グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

コマルハナバチ男子とアカガシラサギ

2023年06月10日 | 
今の時季限定の金色でモフモフのイケてるメンズです。
関東地方は今週梅雨入りしましたが一瞬の晴れ間に出会うことができました。
私は何年も前から見たいと思っていたのになぜかなかなかチャンスがなかったのです。
7日の撮影です。

ハチジョウイボタに何匹か集まっていました。

やっぱり目が大きいかな。

太陽の光で輝いています!

か、かわいい~。

みんなしきりに蜜を舐めていました。





捕まえてみたかったのですが手の届かないところにいて・・・
そのうちぜひ掌中のモフモフ黄金男子をお見せしたいです。

そして今朝の牧場にはアカガシラサギがまだいました。
まだ、というのは6日にハシブトガラスに追われてぶらっとハウスに逃げてきたのをKちゃんが教えてくれて見に行っていたのです。
その時の画像。



このあと無事に飛んでいってその後は見かけなかったのですが今日また出会えました。
アカガシラサギはそんな滅多にいない鳥さんなので同一個体でいいと思います。

以下、本日の撮影です。



草地で食べ物を探していました。

飛んで柵にとまりました。

すぐ目の前で美しい全身を見ることができて感激!
6日に見たときよりも堂々として見えます。


顔のアップ。




図鑑ポーズありがとう。


大きく翼を広げた姿も撮ることができました(後ろ姿だけど)
もうしばらくいてくれるかな?

以前のアカガシラサギはコチラ

がんま
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誰がガイド?

2023年06月09日 | ツアー
一昨日、伊豆大島で夏休みの合宿を予定している学校のN先生が日帰りで来島。
樹海〜裏砂漠を歩いてきました。

2週間以上ぶりの森は、すっかり季節が進み…

ヤマボウシが白く色づいていました!(前回はまだ小さな黄緑色でした)

ハチジョウイヌツゲの小さな花(3mmぐらい)が、あちらこちらで開花していただけでなく

すでに地面に、いっぱい散っていました。

こういう風景を見ると「小花柄の布や紙みたいで、カワイイなぁ」と思うんですよね。

😊

ウツギの花は既に散り始めていましたが、まだ綺麗に咲いているものにも出会えました😊

アズマノイバラも綺麗〜💖

あんまりキレイなので、もう一枚!

😊

N先生は生物の先生とのことで、この景色を見て

「これがオオバヤシャブシか〜!!」と、嬉しそうに写真を撮影されていました。

存在は知っていたものの、実物を見たのは初めてだったようです。

また裏砂漠では、こんな景色を見て

風の強い裏砂漠で植物が生きるための条件を、観察されていました。

素晴らし〜💖

N先生はカメラを3台持ち、様々な環境で、植物だけでなく、虫や鳥を撮影されていました。

生きものを見つけるのも速くて、いっぱい教えてくれました!(誰がガイドなんだか?笑)

たとえば、森の中の赤っぽい若葉には「アオスジアゲハが産卵に来ている。待っていれば来ますよ」と教えてくれ、

撮影した写真を送ってくれました。以下、いただいた写真を紹介します。

真ん中が、葉っぱに卵を産みにきたアオスジアゲハ。

羽の表はブルーのラインがキレイだけれど、裏側は枯れ葉のように地味な模様のルリタテハ。

木々の隙間から姿が見えたホオジロ。


次は、私は、なかなか見つけられなかった生きもの。

どこに何がいるかわかりますか〜??
わかりにくいので、少し写真を大きくしてみますと…

トカゲ(カナヘビ)ちゃんでした❣️

小さな生きものたちだけでなく、ツアーの終わりには

富士山という大物(?)も、バッチリ撮影されていました!

ということで、日帰りの時間をギリギリまで使って、とても楽しい時を過ごしました。
夏にまた、お目にかかれるのが楽しみです!

