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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

貰い物

2018年05月21日 | 
裏砂漠みんなとてくてく


見返り


この地層は不整合 地滑り? 下の方だけ滑った?専門家に聞きたい所


途中でお電話が入りました・・・リーン リーン

帰り道にはきれいに利島や新島が見えます あそこの木がちょっと邪魔


電話の要件はこれ↓  『また沢山の虫が居るのだけれど 要る?』勿論“欲しい!”

ワラワラ 5匹





外にもワラワラ4匹


お庭の畑に居たキアゲハの幼虫はパセリについていてモリモリ食べていました。『私が食べるパセリを食べられてしまう~』とのこと。しかし、我が家にはパセリは有りません が、明日葉なら沢山あり食草は大丈夫 とは思っていたのですが、食べるかどうかちょっと心配もしたのですよ。でも翌日、明日葉も食べてくれました。明日葉も新芽から古い硬そうな物までそろえたのですが、好き嫌いは無いようでした(よしよし)


プラス1匹(この子だけ3齢虫)


体はこんな


ばあ~ 


私も飛び入り参加させて!キラキラ光がきれいでしょ?マイマイガ


わー 嫌いな人にはごめんなさい。私もずーと前は見るのもダメでした。今は?触れるようになりました。キャベツに付いた青虫がモンシロチョウに羽化した時ものすごく感激してから。それに早く動かないので観察しやすいのが魅力(しま)
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地球惑星科学連合大会2018

2018年05月20日 | 火山・ジオパーク
地球惑星科学連合大会のジオパークセッションや会議もろもろに参加して来ました。

ここ2日間に行われたことは…
○新規認定地域(今年は土佐清水と萩の2地域)のプレゼンテーション,
○運営会議 
○ポスターセッション(コアタイム)
○招待講演(6人)
  渡辺真人氏
  「ジオパークの10年を振り返る」
  柴田伊廣氏
  「自然公園法と文化財保護法によるジオサイトの保全」
  目代邦康氏
  「日本のジオパークでは何を評価してきたのか,今後何を評価していくのか」
  今井ひろこ氏
  「民間事業者からみた日本のジオパークの10年−山陰海岸ジオパーク内の事業者を例に」
  竹之内耕氏
  「地域博物館の機能が後押しした糸魚川ジオパークの10年」
  朝日克彦氏
  「日本ジオパークにおける「ジオパーク」概念の再構築の必要性
    レスボス集中研修での文脈から」

以上の内容が膨大なのと、今日これから夜行船に乗るため、とりあえずポスターセッションの中で印象に残ったものを少しだけ報告します。

高校生がまとめて発表していたポスター。


ハキハキした元気な高校生たちが、頼もしかったです。


ジオパーク映画を作って観光客が増えたというポスター。

ジオパーク映画…見てみたいです😃

保全についてをまとめた洞爺湖有珠山のポスター。


植性の移り変わりを見えるように手をつけないエリアと、草刈りをして地層から過去に起こった出来事を学べるエリアを設けることに決まったとのこと。

(黄色が地層を見るエリア、緑が植生遷移を見るエリア)

話し合ってこういうことを決めていけることが、素晴らしいですよね😃

くっきりした横のラインは道路だそうで、人の暮らしが数々の災害の中に存在したことがリアルに感じられる景色でした。


地球科学とアートのコラボも印象的でした😃




子供達が描いたさまざまな「滝」。

魚が泳いでいたらり、石や橋があったり、それぞれが個性的で、とても興味深かったです😃

伊豆大島は、崩壊斜面モニタリング調査とその報告会についてポスターをまとめました。


足を止めてしっかり説明を聞いてくださる方が何人もいて、うれしかったです。

日本全国に広がるジオパーク。

会って話して、みんなで考える…
これを繰り返しながらジオパークは続いていくのだなと感じました。

(かな)
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ハチクマ

2018年05月19日 | 
昨日の朝、牧場で鳥見をしていると遠くでハシブトガラスがなにか猛禽を追いかけているのが見えました。
トビかな?と思って見ていると背面に比べてお腹が白っぽいです。
ノスリにしては大きくてシュッとしている・・・
それに首が長く見えます。
あ!!と思って急いで双眼鏡で見てみるとハチクマでした。
すんごい遠いですけどとにかく写真写真~。




うほー。
ワタクシ人生初のハチクマさんです(嬉!!)
よし、近くまで行ってみよう!

