浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

中秋の名月

2017-10-04 22:23:06 | その他
 今日は中秋の名月。しかし今、霧雨が降っている。月は見えない。

 子どもの頃、「お月見」を家でやっていた。ススキをとってきて、団子なんかを供えたように思う。そういう行事がなくなって、今の子どもはかわいそうだなと、ふと思う。

 
 そういえば、子どもの頃、夜空には満天の星がひろがっていた。すべての空に星が瞬いていた。

 子どもの頃の満天の星、もう一度見たことがある。大学を卒業して沖縄への旅に出た。鹿児島から船で与論島に寄り、その後沖縄本島に行くことになっていた。しかし、与論島にいたときに台風が襲来した。その間、ホテルで同宿した人々とトランプゲームに興じた。

 台風が去った夜、皆で海岸に行った。空には満天の星が広がり、次々と流れ星が短い線を引いていった。福岡から来た女性が、「願い事を言えばよかった」と言っていたことを覚えている。

 あれから長い時間が経った。私はもういちど、満天の星を見たいと思っている。

 「死ぬと、星になるんだよ」と、子どもの頃言われたことがあった。「ボクが亡くなっても、みんな見上げてくれる。星になったボクを見てくれる」と、子ども心に思った。

 でも、今、夜空に見える星は少なくなった。もう星にはなれないようだ。

 
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「奴等を通すな」

2017-10-04 21:27:48 | その他
 東京で行われるデモをみると、ノーパサランという訴えが行われている。ノーパサランとは、no pasaran、スペインで1930年代、ナチスドイツに支援された軍人のフランコと人民戦線政府との間で内戦があった。そのときに、人民戦線側がつかったことば、ファシストを通すな、ということになる。

 私は、ファシズムと闘うためには、ファシズムに反対する人、すべての人が対立するのではなく、反ファシズムという一致点で統一して行動することが必要だと思っている。

 今回の選挙こそ、その現場とならなければならない。

 この場合、奴等とは自民党・公明党であり、同時に希望の党と維新である。彼らは同じ穴のむじな。リベラル勢力は、奴等と闘うのだ。

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前原に抵抗しない民進党って何だ!

2017-10-04 19:20:22 | その他
 もと民進党議員が、前原の策動になぜ反旗を翻さなかったのか、と思う。

前原代表の裏切り確定「希望者全員希望の党で公認を目指す」→「分裂も全て想定内」で立憲民主党候補に刺客擁立
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渡り鳥

2017-10-04 07:02:20 | その他
 今日の新聞には、民進党から「希望の党」ならぬ「金望の党」に110人が合流したという。もと民進党議員に、政策実現ではなく、議員になりたいがために議員になった者がかくもたくさんいたことに驚いた。

 「金望の党」の代表者が「渡り鳥」の女王なら、そこに合流したもと民進党の議員たちも「渡り鳥」である。

 さて、昨日から報じられているが、もと民進党議員たちは「金望の党」に合流するにあたって、「政策協定書」なるものに署名したそうだ。そこは「金望の党」らしく、「入りたいのならカネよこせ」という条項もあるが、戦争法や改憲に賛成せよというものもある。

 110人のもと民進党議員を「改憲派」に強引に変更させたというわけだ。アメリカは、小池や前原、細野等を褒めそやすことだろう。安倍人気がなくなってきたから、アメリカは安倍から小池に鞍替えしようとしているのだろう。

 となると、自公と「金望の党」・維新は、対立はしていない。相互に補完する勢力であり、アメリカの手の上で叫んでいるに過ぎない。双方とも同じ穴の狢である。

 自民党・公明党+「金望の党」+維新  対 リベラル勢力 ということになる。前者の道は、戦争への道、ファッショ的な政治体制への道である。

 対立軸を間違えてはならない。「渡り鳥」には、日本の政治を任すわけにはいかない。「渡り鳥」たちは、アメリカ大陸に向かって飛び立っていったほうがよい。

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