閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

キツネノカミソリ

2009-08-23 | 草花
設楽町からの帰り道には、豊田市稲武町にオオキツネノカミソリの群生地があるのだが、数百メートルも山登りをしなければならないので今回もパスし、代わりに足助町の飯森山に寄って、同じ仲間でやや小型のキツネノカミソリ(狐の剃刀)を見てきた。飯盛山では、秋には香嵐渓の紅葉が、春にはカタクリが一面に咲くことで有名だ。キツネノカミソリは、ちょっと変わった名前だが、ヒガンバナの仲間で林の中の日陰に生えており、花の色が狐色(?)で、葉の形が鋭利なカミソリの刃のような印象から、この名前が付いたらしい。花はヒガンバナよりもナツズイセン(リコリス)によく似ていて、花が咲く頃には葉が枯れて有毒成分を含んでいるというのは、ヒガンバナの特徴とそっくりだ。















コメント (1)