見つけました。
2羽のハシブトガラスに執拗に追いかけられています。







ハシブトガラスは時々鳴いていましたがハチクマは終始無言でした。

私もさらに追いかけて。



なんとか見られる写真が撮れました。
メスです。

その後もハシブトガラスの追撃は続き・・・






霧の中に消えていきました。




東南アジアで越冬するハチクマは春の渡りでは大陸を北上して朝鮮半島から日本へやって来るため、大島に姿を現すことは滅多にありません。
うれしい出会いでした。

がんま
コメント (2)
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ウグイ巣

2018年05月18日 | 

鳥カテゴリー初挑戦です。

散歩の途中
何かあるのが分かりますか



笹の枯葉で作った鳥の巣です。
私の目線より少し下あたりにありました


あんまりこういうのは近づいちゃいけないと思ったけれども、
好奇心を抑えられず、中をのぞいてみると


卵がありました!2つありました。


帰って調べたら、これはウグイスの巣だそうです。
毎年春の訪れを告げてくれ、鳴き方もそれぞれ個性があって、毎年楽しませてくれます。
親しみがあるのに、姿はまだ見たことがないウグイスさん。
ネットで見る姿はとてもかわいらしく、育って行く姿を想像するとキュンとしました。
あーちょくちょく見に行きたいけど、邪魔だろうなあ。
我慢我慢!


それから5日後の、昨日。
とても強い風の吹いたあとだったので、
どうなっただろうと気になる心を抑えられず、また行ってみたら、、、


ありました!


あれ、卵が三つになってる。そしてこの前より明らかに小さい!


このつたない写真でわかっていただけると嬉しいんですが、
肉眼で見るとより明らかに、この前より小さいんです。
(場所は一回見落としてあれっと思ったけっど、
巣の内部は、何回も丁寧に見比べたから、別個体という事はない…はず)

最初に産んだ卵が何かのトラブルでダメになってしまったので、
もう一回産んだけど、二回目なので小さいのしか産めなかった、
というつたない仮説を立てたのですが、
帰って調べたら、ホトトギスの卵はウグイスの卵より一回りか二回り大きいそう。
ネットで見る限りでは、最初に見た卵の大きさはちょうどホトトギスの卵の大きさに思えます。
そう思うと最初の卵はウグイスの身体に比べても、大きすぎる気がします。

という事は、ウグイスの親が、ホトトギスの托卵に気がついて、
卵を捨てて新しくそこに産んだとか…
ウグイスもやられっぱなしじゃなくて、賢くなってきてるという事でしょうか。

正直言って、托卵って卑怯な手段だと思います。
ホトトギスには悪いけど、(仮説が正しければ)よかった~と思いました。


ところで、よく巣から落ちたヒナを拾ってはいけない、
人の匂いのついたヒナは育児放棄されてしまうから、と聞きます。
そんなに神経質なら、卵をのぞき込んだだけで放棄してしまうのではないか?
不安になって調べまくりました。

とりあえず、鳥は匂いには鈍感だそうで、実際にまだ明らかに巣立ち前のヒナを拾って巣に戻したが、
放棄されなかったというブログを見てひとまず少し安心。

さらに親は、巣に近づくと「ジッジッ」という警戒声を発するとのこと。
どうだっただろう??先ほどは目に集中してしまって耳がおろそかになっていました。
実際に警戒されれば放棄してないという証明になるのでは?!
と思い、もう一回行って、さりげなく前を通ってみることにしました。
(ウグイスにとっては迷惑極まりないでしょう!
でも通路沿いに作ってるので、私以外にも通る人はたまにいるはず。)

てくてくてく あ巣だ! てくてくてくてく
ホーホケキョ ジッジッ ホーホケキョ

ってな具合に、タイミングよく一回ちゃんと警戒してくれましたので、
放棄されてないと思います!と思いたい。

それにしてもかわいらしい警戒声でした。
効果あるのかな??^_^;
とにかく無事に育ってほしいです。(あい)
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崩壊斜面モニタリング調査・2018年5月

2018年05月17日 | 火山・ジオパーク
5月11日、今季初の崩壊斜面モニタリング調査があったので参加しました。

この日の調査には、農工大、環境省、気象庁、大島支庁土木課、ジオパーク推進委員会事務局、自然愛好会、ジオガイドの会から、合計10名が参加しました。

ワシャワシャ生えた元気な木々の合間を抜けて、調査地Bに向かいます。

みんなで手分けして、気象情報のデータ (雨量、風向風速、湿温度等)、植生回復状況 (植物の種類、数、樹高等)、土壌流出状況 (流出土砂と枯葉や落葉の量)などを調べます。

