浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

原発を推進していた人びと

2011-04-18 21:24:23 | 日記
 テレビには、原発を推進する広告がしばしば行われていた。私が記憶しているのは、渡瀬恒彦の「私は必要だと思います」というせりふである。ところが全国で、電力会社などが原発推進の広告をたくさん出していたのだ。電力会社や電気事業連合会などは高額な広告費をバックにして、大手マスメディアをカネで買収していたようだ。だから、今回の事故でも、歯切れが悪い。

 そのことについて、高野孟が書いている。

 http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/04/1_6.html

 なお、『週刊金曜日』の今週号は、「電力会社に群がる原発文化人」という特集である。そこには一覧表がある。

 テレビに出ている多くの人びとが、電気事業連合会などから、おそらく多額の出演料をもらって、「原発は必要だ」などと言っていたのだろう。

 ちなみに、あのたけしは、こう語っていたそうだ。

 原子力発電を批判するような人たちは、すぐに『もし地震が起きて原子炉が壊れたらどうなるんだ』とか言うじゃないですか。ということは、逆に原子力発電所としては、地震が起きても大丈夫なように、他の施設以上に気を遣っているはず。だから、地震が起きたら、本当はここに逃げるのが一番安全だったりする。でも、新しい技術に対しては『危険だ』と叫ぶ、オオカミ少年のほうがマスコミ的にはウケがいい。

 今たけしがどんなことを言っているのか知らないが、こういうことを言っていたことを忘れてはならないだろう。

 なお、『週刊金曜日』にあげられている人びと、多いのですね。

 そういえば、このまえの愛川欽也のパックインジャーナルに出ていた石川好、原発問題の時にはほとんど話さなかった。なるほど彼は、「原子力開発利用長期計画の策定状況について」の「長期策定会議委員」だそうだ。
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これが日本の、原子力推進の国家機関の本質だ!

2011-04-18 21:20:45 | 日記

 ドイツやイギリスなどが、放射性物質の拡散予想図を公開しているのに、日本の気象庁も、文科相もほとんどださない。こんな政府があるか。いったい国民の方に向いているのか、それとも原発推進の人びとの顔を伺いながら存在しているのか?!
 これは共同通信社配信の記事だ。

拡散の試算図2千枚、公表は2枚 放射性物質で安全委

 放射性物質の拡散を予測する国の「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」で、福島第1原発事故後に2千枚以上の拡散試算図が作成されていたことが18日、分かった。SPEEDIは原発事故時の避難対策などに活用することになっているが、所管する原子力安全委員会が公表したのはわずか2枚だけ。

 開発、運用には約128億円の予算が投じられたが“本番”でほとんど使われず、国の情報発信の姿勢や防災計画の実効性が問われそうだ。

 安全委がSPEEDIの拡散試算図を公表したのは、3月23日と4月11日。福島県飯舘村など原発の北西方向を中心に、屋内退避区域の30キロ圏の外側でも、外部被ばくの積算値が1ミリシーベルトを超えたなどとの内容だった。

 これら2回の公表は、避難や屋内退避の区域が設定されたり、農産物から放射性物質が検出され出荷制限がなされたりした後だった。安全委は、予測に必要な原子炉の圧力や温度、放射性物質の放出量といった放出源情報を入手できず、事故前の想定通りに拡散予測はできなかったと強調していた。

 しかし、文部科学省がSPEEDIの運用を委託する原子力安全技術センター(東京)によると、風向、降雨といった気象や放射性物質の放出量など、さまざまな仮定の条件に基づいた試算を繰り返している。ほかにも事故直後から1時間ごとに、その時点で放射性物質が1ベクレル放出されたと仮定して3時間後の拡散を予測。これまでに作成した拡散試算図は、2千枚以上になるという。

 安全委は、試算図を公表しない理由について「放射性物質の放出量データが乏しい。試算図は実際の拡散状況と異なり、誤解を招きかねない」と説明するが、未公表の試算図の中には、実際の拡散と近似した傾向を示すものもあった。

 国の拡散予測としては、ほかに気象庁の予測があるが、同庁は「SPEEDIが国の正式な拡散予測」として、今月5日まで公表していなかった。
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浜岡原発の危険性

2011-04-18 12:40:21 | 日記
 技術者が語る浜岡原子力発電の危険性!!

http://www.youtube.com/watch?v=gNWVljrvl3o&feature=youtu.be
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工程表は信用できるのか!

