先日取ってきたシイタケさんを天日干しにしました。
生を食べましたが、一度に食べるには限度があります。
保存するには、干しシイタケにするのが一番です。
味の面から見ても栄養の面から見ても乾燥過程で、香りやうまみの成分(グアニル酸)が作られるため干しシイタケの方が美味しいのです。
これは、山での師匠の教え。
「干しておけば、お天とさんが美味しくしてくれる。干して保存したら年中食べる事が出来る。災害があっても大丈夫。」と。
インターネットで調べると、
ビタミンDの含有量は、生の時の10倍。
ビタミンDと言えば、歯や骨を丈夫にするだけでなく、脳神経の発育にも欠かせない物質です。
フィトステリンというコレステロールの沈着を防ぐ成分が含まれていたり、ビタミンB12、エリタデニンといった、血圧を下げる働きをする成分が含まれています。
かさの部分に多いエリタデニンは、肝臓のコレステロール代謝を促進させるので、血液中のコレステロールが増えすぎるのを抑制します。
昔から風邪の妙薬としても知られていました。
咳や痰が出て、熱があるときには、しいたけと氷砂糖を煎じたものを飲むと、熱が下がり、咳も楽になります。
不眠や神経過敏などで悩んでいるいる人は、寝る前にしいたけ酒を作って飲むことをお勧めします。
サッとあぶった生しいたけを1枚を、お燗したお酒に浮かべて飲みます。
お酒の飲めない人は、刻んだ干ししいたけに熱湯を注いで、お茶がわりに飲むと良いでしょう。
とありました。
良いものづくしの干しシイタケさん。
我が家では、柄の部分も干してミキサーにかけて粉末にし、みそ汁やシイタケ茶にと。
昔の人は、経験的にいろいろなことを知っていたんですね。
誰にでも簡単に出来き良いですね。
やっぱり多くの人に伝えていかなくては。