木々の隙間からしか見えませんが、下の写真に写っている人は、流出土砂と枯葉や落葉の回収作業中です。

私は、調査地の中に生えている植物の名前を調べていきます。

数mに成長したヤシャブシ(またはオオバヤシャブシ)が繁茂する場所の地面は、植物が生きていくために必要な光が少なく、生きるのには過酷な環境です。

それでも、暗いところでも生きていけるタイプの植物「ミゾシダ」の若葉や…


シロダモの幼樹が生えていました。(元気なし)


暗いところが苦手なはずのカジイチゴが生えていて驚きました。

きっと比較的長い時間、木漏れ日が当たる場所なのでしょう。

名前のわからない小さな草も生えていました。
(かなり昔にどこかで見たような気もしましたが、思い出せませんでした)

調べてみたら「帰化植物」の仲間で、草地などに生えるハナヤエムグラのようでした。

後から知ったのですが、以前の調査票には、同じ植物が記録されていたようです。
記録するって大事ですね!😃

プロットBの調査を終え、プロットAに移動。

人の踏み跡でなんとなく道はできているものの、かなりジャングルっぽい風景です(笑)

プロットBと同じように、ロープを張って調査地を10のブロックに分け、生えている植物を調べていきます。

同じ時に崩壊し、同じようにヘリで種子散布が行われたのにも関わらず、プロットAの植物の回復は遅く、種類も量も少ないです。

なぜなのでしょう?

プロットBに比べて地面に「穴だらけの小石(スコリア)」が積もっているのも影響しているのでしょうか?

あるいは、もう少し大きな地形の違いによるのでしょうか??

そして、不思議なことに…

ここでは、葉をつけていないヤシャブシが数本ありました!

「病気で死んでしまったのかな?」と思ったら…

4月から新しくジオパークの事務局になった Iさんが「こんなところで芽生えてますよ」と教えてくれました。

小さいけれど、元気な緑!
まだ生きているみたいです!!

「ヤシャブシは、いっぱい生えてくるとやがて間引きを始める」と、ある専門家の方から聞いたことがあります。

今回の立ち枯れのような状態と小さな芽生えは、今後どのような経過をたどるのでしょうか?

さて、植生調査が終わり、ふと足元に目をやると…

美しい光沢を放つゴミムシの仲間がウロウロ!

店の仲間のMLで「アトボシアオゴミムシ」だろうということになりました。
(私たちの仲間内では初確認です!)

様々な成長段階のマイマイガの幼虫(たぶん)が、集合していたのにも驚きました!

なかなか見ることのない風景です!
植物が回復すると、様々な虫たちがやってきますね😃

何かの幼虫が蟻に襲われて、土の中から地上に引き上げられようとしていました。

抵抗して潜ろうとしていたけれど、結局蟻の攻撃に勝てず…
自然界で生きるのは本当に大変ですね。

さて、私たちが植物を調べている間に、データ収集班は雨量計の修理などに取り組んでいたようです。 

できるだけ予算を抑え工夫をしながら継続しているため、計器類の修理はなかなか大変みたいです(^^;;。

調査終了後、みんなでミーティングをしました。

「今後担当者が変わっても調査を継続できるようにするための方法」や「調査結果を住民に還元する方法」などなどを、話し合いました。

災害後の緑化がどのような経過を辿り、島の自然や人の暮らしにどのような影響を与えるのか、ありのままの事実を見続け、考え、記録を残していくことは、噴火も土砂崩れも将来また必ず起こる火山の島で生きる上で、必ず役に立つはず…

そのために「続けることが大切」だということを、みんなで話しました😃

(かな)
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チュウサギ

2018年05月16日 | 
一昨日の朝の撮影です。
飾り羽が綺麗に伸びた2羽が牧場に降りていました。








まるで息を合わせて羽繕いしているよう。
風になびく飾り羽に見惚れました。

がんま
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“東京シニア自然大学”OBのみなさんと

2018年05月15日 | ツアー
昨日“東京シニア自然大学”OBの皆さんの、ツアーに行ってきました。

伊豆大島が“噴火でできた島”であることを紹介したくて、最初に溶岩でできた海岸線を見ながら“赤ハゲ”へ。


海も空も青くて、気持ちの良い天気でした!


ハマナデシコや…


ハマボッスなどの海岸植物も、元気に花を咲かせていました!


