浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

静岡県の共産党って

2017-10-06 17:58:40 | その他
 私が会った静岡県の共産党関係の方々は、とても頑迷で、共産党だけが正しいと考えている方が多いと思っている。おそらく静岡県には共産党員はあまりいないのだろう、少数が固まって仲良く生きている。

 今日の『中日新聞』、静岡県下の総選挙関係の記事を読んでいたら、全8区ある小選挙区、3区を除き、共産党はすべてで候補者を立てる。もちろん誰一人当選はしない。3区は候補者があったのだそうだが辞退したそうだ。

 さて、静岡一区には、立憲民主党から立候補する青山雅幸という人がいる。私は全くその人を知らないのだが、弁護士だとのこと。立憲民主党から出馬するなら、共産党は立候補をやめればいいと思ったが、共産党は立候補させるそうだ。

 なぜか。共産党の県委員長は、「有権者との信頼関係もある。(希望の党以外との)野党共闘の可能性を生かせる時期は失した」という。

 わかるわかる、共産党は、何かの行動をするとき、最初に何らかのコンタクトをとらないと決して行動を共にしない。途中からは絶対に拒否である。だから、青山氏が立候補しようとしたときに、共産党に面通しをしていれば共産党は立候補を引っ込めたかもしれない。

 とにかく頑固である。

 共産党も参加するいくつかの運動にかかわったことがあるが、いつも主導権を握ろうとする。思想信条の異なった人々との運動がどういうものかが理解できないのである。

 共産党の中央は変わったかもしれないが、地方はまだまだではないか。
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『世界』11月号

2017-10-06 08:44:56 | その他
 朝、新聞を取りに行ったら、『世界』11月号が届いていた。昨日は『週刊金曜日』、それに注文していた本が2冊届いた。原稿締め切りに追われて読むことすらできない。

 ぱらぱらとみてみたら、特集は「誰のための働き方改革?」である。

 そういえば浜松市に本社を置く大企業、最近休日出勤や残業が増えているという。労働者は、給料が低いため、率先して残業に従事するのだそうだ。

 低賃金の構造が、日本を覆っている。

 研究者になろうという希望をもった若者、大学院を卒業しても、非常勤の講師職しかない。これではとても生活しながら研究活動はできないということで、たいへん困惑している。

 どこもかしこも低賃金。もうそれが10数年。何もよくならない。政治に絶望する気持ちも分かる。だって何も変わっていないのだから。首相と密接な関係を持った者だけが優遇される社会。

 それはおかしい、と言う声があまり大きくはない。おかしな国だ。

 若者に希望とカネを!「金望の党」は、党代表の野望を実現させるためだけに存在しているようだが、若者のために一肌脱ごうなどという気持ちはないものか。


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自民党とは手を組む?

2017-10-06 08:42:07 | その他
 「金望の党」と粛清クーデターの張本人・前原の対談で・・・

 『毎日新聞』記事。

<希望の党>自民と連立排除せず 小池氏、安倍政権とは対決
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「金望の党」の本質

2017-10-06 08:36:39 | その他
 『朝日新聞』記事。

希望の中山成彬氏「思想チェックしてる」 候補選びで

 それにIWJからのメールの一部を転載


昨日は、小池知事が事実上率いる都議会第1党「都民ファーストの会」の音喜多駿氏、上田令子氏が同会に離党届を提出。二人は知事選でも、いち早く小池氏を支援した最古参メンバーだっただけに、離党の事実は衝撃をもって報じられました。

 離党した二人は昨日、記者会見を開き、音喜多氏は、「数度にわたる代表交代に象徴されるように、55人もの都議会議員がいながら代表人事は密室でたった数名の役員によって行われ、我々には一切の理由、過程が明かされることはなかった」と主張。また、自由な発言を制限されたことや小池知事の国政への関与についても疑念を口にしました。

 上田氏は、毎月都議が党本部に納める党費や政務活動費の詳細が公開されないなど、運営方法に疑問を持ったと説明しました。「情報公開」は都ファが「一丁目一番地」政策として掲げる最優先政策ですが、肝心の都ファ内部がまるで「ブラックボックス」だったとは、笑い話にもなりません。これでは、都ファによる「情報公開」が都政で推進されるなど、到底期待できそうもありません。
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「統一の力」

2017-10-06 08:16:10 | その他
 1930年代、ファシズムが勃興してきたとき、それに対抗できたのは、フランスやスペインの人民戦線であった。反ファシズムの一致点で、思想信条を越えて集まる。それが大きな力となる。

 私は学生時代から、それこそが日本を真の民主主義国家につくりあげていく道であると思っていた。いなかに帰ってそれを実現しようと市民運動に入り込み、社会党や共産党などの間に立って「統一」の力をつくりだしてきた。

 ところが今から10年ほど前、譲歩しない共産党に対して、「他の団体が譲歩しているんだから、共産党も譲歩すべきだ」などと強く迫った。その後、共産党からの排除的な動きがあって、私は市民運動から離れた。そのとき、共産党地区委員会の大衆闘争担当は高校の時の同級生であったが、彼は共産党の組織活動だけをやってきた者、いろいろな考え方をもつ運動に対する理解がなかった。

 だから私は、その後、地域で共産党がかかわっている運動には接触しない。現在も、おそらく将来もである。

 しかし、この地域以外のところでの、「統一」は支持したい。それは、人民戦線の「統一の力」こそが民主主義を前進させることを認識しているからだ。

 最近、共産党が、他党のために候補者を降ろす「共闘」路線をとっている。これはこれで評価すべきことだが、なぜもっと早くからやらなかったのかと思う。以前の共産党は岩盤のように頑なだった。

 共産党が昔に戻らないことを切に願う。

 『北海道新聞』記事の一部。


統一候補、3党が協定 立憲民主・共産・社民 道内全選挙区

10/06 05:00

 リベラル系新党「立憲民主党」と共産、社民の3党は5日、衆院選(10日公示―22日投開票)の道内全12小選挙区に出馬する統一候補を決定し、市民団体「戦争させない市民の風・北海道」とともに政策、選挙協力に関する協定を交わした。内訳は立憲民主党8人、共産党4人。共産党は道5区を除く11選挙区で候補を擁立する構えだったが、このうち立憲民主党と競合する7選挙区で取り下げた。

 調印式には、立憲民主党北海道の荒井聡代表代行、共産党道委員会の青山慶二委員長、社民党道連の浅野隆雄幹事長、市民の風の上田文雄共同代表が出席し、協定書に署名した。
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