いまの介護の課題を昨日20日の老健局長の見解では、人手不足、介護需要を見据えた地域ごとの提供体制のあり方、認知症、財政の持続性の4つを挙げ、その根底には「縁の下で支える『地域包括ケア』更には『地域づくり』を明かした。この地域づくりが課題の解決に生かされるという見解だった。

午前中は厚労省老健局長の講演、午後は自治体の取組の発表と北海道の社会福祉法人の事例で、どれも気持ちが改まる内容だった。
老健局長には利用者負担2割について質問をしたところ、負担と抑制とどちらを選択するかいつも苦慮しているということで、この決着はついていないと感じた、別の質問者はケアプラン有料化を聞いたが、それに対しては我慢する人も出てくると思うが我慢するようなことになっても議論を尽くしていくという回答だった。このニュアンスから有料化は決定かと思う。

ホワイトボードにスケジュールを書いている事業所が多いと思うが、それをアプリにしたのがZAISEKI。https://zaiseki.jp/
30名まで無料だ。
TECH EXPO2019に出展していた。

アテックスという会社のベッドREPLACEBED「リプレスベッド」はハイロー機能はないがギャッジ機能がある電動ベッドで特徴は真ん中で折りたためることだ。一般にある介護ベッドとしてなじみがないかもしれないが、たとえば急なときに片づけられるので、ターミナルケアの時期には有効と思う。

音声認識と多言語翻訳のアプリでHCRに何回か出展していたらしいが、今回初めて気がつたUDトーク。会場の反応をhpでもレポートしているように、最近の反応はいままでとは違い外国人への対応で活用されるのか関心が高いようだ。
簡単操作の翻訳アプリ「スマイリンガルSmlngual」もある。

ヘッドレスト機能のベッドをHCRで展示したのがシーホネンスだ。いわく、この機能により嚥下に適した頸部前屈姿勢がとれるのでだれでも簡単にしかも均一に行えると。
個々人への対応、状態の変化への対応の意識を持っていないと介護の提供が固定化されるかもしれない。