図鑑を見たらマガリケムシヒキアブのようだ。漢字で書けば「曲毛虫曳虻」。虫などを餌にする肉食のムシヒキアブの仲間だ。写真では近寄って撮っているので大きく見えるが、体長は1.5cmくらいしかなく、ムシヒキアブの中では小さい方だろう。体型はけっこうスマートで全身が長い毛で覆われており、大きな緑色の複眼が綺麗だ。触角も真っ直ぐ伸びて、白い“顎髭”もなかなか格好が良く貫禄があるように見える。名前のとおり、ムシヒキアブは花粉などを餌にしているハナアブなどと違って獰猛で、自分よりも大きな虫でも襲って捕食するそうだ。
最後の画像は虻が“バンザイ”をしているように見えるが、両方の前脚(手?)で入念に口や目の周りを掃除をしているところだ。蝿や虻の仲間はどれも綺麗好きなようで、こういう面白い動作をしている姿を時々見掛ける。



最後の画像は虻が“バンザイ”をしているように見えるが、両方の前脚(手?)で入念に口や目の周りを掃除をしているところだ。蝿や虻の仲間はどれも綺麗好きなようで、こういう面白い動作をしている姿を時々見掛ける。



