勝る場所はありません。

無事”お鉢”を回り遊歩道へ、舗装された道路が懐かしい。(笑)

下山の途中で一休み

大島町が用意してくれたヘルメット、そして避難シェルター。
”備えあれば憂いなし”安心ですね。

皆さん、こんなハードコースを歩いたにも関わらず
小雨降る寒い翌朝、元気に目の前を駆け抜けて行きました。凄いパワーです。「みんな頑張れ~!」




さて、テレビの反響って大きいですね。 ある番組の放映後、早速ご予約を頂きました。

主なリクエストは、この3か所。




”赤ダレ””裏砂漠””中央火口” ”絶景欲張りツアー”とでも名付けたいですね。

大島初上陸、しかし翌日は午前帰りとの事で・・・さらに”絶景ポイント”にご案内。


まだまだ魅力イッパイの大島、是非またお越し下さいね~。


さて最後は、島在住のKさんと大学時代のお友達、元気イッパイのお二人です。


滑走台でまずは腹ごしらえ・・・とびっきりの笑顔 (^_^)  いや~美味しそうですね~。

港で購入した”あんこ帽子”も似合ってます。

赤ダレでは、”ゴリラにキッス”


絶景に心癒され・・・


地熱を頭で確認??? それとも保湿効果を得ようとしてる? 
  
地熱の高い三原山では、あちらこちらから湯気?が出てきます。

剣が峰ではやはりこれ! 童心に帰って大はしゃぎです。



ほぼ同じコースを回った3日間
感動の表現は様々でも、この自然から得られたものはきっと同じでしょう。



生きた地球と火山の恵みが肌で感じられる”ジオパーク伊豆大島” 

そして”三原山さん”ありがとう!

                                  By 柳場
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ウミアイサ

2017年04月12日 | 
月曜日の夕方に和泉浜(いづみはま)で見つけました。
オスの完全な夏羽姿を見るのは初めてでたくさん撮っちゃいました。
枚数多いですけど御覧下さい。

見つけたときはちょっと遠くて寝ているようでした。

しかし少しずつ近付いてくると、

目が開いてます。
トレードマークのボサボサ頭が可愛らしいこと!

10分くらい見ていると大きなあくびをして活動を開始しました。


正面顔。

カメラ見ているみたいですね(笑)

上空チェック。

鳥のこの仕草、好きだなー。

出た!

水中覗き(激萌)

からの~

潜水。

何度も繰り返していました。

















なにかを追いかけてかなりのスピードで潜ったり泳ぎ回ったりしていました。

この2枚は特に気に入ってます。
目が!!



真剣ですね。




このあたりが一番近かったでしょうか。
堤防の上から撮っていたので(車の中)あまり警戒されなかったと思います。

200カット以上撮ってなにかを食べていると思われるのはこれだけでした。




旅の無事を祈ります。
がんま
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