nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

ケアマネジャーに笑顔をもたらす会社です
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家族が関われないってこともあるかも

2009-11-09 14:54:33 | ケアマネジメント
先輩ケアマネ「今度のお客様の所、まいっちゃう」

所長「あら、あなたにしては珍しいわね、寝をあげるとは」

先輩ケアマネ「とにかく、家族のだれもが決められないんですよ、誰をキーパーソンと見たらいいのか}

所長「ん、だったら無理にキーパーソンを考えなければ」

先輩ケアマネ「そんなしたら、ちょっと困ります。あの人、ちょっと認知症があるみたいで、ときどきトンチンカンなこと言うし」

所長「そうね、心配だわね、でも、家族のだれもが加われないのを無理に決めてと迫るのもどうなの、出来ないでしょ」

先輩ケアマネ「そうなんですよ、だから困っちゃう」

所長「だったら、こう考えてみたら、契約の主体者はだれかって」

先輩ケアマネ「・・・・、あ、そうですね。でも、それでいいですか」

所長「いいわよ、責任は事業所が負うだし、最終的には本社、社長が取りますよ」

先輩ケアマネ「じゃ、本人とやり取りして決めますね」

所長「でも、家族にはかならず説明だけはしておいてよ、そうしないと何かあった時に困るから」

先輩ケアマネ「そうですね、決定はできないけで経過だけでも知っておいてもらえるといいですね」

所長「それと、今回が初めてでしょ、何回か回を重ねるうちには関係もできてくるんじゃない、あなたのことだから」

先輩ケアマネ「今度は別の機会で家族とは話をしてみます。違う話になるかも知れませんし」

所長「そうよ、まだ決めるには早いってことじゃない」

先輩ケアマネ「今月、これからまだ時間があるので何回か行ってきます」

所長「でも、珍しいわね、あなたがこんなに関係を作るに手間取るなんて」



千差万別ってことですかね。

生活を支援するってことは家族の歴史があるので、これはそう簡単じゃないですね。

50年とか80年とかの時間があるので、いかに優秀なケアマネといえども短時間に関係はつくれないし、家族の気持ちもほぐれないでしょうね。



気持ちを汲んで、専門的な見識で分析して、支援の方法を見つけるってことですか。

コメント
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