(かな)
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長沢砂防えん堤

2023年06月08日 | 火山・ジオパーク
先週に続き、梅雨前線や台風の影響で大雨の影響が懸念されています。

ふと思いたち、火曜日にこの場所に行ってきました↓




元町にある沢のひとつの長沢です。


1986年の噴火の際、カルデラの外で割れ目噴火(C火口)が起きた時の溶岩流がこの長沢沿いに流れました。

(敷地内にある位置図)

溶岩流により河川機能を失った長沢ですが、
大雨による土砂の流出を防ぐ砂防指定地になっているため
砂防機能を復旧するための「長沢砂防災害復旧事業」が行われ、

1989年(平成元年)に完成しました。


国土技術政策総合研究所の資料によりますと、
2013年の台風26号により顕著な崩壊・土石流が発生した大金沢、八重沢、長沢では、
堆積工や砂防堰堤(えんてい)等の施設整備が行われていたことにより、
下流への土砂や流木の流出が防止、軽減されたそうです。

(同報告書 p. 3-13より)


(同報告書 p. 3-13より)

2013年12月に発行された東京都による報告書、『大島の応急復旧に向けた取り組みについて』に当時の比較写真がありました。


(上記報告書 p.89より)


この砂防施設が、土砂や流木を受け止めてくれたんですね。

さて、火曜日に撮影した、現在の様子をお届けします。
息子(120cmくらい)がスケールです😄

入り口付近、草が生い茂っていて全貌は見えません。


さらに歩くと道路沿いはオオバヤシャブシの林になっています。




よく地面をみると、草の隙間に溶岩が見えます!
写真では全然わかりませんね😓


さらに歩きます。


開けた場所を見ると、走りたくなるのが子どもの性質なのか...


あっという間に点に


ここに10年前は土砂や流木があふれていたなんて、自然の力は時には恐ろしいものです。


カルデラ内で見慣れたニオイウツギの花も咲いている中、
その背景にあるのはもっこりしたシイの木


溶岩流や土石流に流されなかった部分だということを物語っています。


足元を見ると、ふわふわのチガヤ


ニワゼキショウ


ナルトサワギク??


溶岩が流れても、土石流が流れても、
いのちはめぐり、生きているんですね。


やがて沢がたどりつくのは、海。
すべてを受け止め、包みこむ、母なる海に感謝です。

(ユリカ)
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似ているけど違う

2023年06月07日 | 植物
昨日のブログにも載せた“立山黒部ジオパークの称名滝”に向かう遊歩道で、ガイドさんに様々な植物を紹介してもらいました。

“ブナ”を筆頭に、伊豆大島には存在しない植物が多く、それはそれで面白いのですが…

「同じ名前を持つもの」や、「ちょっと違うもの」が、より興味深く感じました。

たとえば「今が盛り」という感じで、あちらこちらに咲いていたタニウツギ。

明るい緑色の遊歩道沿いに、可愛いピンクの花が咲いているので、とても目立ち、

何度も立ち止まって、写真を撮りました。


一方、伊豆大島のニオイウツギは、白い花が、薄いピンク色に色づいてから散っていきます。

花の色が変わらないものと、変わるもの。似ているのに違うのが面白いです。

また、イタドリの姿も違っていました。
伊豆大島では、噴火後の焼け野原で、一番に芽生えるハチジョウイタドリは、茎も硬いし葉も厚く、たくましい感じですが

立山黒部で見たものは、葉っぱが薄く、何か雰囲気が違う感じ…

さらに葉の大きなオオイタドリもたくさん生えていて、形(ハート型!)と大きさの違いに驚きました。

(昨年、北海道でも見ましたが)

大島では、たまに見かけるイタヤカエデ(写真は本日撮影)は

葉の切れ込みが浅く四角っぽくて、別人のようでした(人じゃないけど)


さらに、伊豆大島で普通に見られるヨモギは、

「オオヨモギ」という名の、大きなヨモギとなって生えていました。

イタドリもヨモギも、寒いところの方が大型化するのでしょうか?

「ちょっと違うもの」は楽し〜😊


(かな)
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立山黒部ジオパークを、案内してもらいました!