そしていよいよ、裏砂漠半日コースに出発。
前日の雨で水たまりができていて、森の景色が水鏡に揺れていました😃


森の中の道で、ひょろりと背が伸びたコケリンドウを見かけました。

太陽の光が当たっていないと開花しないコケリンドウが、こんな木漏れ日しか入らないような森の中で生きているなんて驚きです。

なんだか。少しでも太陽の光を受け止めようと茎を長く伸ばしているようにも感じもしましたが…本当のところはどうなのでしょうか?

自然観察が大好きで活動されているみなさんに、2つの溶岩流を見比べてもらうため、まずは植生回復の遅い黒々とした溶岩流へ。


途中の地面も、みんなで観察し…


ハチジョウイタドリの小さな芽生えや…


まるで乾燥から身を守るかのように、体半分を小石の隙間に沈めたまま動かないカタツムリや…

(2個体、同じ状態でいたようです)

溶岩が溶けていた時の状態を想像させる石を、見つけて報告しあいました。


火山〜!…という風景の中で、記念撮影😃


いつも見とれるのは、ハチジョウイタドリの、この何とも言えない丸いカタチ。

人間が手をかけたわけではないのに、よくこんなまとまった形になれるものです。
モシャモシャ元気な緑が何かの動物みたいで、とても可愛く思えるのは私だけ?(笑)

ゴツゴツ突き出た溶岩に、絶妙なバランスで乗っている溶岩を見つけて…

「あれは自然の状態か?」「それとも誰かが乗せたのか?」をみんなで協議😃
(真実やいかに??)

風が弱かったので、ティータイムは裏砂漠の広々とした場所で!

強風を避けて草陰で過ごすティータイムが多い中で、こんなふうにのんびりできるなんて、それだけでもシアワセです😃

帰りの森は、木漏れ日が差し込んでキラキラ✨


葉を広げる前のベニシダに、スポットライトのような光が当たって輝いていました😃

とても綺麗でした〜❤️

どなたかが、鳥の巣を発見!

「誰の巣?」と思って調べ、鳥担当の願法にも確認して、どうやらメジロらしいということになりました。

メジロは春から夏にかけて子育てをするようなのですが、この巣の中にいた雛(卵かも?)はどうなったのでしょうか??(みなさん、雛の身を案じていました)

森を抜けると昨日も、華やかな大島ツツジが私たちを迎えてくれました。

暗い森を歩いた後だけに、より一層花の美しさに癒されます😃

お客様からも「綺麗だわ〜」という声があがっていました。

みなさんは、“東京シニア自然大学”で知り合った同期生で、いつも一緒にフィールドを歩いて自然観察を楽しまれているようです。

気の合う仲間と一緒に発見して報告しあえれば、楽しさも倍増しますよね。
素敵ですね〜😃

ツアーにご参加いただいた皆様、楽しい時間をありがとうございました!

(かな)
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小さなかわいい

2018年05月14日 | 
三原山外輪山に有る避難休憩舎1階にジオパーク展があり月に2回ぐらいガイドをしています

ゲストが居ない時には休憩舎の周りを探検
ここは時期にもよりますがカタツムリが沢山います

この日も

大きいの 居ました しかし、沢山会う割にここで左巻きのカタツムリに会うことが有りません なぜ?左巻きは少し標高が高いところに居るそうですが、高さ的にOKな処
温泉ホテルから続く道にはいましたし内輪のあちらこちらで見ることが出来ていますので不思議で仕方がありません


殻だけですが左巻きマイマイ居ました
でも!もしかしたら誰かが他から持ってきたのかもしれません(内輪から)



しゃがんで居たら あら?ゼニゴケが綺麗な胞子をつけていました
う~ん 木が並んでいる様な姿 ヤシの木かな?
このような姿が見られるのは状況が良い所だそうで精子を出すそうです


近くには同じゼニゴケのカップが有りました。これはここから無性芽を出す雌でゼニゴケは雄より雌の方が強いらしい。ちょっと不気味な感じのゼニゴケですがよくよく見たら愛らしいかも?(でも、家の庭ならどうかな・・・)


小さな小さな花 


机の上にも飾らないかな~(小さすぎて飾れない) 


小さい子(今年生まれたのでしょうか?)


南部で少し違う小さなマイマイ1匹見つけた!


あ!もう1匹


3匹 上の金具は髪留めのパッチンドメ大きさのスケールとしてください(4匹でした)



あ!こんなところに沢山いた(手すりの下側)


隣にかわいい蜘蛛  おしりが顔のように見えます
カニグモの科のガザミグモ カメラを近づけても動かない良い子でした。寝ていたのかな?動かないでエサを待っていたのでしょうか?