2011-04-18 12:06:08 | 日記
 東電が工程表を公表したが、具体性が全くないことが指摘されている。工程表通りにはならないことは、今日の共同通信社配信の「原子炉建屋内で高い放射線量 「作業厳しい」と保安院」(2011年4月18日 11時59分)にはこうある。

 福島第1原発事故で経済産業省原子力安全・保安院は18日、遠隔操作で動くロボットで17日に原子炉建屋内の放射線量を調べた結果、1号機で毎時10~49ミリシーベルト、3号機で毎時28~57ミリシーベルトだったことを明らかにした。

 保安院は「(線量の高い場所での作業は)時間的に厳しい」との見方を示した。


 こういう状況では、進展は難しい。

 工程表について、具体性がないという鋭い指摘があるが、政府などはそれを追及する姿勢はないようだ。

http://fpaj.jp/news/archives/2190

 また、東電が行っている記者会見にふざけたことが行われているようだ。東電と一部マスメディアとの醜い癒着。

http://tanakaryusaku.seesaa.net/


 甲新聞社、乙テレビ、いずれも公表すべきではないか。
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浜岡原発が事故を起こしたら?

2011-04-18 00:16:04 | 日記
 浜岡原発が、福島原発並みの事故を起こしたらどうなる?浜松はかろうじて30㌔㍍圏外ではあるが、今度の事故に見られるように放射性物質は福島県内を、ホットスポットをつくりながら、覆っている。静岡県も同じだ。事故が起きたら、今のような生活はおくれない。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2354

 もしチェルノブイリ原発の事故のように、原子炉が爆発したら、もうボクたちは、ここには住めない。

 そういう危険な浜岡原発、伊勢市の市長も浜岡原発の停止を申し入れた。

 未来のために、ボクたちも行動を起こす時が来たようだ。


http://www.stop-hamaoka.com/
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脱原発の意志を示す!!

2011-04-18 00:02:21 | 日記
 東京では脱原発、反原発などを意思表示するデモ(パレード)が行われた。日本一危険な浜岡原発を有する静岡県はどうか!?

 http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/196134154.html


http://www.magazine9.jp/matsumoto/110413/

 ボクたちも、声を上げよう!浜岡原発がおシャカになったら、日本は沈没だ。

********************************************************************************

みなさん、こんちには。

東北の震災をうけて

「なのはなパレードはまおか」を企画しました。

福島原発がとても大変な事になっています。

毎日、心を痛めている方も多い事と思います。

そんな中でも僕たちが住む静岡には

浜岡原発が、今もまだ動いているという現状に気がつきました。

気になって中部電力さんに電話したり、ホームページで調べたら

原子力発電の量は2009年で14%でした。

なくても大丈夫なのに…

「こんな事になっていても、なぜまだ、今も動いているのだろう?」

と、外に声を上げました。

外への声は、しっかりと出さないと

誰にも伝わらないし

何も変わりません。

外への声の為に今回のパレードを企画しました。



そして、外への声を、内側に向けてみたら

「こんな事になっても、なぜまだ、節電しないの?」

「こんな事になっても、なぜまだ、太陽光発電を家に設置しないの?」

になりました。

外にも声を出すのも大事ですが

自分の出来る事から始めてみる事も大事です。



新しいエネルギーや生活について

市民レベルで話し合う場所をつくり

市民バンクを立ち上げ、自然エネルギーをデザインして行きます。



東北の震災をうけて

僕たちは今、色んな事を感じ

色んな活動を始めています。



外への声と

中への声と

両方を話し合う事。

口に出す事が

外に出す事が

大事だと思います。



子供でも

大人でも

みんなが参加しやすい様に

パレードというデザインにしました。



このパレードに参加した

すべての人の小さな一歩一歩が

この世界を変える事と信じています。

僕たちは無力ではありません。

微力はあります。

微力をいっぱい集めて

新たな社会を作っていけたらと

夢みています。



ありがとうございます。



**********************



安全で安心してくらせる未来へ! 「菜の花パレードはまおか」

~あなたの一歩が、社会をキラリ☆と変えていきます~



● 日時:2011年4月24日(日)13:30~

●場所:静岡市葵区にある青葉公園B2

●主催:ふきのとう  連絡先:054-209-5676

●構成:

*13:30 青葉公園であいさつ。

(30秒から1分で団体や個人に訴えていただく時間をとります)。

*14:00 パレードを開始(コースは街中。中部電力を予定)。

*15:30 青葉公園に帰ります。次回への展望などを話します。

*15:45 終了です。
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