2023年06月06日 | 火山・ジオパーク
立山黒部ジオパークの総会前後で、ジオガイドのSさん、Oさん、事務局の方が、見所を案内をしてくれました。
その時、訪ねた場所を簡単に報告します。

富山市のまちなかに湧水
富山市内を流れる「いたち川」は、市内の東側を流れる常願寺川の用水を源流とし、西側の神通川に河口付近で合流しています。その川べりにある「延命地蔵の水」は、環境省の「平成の名水百選」となっています。

「万病に効く」という伝承もあり、案内してもらった時もペットボトルで水を汲みにくる人の姿がありました。

人が暮らす街中に、汲んで使える水があるのは、川がない若い火山の島に暮らす私にとって、羨ましい限りでした。

田んぼの脇には、山から転がってきた大石
常願寺川を少しさかのぼった富山市郊外の田んぼの脇にある「大場の大転石」は、洪水で流されてきたのだそうです!

1858年の飛越地震で起きた山体崩壊で、常願寺川に出来た天然ダムが、2週間後と2カ月後の二度に渡って決壊。土石流となって下流におしよせたときの大石。土石流では多くの被害を出したのだそう…。水の力は、すごいですね。

火山が作った高さ500mの垂直な崖
私の背後に見える垂直な「悪城の崖」は、高さ500m×長さ2,000m。常願寺川支流の称名川沿いにあります。この日に見えていた部分は火砕流が積もってできた溶結凝灰岩、雲で隠れている部分が溶岩なのだそうです。

これだけの落差になるほど火山が作った大地を削ったのは水!
やはり、水の力はすごいです😲

日本一の滝の手前には発電も砂防も
その少し上流にあるのが、日本一の落差を誇るという「称名滝」。

滝を見に行くために、駐車場から舗装された道を、1.5キロほど歩きます。

川には、土砂災害を防ぐための砂防ダムが何カ所もありましたが、

崖の手前には発電所もありました。
川が恵みでもあり、災害の原因でもあった。この地域の暮らしが感じられました。

前日が雨だったせいか、滝は水かさが増し、風に吹かれて飛んでくる波飛沫で、まるでシャワーを浴びているかのようでした。

霧で全貌は見られなかったのですが、その分、こちらに迫ってくるしぶきが迫力がありました。

帰り道、空が明るくなったので振り返ると

おお〜!!
滝のあたりに太陽の光が当たって、とても神々しい景色が広がっていました!(称名滝さん、ありがとう!)

ジオガイドさんたちは、地域のナチュラリストとして活動をされていた方が多いそうで、この日も小さな花を丁寧に観察しながら、ゆっくり進みました。
ギリギリ咲き残っていてくれたイワカガミや

小さな可愛い花が垂れ下がるツリバナなど

伊豆大島では見られない花たちとの出会いが、嬉しかったです。

美味しかった黒部川扇状地の湧水
この日の総会は、富山県入善町で行われたので、黒部川の扇状地にあった「高瀬湧水」にも寄りました。

飲んでみましたが、とても美味しかったです!
立山黒部には、こういう湧水がいくつもあり、場所によって味が違うのだそうです。
湧水、奥深い〜!!

水争いを、まあるく収める分水槽
総会後に富山市内へ戻る途中、魚津市にある東山円筒分水槽に寄りました。田んぼに引く水争いを避けるため、「円筒」状に作られています。

夕方だったので、太陽の光が水面に映って、とても美しかったです💖


雪山から流れ出す水が、何本もの川を作り、

水が人の暮らしに、恵みも、災害も、もたらす立山黒部ジオパークの物語。

ガイドをしていただいたおかげで、短い時間で「川と人の物語」を楽しむことができました。

ガイドをしてくださった皆様、ありがとうございました!!

(かな)
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紫陽花は?

2023年06月05日 | 植物
梅雨真っ只中 って!  まだ、入って無い。でも、大島の紫陽花は咲き始めているのでご紹介


これがいいかな?


これもいいよね!