山の上のヒダリマキマイマイに会える日は来るのでしょうか?(しま) 
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市立T高校 地学&生物巡検と星空!

2018年05月13日 | ツアー
一昨日、市立T高校の地学&生物の巡検で、火口〜裏砂漠を歩いて来ました。
(昨年に引き続いて2回目のガイド依頼です)

出発前の集合写真。

人数が多いですが、イヤホンマイクを使って先生やガイドの話が、離れていても全員に届くようになっています。

そして全員が「伊豆大島火山地質図」を持ち…


課題がたくさん書かれているノートを持参していました。

様々な場所で、課題を解いていきます。

縄状溶岩の写真を撮る時も、スケールとなる物を置いて撮る高校生たち。

なんだか若くしてすでに“只者ではない感”を漂わせていますね😃

先生や私が説明を始めると、皆すぐ近くに集まって来ます。

耳のマイクから話は聞こえるはずなのに、すごく熱心です!

1986年溶岩の上では、イタドリのタネと溶岩に混ざっている鉱物の結晶を観察。

もちろんルーペも持参しています。

三原山を登ったところにある大きな岩が「どうやってできたか?」も、岩を観察しながら皆で考えました。

とても積極的で楽しそうな生徒さんの姿に「すごいなぁ」と密かに感動していました。

順番にトイレに行きながら昼食をとり、シャボン玉で遊んでから火口へ。
しかしこの後…

すごいタイミングで雲がやって来ました!

み、見えない〜!!
直前まで晴れていたのですが、本当にタッチの差で雲がかかってしまいました(^^;;

しばらく待ちましたが、時間切れで撤退。

時々雲の切れ間ができても、火口の中だけなぜか雲が!
まるで噴火しているみたいでした(笑)

生徒さんからは「これはこれで貴重かも!」というポジティブな言葉が聞かれました😃

裏砂漠方面への下山直前。

下の方は霧が晴れてきたようです。

噴火で飛んできた大きな溶岩餅に乗って、遠くの景色を眺めたあと…


再び計測!

「3m95cm!」という声が上がっていました😃

裏砂漠では、パッチを作る植物の様子を観察。


先生が持って来た水で、裏砂漠の地面がいかに水が染み込みやすいかの実験。

落ちてすぐに地中に消えていく水に「おお〜!」という声が上がっていました😃

キラキラ光る黒い小石(スコリア)を観察した時は、先生から「同じ理屈で光るものを今日全員が見た」という説明があって、みんなで「何だろう?」と考えました。

なかなか正解が出なかったので先生が「(昼休みに遊んだ)シャボン玉だよ」と、種明かし。

「おおお〜!シャボン玉はそういう前ぶりだったのか!!」と盛り上がる生徒さんたち。
(いや、あの…ただ遊んだだけだったのですけれど^^;)

「構造色だよ。これ以上は自分で調べてみて」と先生。
なるほど…こうやって「自主的に学ぶ」生徒さんが育つのかも😃

それにしてもシャボン玉と一緒って…なんて楽しい説明でしょう!!

(これから活用させていただきます😃)

「地面に面白い穴が空いている!」という誰かの声に、走って集まる生徒さんたち。

大雨の後にできるパイピングホールを見つけたようです。
みんな本当に生き生きしていて楽しそうです😃

森の中を歩くのも希望者だけにしようと思ったら、全員歩く方を選択!

先生が持って来た光度計で、木漏れ日と日陰の明るさを測ってみんなで共有しました。
(数字は忘れましたが(^◇^;)

森を抜けたところで、ツツジが満開だったので再び記念撮影。

ほぼ丸一日かけて歩いた巡検が終了しました。

生徒さんたちの「謎解きに挑む楽しそうな姿」が、とても印象的な巡検でした。

皆さんの将来が、本当〜に楽しみです!

(かな)

PS. 星空ツアー担当の柳場が、5月10日(木)20時から24時までかけてタイムラプスで撮影した写真を以下にアップしました。伊豆半島の夜景と行き交う船を背景に、星が動いていきます。地球は回っているんだな〜と実感!ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=miSco5Xi2ic



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巣立ち間近

2018年05月12日 | 
ハシボソガラスのヒナヒナちゃんです。

昨日撮影しました。
巣を見つけて親鳥かと思ったらもうこんなに大きくなった子供たちでした。
そっかー、もう5月も中盤だもんね。


もちょっと近づいてパチリ。

クチバシの端の赤い部分があどけなさ全開です。


お、

気付いたか?
今後の無事な成長を祈ります。

がんま
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