介護事業の下請けいじめ

地域包括支援センターの運営方法に行政の直営と委託とあるが、内容はさまざま、ある行政は直営だが介護予防担当はすべて社福などから介護支援専門員の出向者をあてているらしい。社福にとっては職員の確保があるが行政と密着できるか、癒着か

よくもわるくも

高松では病院からの退院時期が早まっているとうちの介護支援専門員が言っていた。本年度の診療報酬改定の影響が一部に出てきたのか、この影響は地域によってまた医療との関係性によって違うのだろう。

結果を出す事業所をどう見るか

ある用事で香川県高松にきている。ここにｐｔと看護師が中心でやっている運動機能に特化した小規模ディがあり訪問した。ここの利用者は数か月で介護状態が改善する、結果、介護報酬が下がるわけで、このあたり市は地域支援事業との兼ね合いでどう考えるか興味がある。

引下げ反対は国際的にも説明が

格付け会社ムーディーズが１２月１日に日本国債のランクをスリーAからシングルAに下げた原因は解散の元となった消費税増税延期にあり国際的金融も日本の財政に関心を持っていることを示す。財政再建のもう一方の主役が社会保障費で介護報酬引き下げに反対するときは国際的金融にも納得される必要がある。
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/351/661bd5d824763b45bc2e03d2ef2542be.html

はやくもクリスマス会

当地のボランティア活動を支援、推進する施設でクリスマス交流会に参加した。行政主導なので期待をしなかったが、有意義な出会いがあった。軽食もあり、さらにはお酒も用意されて、話が弾んだ。

介護事業から突出した居宅介護支援事業

今回の介護報酬改定で居宅介護支援事業に公的研修での実習研修受入事業所という特定事業所加算の３を提案している。これがいかに特異なことか、介護保険法でいう介護報酬は被保険者への保険給付に対して支給されるものという理解を超える内容だ。

幸田真音「舶来屋」

幸田真音の描くブランドビジネスの立志伝中実在のモデルの小説。若い男女が聞き取るという形式なので、生き方に悩んでいる若い人へのメッセージでもあり、戦後の混乱期、イザナミ景気や高度経済をえてバブルとリーマンショックという日本の経済史でもあり、大人が読んでも参考になる。

次世代PGSフォーラム主催者M氏

次世代PGSフォーラムを主催したのは業界の内情に精通しているジャーナリストのM氏、彼は国内だけでなく海外の動向にも詳しく、研究者だけでなく行政や関係部門にもネットワークをもっているので、議論の方向に間違いがなかった。居宅介護支援や介護支援専門員を巡る議論でもこういう立場の人が欲しい。

次世代PGSフォーラムが開く未来

ヒトゲノムのビジネスが利用される世界は医療だけに限らず、発病していないけど治療をうけるか決断を迫るなど人間の生き方、人生観に変更を求めるだろう。制度としてどう扱うか、医学はどう向き合うか、そして我々は

ゲノム事業の品質の担保

ゲノム事業を手掛けているのはDeNA、エバージーン、Yahooと日本ではIT企業だ。さらにゲノム解析と疾病の関係性には不確かさがあることから各社はLABの品質、研究論文の裏付けと公開などで解析に対する疑問に答えようとしている。同じように不確かな業務といわれている居宅介護支援は疑問にどう答えるか。