閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

タカサブロウ

2009-10-18 | 草花
たぶんタカサブロウ(高三郎)ではないかと思うが、もしかしたら南米原産の帰化植物で、同じ仲間のアメリカタカサブロウかもしれない。和洋いずれにしろ、水田の周囲や畦道などのやや湿った場所に生える雑草だ。タカサブロウという名前は、人の名前のようでもあるが、その由来は、ネットで調べてみても判らなかった。菊に似た1cmくらいの地味な花は、わざわざ写真に撮って載せるほど綺麗ではない。





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リンドウ

2009-10-17 | 草花
山道などで見掛けるリンドウ(竜胆)だが、最近は道端の草刈りなどが原因でありふれたリンドウでも数が減っているらしい。リンドウには春咲き種と秋咲き種があり、種類も多いので名前の特定が難しいが、これは秋に普通に見られるリンドウだと思う。今週の初めに面の木のトモエシオガマを載せたが、そのトモエシオガマの近くで咲いていた。

用事があって出掛けており、昨日は久し振りにブログの休日となった。在庫のネタ画像が少なくなっているので、ちょうどいい一休みであるが、これから紅葉時期まで花ネタがあまりなくて困っているところでもある!。








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ゲンノショウコ

2009-10-15 | 草花
先月16日に白花のゲンノショウコを載せたが、赤花のゲンノショウコが咲いていたので、面白い姿をしているゲンノショウコの熟した実と一緒に載せておこう。ゲンノショウコにはミコシグサ(神輿草)という別名があるが、これは実が弾けたあとの種子が御輿に似ていることに由来するそうだ。








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コウヤボウキ

2009-10-14 | 樹木・花木
尾張旭市の「森林公園」に散歩に行ったら、木陰でコウヤボウキ(高野箒)が咲いていた。花は2cmくらいしかなく、あまり目立つ色をしている訳でもないのだが、小さな虫には人気があるようだ。好き勝手な方向に伸び、先端がカールした細いリボンのような花弁が面白い。














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オヤマボクチ

2009-10-13 | 草花
面の木の木地師屋敷跡で見掛けたオヤマボクチ(雄山火口)だが、これも変わった名前の山野草の一つだ。山菜のヤマゴボウの一種だそうだが、花はアザミの花殻のようであまり綺麗には見えない。むしろ蕾の方が面白い形をしているように思う。








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ヤマトリカブト

2009-10-12 | 草花
毒草として有名なトリカブト(鳥兜)だが、トリカブトにもいろんな種類があるようで、たぶん最もポピュラーなヤマトリカブト(山鳥兜)ではないかと思う。濃い青紫色の花や黒っぽい蕊を見ていると、やはり何となく毒草に見えてくる。








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トモエシオガマ

2009-10-11 | 草花
面の木湿地の傍で咲いていたが、ネット上にはトモエシオガマと出ていたから、たぶんトモエシオガマ(巴塩竈)でいいのだろう。ミカワシオガマとよく似ていて、違いがよく判らないので確信は持てないが、花や葉に多少の違いがあるようにも見える。ミカワシオガマはシオガマギクの湿地型の変種だそうだが、トモエシオガマは高山型の変種だという。花が茎の周囲に巴の形に付くのが特徴のようだ。










このブログはちょうど2年前の10月11日から思いつきで始まって、そのうち“三日坊主”で終わるかと我ながら思っていたら、季節の花や風景、野鳥や小さな虫などと接しているうちに面白味が出てきて、拙い写真ばかり羅列しながらも、今日で2年が経過した。その間、写真は相変わらず下手なままだが、数えてみたら、掲載した自己満足画像は2669枚になっていた。いつも年末になると、「来年こそは少しでも進歩した内容に・・・」とは思ってはいるのだが、現実はなかなか思いどおりにはいかない。もう暫くこのまま惰性で続けることになりそうである。

“暇つぶし”のブログとはいえ、何とか2年間も継続できたのは、毎日数十名の方々に訪問いただいていることが励みになっていることによるものであり、その方々には、ここであらためて感謝申し上げたい。これからも時々覗いて、暇つぶしのお付き合いをしていただければ幸いである。
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ミカワシオガマ

