閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

アレチヌスビトハギ

2009-09-20 | 草花
ヌスビトハギの後は、同じ仲間のアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)も載せておいた方がいいだろう。ヌスビトハギは、どちらかと言えば主に山地の林や薮の中で見られる目立たない野草だが、アレチヌスビトハギは、名前のとおり平地の空き地や道端などの“荒れ地”に蔓延る雑草だ。花の形はヌスビトハギと似ているが、大きさはヌスビトハギよりも大きい。去年も9月12日に載せたが、顔のように見える花が特徴的で、真ん中の2つの眼のような黄緑色の小さな斑点と蕊が収まっている突き出した下唇が面白い。北アメリカ原産の帰化植物だそうで、実が衣服に付くと強力な“ひっつき虫”になる嫌われ者だが、名前に似合わずピンク色の花は綺麗だ。











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