それともこちら




この花たちは何故にこんなに形を変えているのだろう 


紫陽花は梅雨を待っている。私は大雨がなければ 雨は雨の風景があるのでそれを沢山探しに行けるから嫌いではないかも

これも可愛かったので でも、この子は園芸種かとおもわれます


梅雨の前晴れた日の紫陽花も素敵でした。まだまだ沢山の種類がありますがきょうのところはここまで(しま)
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立山黒部ジオパークの総会でお話してきました

2023年06月04日 | 火山・ジオパーク
昨日、立山黒部ジオパークの総会でお話をさせていただきました。

日本で初めて、民間企業が中心になって活動を始めたジオパークで、2014年に認定されています。
今年3月末時点で、法人が209団体、個人347人で作る「一般社団法人立山黒部ジオパーク協会」。

総会の参加者は、経済人でもある中尾哲雄会長ら64人で、ガイドの皆さんも10人ぐらい参加していたそうです。

立山黒部ジオパークの目指す姿として、総会資料の中にこんな絵があり、「みんな同じ方向を目指しているんだな」と嬉しくなりました。


総会の議事のあと、1時間15分、お話ししました。
私が話した内容はこんな感じです。


立山黒部ジオパークは、3000m級の山から1000mの深海までがエリア。雪山から流れてくる雪と人の関わりがメインの物語になっています。

最初に、立山とは違って活発な火山の島である伊豆大島ジオパークの特徴を紹介。

企業や行政の方が多いと聞いていたので、伊豆大島でのジオパーク活動の歩みを多めにお話ししました。

大島が条件付き再認定になった年が、立山黒部ジオパークの認定の年。
そこまでを、伊豆大島のよちよち歩きの時期としてみました。資料を作りながら、いろいろ思い出しました。

大島でのガイド活動を紹介し、ついでにこの1年の私のガイド活動もまとめてみたら、多くの皆さんと歩いていたことが分かりました。

皆さま、ご利用いただき、ありがとうございます。

ガイドとして、私が最近学んでいるTOREについても紹介しました。米国の研究者が提唱したインタープリテーションの手法です。

ちょうど、金沢大の山田先生の翻訳による日本語版が出たところなので、紹介しました。

そのあと、この1年半、ジオパークのガイド仲間と取り組んでいるオンラインジオツアーについて、作っているガイド本人がいちばん学べる場として、お話ししました。


総会の場でしたので、誰に向かって話せばいいのか悩んでスライドが99枚に。TOREと言っていながら、早口になってしまいました。質問もけっこう出ていたので、立山黒部の皆さんに少しでも役に立つお話になっていたら良かったのですが。

最後に、来られていたガイドの皆さんと、意見交換する時間をいただきました。

いろいろお話が出来て、嬉しかったです。

(かな)

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アマツバメ

2023年06月03日 | 
貯水池で水を飲む姿を見たので久し振りにアマツバメを狙ってみました。
一昨日の撮影です。

朝陽の中を5~6羽で飛び交っていました。









翼が長くてシュッとしててほんとカッコイイ!

でもなかなか水を飲みに水面に降りてきてくれません・・・

来た!

・・・間に合いませんでした。

これは・・・

またもや。

何度もチャンレンジしましたが時間切れでこれが精一杯でした。





ぐぬぬ・・・
クチを開けて水を飲んでいる瞬間が撮りたかったんですがこれでは水浴びをしているとも思えます。
次回があればぜひ!


これもイマイチ。

がんま
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いっぱい笑ったロケ

2023年06月02日 | ツアー
昨日、7月放送予定のテレビ番組のロケが行われ、その一部にジオガイドとして同行しました。

数日前の天気予報は雨でしたが、昨日は青空まで見える過ごしやすい天気!

ガイドツアーに参加されたのは、双子のお笑いコンビ「ザ・たっち」のお二人、野球の神スイングで知られるタレントの稲村亜美さんに、東海汽船マスコットガールの穂住佳歩さん。
皆さん、山の景色を見て、「すご〜い!」、「きれい〜」、「こんな景色見たことない〜」と喜んでくれたので、楽しい気分でスタートしました。

ニオイウツギの花が、あちらこちらで開花し

ウツギも華やかに純白の花を咲かせ、

ハチジョウイヌツゲにも、小さな可愛い花が咲いていました。


この、何も植物の生えていない、ゴツゴツの溶岩を見た時の感想が斬新でした!