2009-10-10 | 草花
岐阜県東濃地方や愛知県の三河地方などの湿地でしか見られないという珍しい植物で、絶滅危惧種ⅠBに分類されているミカワシオガマ(三河塩竈)だ。自生種は僅か数百株しか残っていないらしい。先月、中津川のソバ畑を見に行った折に、ついでに根の上高原に立ち寄ったのはこの花を見るのが目的でもあったが、ちょうどタイミング良く木道の傍で花が咲き出していた。普通に見られるシオガマギク(塩竈菊)やトモエシオガマ(巴塩竈)などとの違いがよく判らないが、根の上高原のものはミカワシオガマとして保護されているようなので、名前は間違いないと思う。








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カゲロウ

2009-10-09 | 昆虫
根の上高原の湖の畔でガンクビソウを撮っていたら、直ぐ隣に生えていたキンミズヒキの花に、カゲロウ(蜉蝣)が留まっているのに気が付いた。何んと言う名前のカゲロウなのかよく判らないので、画像をネットで調べてみたら、羽化した直後(?)のトウヨウモンカゲロウらしい。トンボと同じように、躰の割に大きな丸い目と“バンザイ”をしているような前肢が面白い。カマキリのように、前肢でじっと獲物を狙っているのかと思ったが、ネット上に出ている画像の殆どが、同じような姿勢をしているものが多いので、こういう姿がこのカゲロウの特徴なのかもしれない。





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ガンクビソウ

2009-10-09 | 草花
去年の9月7日にも載せたガンクビソウ(雁首草)だ。変な名前だが、蕾のような花が刻みタバコで使うキセル(煙管)の頭の部分の“雁首”に似ているということが名前の由来だという。地味な花よりもむしろ鳥の翼のようにも見える一番上の2枚の葉の方が面白そうだ。







我が家では、直撃を心配した強い台風18号が被害もなく無事に通過し、午後にはもう台風一過の快晴になったが、このブログを覗いていただいている方々で、もし被害に遭われた方がおられれば、心よりお見舞い申し上げる次第である。

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ヒメシロネ

2009-10-08 | 草花
ヒメシロネ(姫白根)だと思う。野山のやや湿り気の多いところに生えるシソ科の野草だが、小さく地味な花よりも、むしろ葉が茎から横に直角に出ていて、互い違いに対生しているのが面白そうだったので撮ってきた。草丈は30~50cmもあるのに、花は5mmくらいしかない。











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ツルニンジン

2009-10-07 | 草花
これも根の上高原で咲いていたツルニンジン(蔓人参)だ。名前のとおり、蔓性だから他の植物に絡みついて上に伸びるが、根が朝鮮人参に似ていることが名前の由来だそうだ。釣り鐘状の花はキキョウ科の親戚でもあるホタルブクロに似ている。











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イワショウブ

2009-10-06 | 草花
たぶんイワショウブ(岩菖蒲)だと思う。遠くから見れば、花穂がサラシナショウマやイヌショウマのようでもあるが、ユリ科の花で個々の花もやや大きい。先月、中津川のソバ畑を見に行った帰りに立ち寄った根の上高原の湿地で咲いていた。











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サラシナショウマ

2009-10-05 | 草花
面の木の木地師屋敷跡で咲いていたサラシナショウマ(晒菜升麻)だ。9月14日に載せたイヌショウマとよく似ているが、サラシナショウマは花茎から短い柄が出ていて、その先端に花が付いている。大きな白い花穂は薄暗いところでもよく目立つ。







アサギマダラは、晩秋になると南の暖かい地方に移動していく“渡り”をする蝶だが、面の木峠あたりでは、そろそろアサギマダラが現れる季節になってきたようだ。たぶんオオマルハナバチだろうと思うが、花が少なくなる冬に備えて、蜜や花粉を集めるのに忙しそうだった。





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ウメバチソウ

2009-10-04 | 草花
去年も9月15日10月22日に載せたウメバチソウ(梅鉢草)だ。先月下旬に設楽町の面の木の湿地で咲いていた。9月8日に載せたシラヒゲソウと同じ仲間だから、蜜腺の数や花弁の形が少し違うだけで、両者は葉も花もよく似ている。











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