伊藤野枝を読む。今日、『伊藤野枝と代準介』(矢野寬治、弦書房)を読み終えた。代準介の自叙伝をもとに、野枝と野枝を生涯包み込んだ叔父・代準介の二人を軸に書かれた本だ。
史料価値のある自叙伝をもとに、様々な文献を渉猟して書かれていて、たいへん参考になった。代準介という人物の大きさにまず感動した。器の大きい人の生き方は、とにかく魅力的だ。私のような小人物は、ただただ感嘆するだけである。
今まで、野枝にかかわる評伝をいくつか読んできた。これからは、野枝全集を読み始める。野枝とはいかなる人物であったのか、なぜ私が惹きつけられるのかを、これから解明していくのだ。
野枝さんは、日清戦争中の1895年生まれ。1923年に虐殺されているから、28歳でこの世を去った。あまりに若い。しかし野枝さんは、もう十代から、文才を発揮していた。文才を発揮すると言うことは、自己が確立していたというか、自分自身を客観的に見つめることができていた、そうした自覚を野枝さん自身が持っているが故に、みずからの運命を主体的に切り開こうと生きていったのである。
ある意味早熟だったから、28歳でも、もうみずからの人生を充実して生きてきた。
私は、野枝さんの生き方をうらやましく思う、自分自身がそうした生き方ができないが故に。
史料価値のある自叙伝をもとに、様々な文献を渉猟して書かれていて、たいへん参考になった。代準介という人物の大きさにまず感動した。器の大きい人の生き方は、とにかく魅力的だ。私のような小人物は、ただただ感嘆するだけである。
今まで、野枝にかかわる評伝をいくつか読んできた。これからは、野枝全集を読み始める。野枝とはいかなる人物であったのか、なぜ私が惹きつけられるのかを、これから解明していくのだ。
野枝さんは、日清戦争中の1895年生まれ。1923年に虐殺されているから、28歳でこの世を去った。あまりに若い。しかし野枝さんは、もう十代から、文才を発揮していた。文才を発揮すると言うことは、自己が確立していたというか、自分自身を客観的に見つめることができていた、そうした自覚を野枝さん自身が持っているが故に、みずからの運命を主体的に切り開こうと生きていったのである。
ある意味早熟だったから、28歳でも、もうみずからの人生を充実して生きてきた。
私は、野枝さんの生き方をうらやましく思う、自分自身がそうした生き方ができないが故に。
「希望の党」が「きのうの党」になりつつあるときに、議員になりたくて政党を渡り歩いている人が「希望の党」から出るんだって。
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/10111659/?all=1
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/10111659/?all=1
安倍首相が,北朝鮮に対する「口撃」を激しくしているが、ホントに安倍政権の人々は、戦争してもよいと考えているようだ。戦争になればどういう事態が日本列島に起きるかを想像すれば、当然戦争はぜったいにしてはならないし、させてはならない。
最近、浜松市の上空で、自衛隊機がとてもうるさい。今日も、とてもうるさく、静かに音楽を聴きながら読書していたのに、何度も邪魔された。
先日畑で農作業をしていたら、自衛隊機の編隊が西の空に飛んでいった。
航空自衛隊浜松基地は練習基地で、練習機はせいぜい2~3機で遠州灘方面に飛んでいく。訓練が海上で行われるからだ。しかし畑で見た自衛隊機は、10機以上、1945年に終わった戦争時にゼロ戦や隼が編隊を組んで飛行していた写真とまったく同じであった。
航空自衛隊や海上自衛隊は、ほぼ100%アメリカに育成された軍隊である。最近は陸上自衛隊も米軍との一体化が進んでいるが、空自や海自は誕生以来アメリカ軍べったりである。
アメリカから、戦争するかもしれないから、準備しておけといわれているのかもしれない。
だから属国はいやなんだ。国家主権がないから。宗主国のいいなりになるから。
最近、浜松市の上空で、自衛隊機がとてもうるさい。今日も、とてもうるさく、静かに音楽を聴きながら読書していたのに、何度も邪魔された。
先日畑で農作業をしていたら、自衛隊機の編隊が西の空に飛んでいった。
航空自衛隊浜松基地は練習基地で、練習機はせいぜい2~3機で遠州灘方面に飛んでいく。訓練が海上で行われるからだ。しかし畑で見た自衛隊機は、10機以上、1945年に終わった戦争時にゼロ戦や隼が編隊を組んで飛行していた写真とまったく同じであった。
航空自衛隊や海上自衛隊は、ほぼ100%アメリカに育成された軍隊である。最近は陸上自衛隊も米軍との一体化が進んでいるが、空自や海自は誕生以来アメリカ軍べったりである。
アメリカから、戦争するかもしれないから、準備しておけといわれているのかもしれない。
だから属国はいやなんだ。国家主権がないから。宗主国のいいなりになるから。
日本政府は財政赤字だと叫ぶ。しかし、森友・加計などみずからの政治の私物化と、今なら選挙に勝てるのではないかという希望的観測で、何の正当性もないのに、莫大なカネがかかる総選挙をさせる、そういう首相の下での総選挙。
今日の新聞朝刊は、どれも一面トップは選挙の記事だ。
安倍率いる自民党・公明党政権に鉄槌を下すことができる選挙ともなり得る可能性もあるが、私の選挙区は自民、希望、共産が立候補しただけ。自民の候補者は政治家二代目である。父君は、自民党でも気骨ある政治家だった。しかしその息子である候補者は単なる親の七光りで当選しただけで、何の識見もない。
希望の候補は、これも渡り鳥。政治家になりたいだけの人物。政党を渡り歩く。民主、維新、民進、希望。地方議会の議員であったときの彼の話を聞いたことがあるが、彼は「私共行政に携わる者は・・・・」などと言っていた。その瞬間、私は彼の政治的資質を見抜いてしまった。
小選挙区には、投票したい候補はいない。小選挙区制は一人しか当選しないから、政党も候補者を絞る。すると、投票したい人物が一人もいないという選挙区がたくさんでてくる。
小選挙区制は、いろいろな弊害があるが、投票率を下げる機能も果たす。
我が選挙区は、静かに始まり静かに終わる。
今日の新聞朝刊は、どれも一面トップは選挙の記事だ。
安倍率いる自民党・公明党政権に鉄槌を下すことができる選挙ともなり得る可能性もあるが、私の選挙区は自民、希望、共産が立候補しただけ。自民の候補者は政治家二代目である。父君は、自民党でも気骨ある政治家だった。しかしその息子である候補者は単なる親の七光りで当選しただけで、何の識見もない。
希望の候補は、これも渡り鳥。政治家になりたいだけの人物。政党を渡り歩く。民主、維新、民進、希望。地方議会の議員であったときの彼の話を聞いたことがあるが、彼は「私共行政に携わる者は・・・・」などと言っていた。その瞬間、私は彼の政治的資質を見抜いてしまった。
小選挙区には、投票したい候補はいない。小選挙区制は一人しか当選しないから、政党も候補者を絞る。すると、投票したい人物が一人もいないという選挙区がたくさんでてくる。
小選挙区制は、いろいろな弊害があるが、投票率を下げる機能も果たす。
我が選挙区は、静かに始まり静かに終わる。