『けーし風』という雑誌がある。季刊誌である。私はかなり前から購読しているが、2017年10月刊の第96号が、今日届いた。
そのなかに、「辺野古の工事の現状と私たちの課題」(「8・15平和市民連絡会学習会の記録」)という文があった。北上田毅さんが書いたものだ。この人は本土の自治体で土木技術の職員として長年働き、現在は沖縄に移住し、その専門を活かしながら基地新設反対運動に主体的に関わっている。
さて、北上田さんは、辺野古工事の様々な文書・図面を情報開示させ、その資料と実際に行われている工事の現況を比較しながら、こう記している。
現在、大きな壁にぶつかって焦っているのは防衛局です。今後の展望がないまま、県民のあきらめを誘うために、その場その場の工事をやっているにすぎません。
私たちは、長期的には防衛局はこれだけ多くの問題を抱えて、にっちもさっちもいかない、八方ふさがりの状態に入っているのだということを確信すべきです。あきらめることはありません。今後も、知事による埋立承認の「撤回」が根本にはあるわけですけど、それを別にしても、知事が持っている多くの権限を毅然と行使する限り、防衛局は工事を進めることができません。
実際に工事を始めて見て、工事の内容を変更しなければならなくなっている、そのためには変更申請を知事に提出しなければならないが翁長知事が変更を認めることはありえない・・・・つまり防衛局はどうしようもなくなっていて、工事を本格的に進めているふりをしているにすぎない、というのである。
なるほど。
しかしだからといって、反対の声を弱めてはならない。安倍政権は、無法なことを平気で行う政権であるからだ。
そのなかに、「辺野古の工事の現状と私たちの課題」(「8・15平和市民連絡会学習会の記録」)という文があった。北上田毅さんが書いたものだ。この人は本土の自治体で土木技術の職員として長年働き、現在は沖縄に移住し、その専門を活かしながら基地新設反対運動に主体的に関わっている。
さて、北上田さんは、辺野古工事の様々な文書・図面を情報開示させ、その資料と実際に行われている工事の現況を比較しながら、こう記している。
現在、大きな壁にぶつかって焦っているのは防衛局です。今後の展望がないまま、県民のあきらめを誘うために、その場その場の工事をやっているにすぎません。
私たちは、長期的には防衛局はこれだけ多くの問題を抱えて、にっちもさっちもいかない、八方ふさがりの状態に入っているのだということを確信すべきです。あきらめることはありません。今後も、知事による埋立承認の「撤回」が根本にはあるわけですけど、それを別にしても、知事が持っている多くの権限を毅然と行使する限り、防衛局は工事を進めることができません。
実際に工事を始めて見て、工事の内容を変更しなければならなくなっている、そのためには変更申請を知事に提出しなければならないが翁長知事が変更を認めることはありえない・・・・つまり防衛局はどうしようもなくなっていて、工事を本格的に進めているふりをしているにすぎない、というのである。
なるほど。
しかしだからといって、反対の声を弱めてはならない。安倍政権は、無法なことを平気で行う政権であるからだ。