浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

東京には住めない

2018-04-04 23:55:07 | その他
 昨日新幹線で東京へ。新横浜駅付近は、私が学生の頃は何もなく、湿地帯のようなところだった。しかし今やビルが建ち並ぶところとなっている。その新横浜から多摩川までの間に、車窓からおそらくマンションらしい高層ビルが4~5本立つ。

 石牟礼道子さんは、そうしたビルを卒塔婆といっていた。その高層ビルをみながら、なるほどと思った。

 東京に着き電車に乗ると、スマホを喰いいるようにみつめる人ばかり。老いも若きも、である。

 そして外国人の姿がたくさん。確かに小グループの人が多い、しかしそういう人々も、私が住む静岡県のローカル線で見かけるようになった。

 東京では一泊したのだが、ホテルの窓の外が高速道路。始終、夜中も車が走り続けていた。自宅にいると、午前零時過ぎに床に入るのだが、この日は疲れたせいか、22時過ぎには眠たくなった。

 都会の生活は疲れる。こういうところに大勢の人が集まる。

 私は、田舎が良い。土と緑があるところ、コンクリートが土を覆い、生命を生み出さない現代社会は、石牟礼がいうように、異常である。

 地の底から、何かが起きるのではないかと思わずにはいられない。



 
コメント
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