「うわ〜、坦々麺みたい」、「本当だ!坦々麺だ!」と皆さんの意見が一致。

え? たんたんめん??
今まで聞いたことのない感想に、驚きました(笑)。
で、改めて溶岩を見たら…、私にも坦々麺に見えてきました(笑)

ザ・たっちさんからは、「とろろかけご飯を“パホイホイ溶岩丼”と名付け、坦々麺を“アア溶岩麺”として売っては?」という、素晴らしいアイデアも!
島でラーメン屋さんに教えてあげなければ!(笑)

最後の坂を登る時にも、舗装道路に刻まれたスベリ止めの溝を見て、ザ・たっちさんから「パホイホイ溶岩だ!」という感想が!🤣

確かに縄模様をつくるパホイホイ溶岩にも見えますね!

(これまた初めて聞く感想でした😊)

いっぱい笑った、楽しいロケでした。

きっと番組でも、楽しいひと時が過ごせると思います〜😊

放送は7月5日(水)19:00~19:53
BS11「東京のジオパーク!〜夏の伊豆大島を満喫〜」

ぜひご覧ください!

(かな)

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森を歩くと

2023年06月01日 | 植物
先週の木曜日、久しぶりに温泉ホテルコース付近の樹海を歩いてきました〜。

温泉ホテルの駐車場脇に、早速に目立つ白いつぼみ!


この時期の見頃のウツギです。
花盛りの木も〜!


同じウツギと名がつきますが、こちらはコゴメウツギ
バラ科です!


ちなみにウツギはアジサイ科で
溶岩地帯に根をおろすニオイウツギはスイカズラ科です。

ウツギは「空木」と書き、中空の木という共通点はあるようですが、
科は違うので、親戚ではないんですね〜!


ヤマボウシの花(花びらのように白く見えるのは総苞片と呼ばれる花の付け根の葉だそうです)が
ニョキニョキと上へと伸びる姿が、なんだかかわいい♡
これからもっと大きくなりますね。



ここから森(樹海)へ入ります。


2019年の台風で倒れたイヌツゲの根っこ

根から枝へと成長中です。


オヤ、下の写真、何か変ではないですか?


どちらが上?

実は...

思いっきり横に伸びていた木があったので
写真を90度回転してみました😆
こちらが本来の方向です↓



溶岩の森の中で、わたしが一番好きな場所に着きました!


しましまがかっこよく、ここに何が起きたのか、物語を紡いでくれています✨


出会いました、トウゲシバ♡
原始のシダということで、名前だけ知っていても、
実際に出会わないと感動は生まれません!


これまた、オヤ?
イズホソバテンナンショウに花?


近づいて見ると
花が乗っているよう、
おそらくオオバエゴノギの花です


上を見上げてもどの木かわかりませんでした😅



森を抜けるとなんだか木になる低木が


よく見ると発見です!


キイチゴ🍓✨
枝にトゲがあったのでおそらく、モミジイチゴかな...

コバンソウも見つけました✨

なんて、覚えやすい名前!

そして、温泉ホテルの駐車場に戻り、ふと見上げると
ツバキの木に何かを発見


アオモリガエルの卵かなと思ったのですが、違う...

いくつもあります




帰って調べて見ると、モチ病というカビの一種によるものだそうです。
餅を焼いたように肉厚になり球状に膨れていくことから名付けられたそう。
これまた覚えやすい!

日照が少ない天候、日当たりが悪く多湿になりやすい場所で発生しやすく、
多発すると株全体の生育が不良になり、翌年の花つきも悪くなることから、
広まるのを防ぐには、発病した部分を切り取る必要があるようです。
(参照:趣味の園芸 見てわかる病気と害虫の話「もち病」)



森を歩くと、生きてるなーって感じがします。
ひとりで歩くと、さらにイマジネーションの世界が広がり、
たくさんのアイデアが湧き出るような気がします😌

これから梅雨に入り、雨が多くなる季節。
そんな季節でも歩ける溶岩の森、オススメです✨

(ユリカ)
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